見出し画像

7月15日・16日の予想コメントと的中結果

【7月15日・16日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

──────────────
【超万馬券予想の的中結果】

■7月16日(日)
駒場特別
3連単 22万3,300円
3連複  2万2,000円
馬 連  1万3,690円
複 勝    250円(90%)
◎ロイガヴェーグル2着(4人気)

名鉄杯
単 勝 810円(10%)
複 勝 190円(40%)
◎アーテルアストレア1着(3人気)

福島12R
馬 連 2,740円
複 勝  200円(90%)
◎ナムラテディー2着(3人気)

──────────────
■7月15日(土)
函館2歳S
3連単 34万7,050円
3連複  3万9,010円
馬 連  1万9,620円
単 勝   2,980円(10%)
複 勝    710円(90%)
◎ゼルトザーム1着(10人気)

米沢特別
3連単 8万6,740円
3連複 1万1,450円
馬 連 1万1,050円
複 勝    680円(90%)
◎パロットビーク2着(8人気)

函館12R
3連単 8万3,900円
3連複 1万7,850円
馬 連   4,610円
単 勝    410円(10%)
複 勝    170円(90%)
◎シンリンゲンカイ1着(3人気)

かもめ島特別
単 勝 1,280円(10%)
複 勝  220円(40%)
カヨウネンカ1着(5人気)

━━━━━━━━━━━━━━
【日曜メインレース】

函館記念
3連単  2万1,330円(×3)
3連複   4,210円(×3)
馬 連   2,520円
ワイド    960円
ワイド    680円
ワイド    760円(×2)
複 勝    200円(70%)
◎ブローザホーン3着(2人気)
▲○◎でヒット

──────────────
福島11R
福島テレビオープン 混戦メンバーで馬場も微妙…、昇級馬の◎と〇を狙う

福島の芝1200mで争われるオープン特別。

右回り。2コーナー奥の引き込み線からの発走、ワンターンのコース。スタート地点から緩やかな上り勾配になっていて、向正面に入ると100m強の間に高低差が1.3mある坂を上る。上り切って4コーナー途中までは平坦。

残り400mから直線に入って残り約170mまでは緩めの下り坂。そこから残り約50mまでは高低差が1.2mある上り坂になっている。直線距離は297.5m(Bコース使用時)。コース全体の高低差は1.9m。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

芝は開催3週目で、先週までのAコースからBコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「今週からBコースを使用します。コース全周の内柵沿いにカバーしきれなかった傷みが残ります」と発表があった。

土曜は雨が降って稍重だった。3勝クラスの芝1200m戦はデュガがインから抜けて勝利し、勝ち時計が1分10秒2(稍)。2着は好位の外から伸びたオタルエバーで、3着は盛り返して脚を使ったビアイだった。

稍重以上に走りづらそうな馬場…。デュガは内から抜けたが、1日を見て中から外めの方が走りやすかったのは確かである。

日曜は回復して良馬場。ただ、土曜の競馬で芝は悪くなったはずで、少し時計がかかることになるだろう。

──────────────
フルゲートの16頭立て。昇級馬が3頭いて、前走で芝を走っている既存勢力の11頭は全馬が掲示板にも載れていない。キレイな良馬場ではなく、ジョッキーたちがどこを攻めるかはやってみないとわからず、きわめてやっかいなレースである。

斉藤崇史厩舎(栗東)の4歳牝馬スリーパーダに◎を打った。

父がミッキーアイルで、姉にオークス1着、桜花賞2着(ハナ差)のシンハライトがいる良血馬。デビュー時には小倉2歳Sでナムラクレアの2着に駆けている。

ガツンと行ってしまう気性で3勝クラスを脱するのに時間を要したが、阪神の前走では坂井瑠星がなだめつつでも抑え込み、直線で鋭く伸びて抜け出した。やはり脚力は非凡である。

中間は短期放牧に出され、栗東に戻ってからは坂路で調整。ビシビシとはやっていないが、今週はラスト1ハロンを11秒9で上がってきた。陣営は「好調を保っている」と話している。

ヤネは菅原明良。テン乗りで難しい同馬を操るのは簡単ではないが、腕力があってレベル的にはしっかりしているジョッキーである。我慢できずに外に動かす傾向が強く、ただ、今の福島の馬場を考えると、それで悪くないかもしれない。

420キロ級で小柄だが、荒れた馬場には対応できていい。前半から中盤で息が入れば、直線でグッと伸びてくるだろう。狙うのにギャンブル的な要素がある割には人気になっているが、中心に期待することにした。

宗像義忠厩舎(美浦)の4歳牝馬シナモンスティックも侮れない存在。

姉に函館2歳S勝ちのリンゴアメがいて、阪神での3勝クラス勝ちは2番手から力強く抜け出して中身の濃い競馬だった。

遠征後の中2週になり、速めの時計はウッドコースでの68秒0-52秒2-12秒1の1本。上積みがあるか微妙ではあるが、岡田一族の生産馬、所有馬だから維持して力は出してくるか。

福島では勝ち鞍があり、14番枠から内を見つつジワッと流れに乗る理想的な競馬ができそう。荒れた馬場もこなせていいし、渋太さ発揮のシーンがあっても。配当面で妙味がある。

▲は3連勝でオープン入りした西の4歳馬エナジーグラン。内の3番枠がどう出るかだが、久々でも仕上がりは良さそうなので。

△は立て直して良化ムードのクリノマジンで、※は馬場が鍵でも能力は高いリレーションシップ、×の1番手は乱戦になると差しがハマる可能性が出るグラスミヤラビ。以下、警戒が必要な勢力が多くいる。

メンバーや馬場を考えると、正直、買いづらいレース。連勝式は高配当馬券になるのを期待して手広く買っていきたい。

──────────────
◎7番スリーパーダ
○14番シナモンスティック
▲3番エナジーグラン
△11番クリノマジン
※4番リレーションシップ
×6番グラスミヤラビ
×13番スマートリアン
×8番ストーンリッジ
×10番チェアリングソング
×2番ロードベイリーフ
×1番メディーヴァル

【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(50%)・14番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
14→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
7.14→全通り(14点)
3.7→全通り(14点)
3.14→全通り(14点)
7.11→全通り(14点)
4.7→全通り(14点)
6.7→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.14→全通り(84点)
7.14→3.11.13(18点)
7.3→全通り(84点)

━━━━━━━━━━━━━━
函館11R
函館記念(GIII) 荒れた馬場のハンデ重賞…、配当妙味ある◎と○が狙い目に

函館の芝2000mで争われるGIII競走。

右回り。4コーナー奥の引き込み線からの発走、コーナーは4つ。スタートしてから200mほどは緩めの下り坂になっている。約100mの平坦部分を走り、ゴール板を過ぎると下りに転じる。下りは1コーナーを回って2コーナー途中の残り約1150mの地点まで続き、高低差は2m強ある。

下り切ると、次は上り坂。上りは4コーナーに入って残り約450mの地点まで続き、高低差は3.5mになる。そこから150mほどは平坦で、直線に向かう前から直線に入って残り約100mまでは緩めの下り坂になっている。下り切ってからゴールまでは平坦。

直線距離は262.1m(Bコース使用時、Aコースも同じ数字)で、JRAの10場ある競馬場の中で最も短い直線になっている。コース全体の高低差は3.5m。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

芝は開催6週目で、Bコース使用2週目になっている。洋芝(ケンタッキーブルーグラス、トールフェスク、ペレニアルライグラス)の混生で施行。金曜の段階で、JRAから「3コーナーから4コーナーおよび正面直線にかけてコース内側に若干の傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。

土曜は雨が降って重馬場。函館2歳S(芝1200m)は1分11秒7という遅い勝ち時計になった。最後まで脚を残すのは難しく、外めから差して好走するケースが多かった。

日曜は午前の時点で稍重。天候は曇りで、雨が落ちる可能性があるようだ。仮に良に回復したとしても、時計がかかる状況に変わりはないだろう。

──────────────
裏開催のハンデ重賞。トップハンデは59キロ、最軽量52キロで、7キロという大きい上下差がある。6週目の最終週…。雨の影響もあり、タフな馬場の中での戦いになる。

2番枠のユニコーンライオンがハナを奪いに出るが、14番枠のテーオーシリウスも理想はハナ。ただ、ハンデが59キロ対55キロで、テーオーシリウスの方が行き脚はつきやすいだろう。

その後ろはおそらくドーブネ、キングオブドラゴンで、先団がバラけてタテに長い競馬になるかもしれない。馬場のこともあるし、秩序のない乱戦になる可能性がある。

中野栄治厩舎(美浦)の4歳馬ブローザホーンに◎を打った。

3月に中山の芝2500mで2勝クラスを勝ったが、速い馬場だったといえ2分31秒5(良)という評価できる時計。次走の3勝クラス(京都芝2200m(外))は一転して不良馬場で、そんな中を内めから抜け出して5馬身差で圧勝した。

生産牧場は岡田スタッドで、馬主が岡田牧雄氏。420キロ級と小柄な男馬だが、走りのバランスが良く、道悪は得意である。ちなみに、同馬の母であるオートクレールは道悪の鬼だった。

美浦のウッドコースでしっかりと乗り込み、函館競馬場に移動してからウッドコースと芝コースで追われた。少し細く見えはするが、馬体の張りはいいし、動きも力強かった。力は出せるとみていいだろう。

ヤネは前走に続いて2度目の騎乗となる岩田康誠。重賞を走るのは初めてだが、55キロで力の要る馬場という設定なら通用して当然である。闘争心が強くて噛むところがあり、函館の芝2000mという条件もまったく問題ない。実際に未勝利戦といえ勝ち鞍がある。

馬群に入ってゴチャつくと怒ってしまう危険性があるが、岩田とコンタクトが合い、スムーズに運んで脚を残せればタイトル奪取が可能になる。

須貝尚介厩舎(栗東)の6歳牝馬ルビーカサブランカも注目される存在。

牝馬同士では愛知杯を勝っていて、牡馬混合の重賞は昨年の12月にチャレンジカップを2着している。実績で見劣りすることはない。

前走の巴賞は次を考えて攻めは少なめ。斤量も57キロで厳しい状況だったが、直線で脚を使って0秒5差の5着に駆けた。中1週でも函館の芝コースの攻めで迫力ある動きを披露し、しっかりと上向いている。

ハンデは55キロで、前走から2キロ少ない数字で走れるのは何より大きい。2000mなら競馬もしやすく、力の要る馬場への適性もある。レース勘の悪い吉田隼人がうまく誘導できるかが鍵になるが、上位に踏み込むシーンがあっていい。

▲は東の4歳馬ローシャムパーク。大型馬で緩さがあるが、3代母がエアグルーヴという良血馬で、潜在能力は高い。ヤネは同馬をつかんでいるルメール。荒れた馬場は歓迎はできないが、56キロなら重賞でヒケは取らないので。

△は昨年の3着馬スカーフェイス(57キロ)。不器用なので好走するには条件が付くが、最近は頻繁に重賞で騎乗馬を上位に持ってきている乗れる西村淳也で怖い。

※は昨年の当レースを2着して以来の実戦になるマイネルウィルトス(57キロ)で、×の1番手は巴賞を快勝して斤量そのままの58キロで走れるアラタ。以下、軽視できない勢力は多く、数を打っても印が回り切らない。

何が起こっても驚けない荒れた馬場の中のハンデ重賞。午前の段階で3連単の1番人気は万馬券になっている。連勝式は高配当馬券になるのを期待して、手広く買っていきたい。

──────────────
◎8番ブローザホーン
○7番ルビーカサブランカ
▲9番ローシャムパーク
△13番スカーフェイス
※11番マイネルウィルトス
×10番アラタ
×15番アルナシーム
×14番テーオーシリウス
×12番ローゼライト
×6番ロングラン
×3番ハヤヤッコ

【単勝】8番(10%)・7番(20%)
【複勝】8番(70%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
7.8→全通り(14点)
8.9→全通り(14点)
7.9→全通り(14点)
8.13→全通り(14点)
7.13→全通り(14点)
9.13→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.7→全通り(84点)
8.7→9.10(12点)
8.9→全通り(84点)
8.9→4.10(×2)(24点)
8.9→15(6点)
8.13→全通り(84点)

━━━━━━━━━━━━━━
【日曜後半レース】

湯の川温泉特別
3連単  7万1,160円
3連複  1万 720円
馬 連   4,140円
ワイド   1,470円
ワイド    790円(×3)
単 勝    770円(10%)
複 勝    260円(40%)
◎スズノナデシコ1着(5人気)
◎▲※でヒット

福島12R
3連単  2万8,120円
3連複   4,410円(×3)
馬 連   2,740円
ワイド   1,060円
ワイド    840円
複 勝    200円(60%)
◎ナムラテディー2着(3人気)
△◎▲でヒット

名鉄杯
3連複  2,610円(×2)
馬 連   740円(×4)
ワイド   380円(×4)
ワイド   500円(×3)
複 勝   120円(90%)
◎メイクアリープ2着(1人気)
△◎※でヒット

──────────────
福島12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1700m戦。土曜のダートは雨が降って稍重だったが、日曜の朝には良に回復している。少しタフな状態になっていると考えておいていいだろう。

15頭立てになり、昇級してきた3歳馬が1頭。前走で1勝クラスを走っている14頭の中で、前走で馬券に絡んでいる勢力は1頭しかいない。

◎ナムラテディーはバランスが良く、力強さがある走りの3歳馬。2月に中山のダ1800mで初勝利を挙げたが、相手に合わせた内容で、アタマ差以上に強い競馬だった。十分に余力が残っていた。

中間は放牧に出してリフレッシュさせ、美浦に戻ってからはウッドコースで熱心に乗り込んできた。福島のダ1700mにも対応できていいし、今回の顔ぶれなら昇級緒戦でも互角にやれる。ヤネは引き続き津村明秀。

○イルチルコは兄にグランシルク(京王杯オータムハンデキャップ)がいる良血の4歳馬。3歳時には現オープンのショウナンマグマに先着するなど、強いメンバーを相手にハイレベルの走りを見せていた。

攻めで動いて気配は良好。今回は初ダートになるが、走法からは問題なくこなす。ただ、ムラな気性で、気にしてしまう可能性がなくはない。集中して走って力を出し切れば頭で来るシーンも。

▲は初ブリンカー着で挑むピッチパーフェクトで、△は前走で▲に先んじて3着したフィンガークリック。以下、警戒が必要な勢力が多くいる。

全体にレベルが高いわけではなく、崩れておかしくない一戦。連勝式は伏兵馬が絡むなどして大きめの配当になってくれるといい。

◎6番ナムラテディー
○15番イルチルコ
▲1番ピッチパーフェクト
△2番フィンガークリック
※10番レッドレジェーラ
×9番スイッチオン
×12番インザストーン
×5番ゲットアップ
×7番フランコルシャン
×13番カイザーレオン
×11番グレートサークル

【単勝】6番(10%)・15番(30%)
【複勝】6番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
15→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
6.15→全通り(13点)
1.6→全通り(13点)
1.15→全通り(13点)
2.6→全通り(13点)
2.15→全通り(13点)
1.2→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.15→全通り(78点)
6.15→2.12(12点)
6.1→全通り(78点)
6.1→12(6点)

━━━━━━━━━━━━━━
中京11R
名鉄杯(L)

ダ1800mで争われるリステッド競走。ダートは乾いてきていて、オープン馬にとっては“若干だがタフ”といった程度の状態か。

ロードエクレールが行きたいが、たまにゲートでポカをやらかす。初ブリンカー着のダノンハーロックは早めの競馬をする可能性も。ペースは流動的で、展開次第で結果は変わることになる。

◎メイクアリープは全成績が(4.3.1.0)の4歳馬。兄のヴェンジェンス(みやこS)と同様に、持久力十分の渋太い走りが売りである。条件級で3連勝を決めると、初のオープンだった阪神の三宮Sでは一旦は先頭に立ってハナ差の2着に奮闘した。

中4週での臨戦になり、中間はCWコースで少し大きめの調整。ビシビシとは追わないタイプだが、上積みまではないかもしれない。それでも実戦に行けば走る気性だし、中京にも実績があるので軸として期待することにした。ヤネは主戦の幸英明。

○フィロロッソは乗り難しいところがあるが、オープンで通用する脚力があることは証明済みである。中間は障害練習を取り入れて体力強化を図ったとのこと。ヤネに川田将雅を配し、リズム良く走ることができれば浮上するシーンがある。

▲は緩さがあるが能力は高く、ブリンカーを着けて挑むウェルカムニュース。△は末脚確かな牝馬のアーテルアストレアで、以下、ニューモニュメント、ロードエクレール、オディロン、フィニステールなど、侮れない勢力が多くいる。

◎メイクアリープが抜けた1番人気になっていて、連勝式は配当を合わせるのが難しい。うまく崩れて大きめの馬券になってくれると理想的。

◎14番メイクアリープ
○3番フィロロッソ
▲13番ウェルカムニュース
△9番アーテルアストレア
※4番ニューモニュメント
×7番ロードエクレール
×8番オディロン
×1番フィニステール
×12番ダノンハーロック
×10番キタノヴィジョン
×15番ディアセオリー

【単勝】14番(10%)
【複勝】14番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
14→13(×7)
14→3.9(×4)
14→4.7(×3)
14→8(×2)
14→1
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
14→1.3.4.7.8.9.13(21点)
【3連複】(軸2頭ながし)
13.14→3.4.7.9(4点)
【3連複】
3-13-14・3-9-14・9-13-14・4-9-14(4点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
14.3→全通り(78点)
14.3→13(×4)(24点)
14.3→9(×2)(12点)
14.3→4.7(12点)

━━━━━━━━━━━━━━
中京12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスの芝1400m戦。今週から仮柵を設置してBコース使用に替わっていて、土曜の競馬では速い時計が出ていたし、内も走れる状態だった。

3歳の素質馬が複数頭いて、4歳以上にも実力馬がチラホラ。レースは締まったラップで流れそうだし、レベルの高い戦いになりそうだ。

◎タガノタントは2歳時に小倉のオープン特別で2着した実績がある3歳馬。3歳になってからの2走はひと息だが、太めが影響した感じだった。

中間は放牧に出してじっくりと休養。栗東に戻ってからは順調で、今週はジョッキー騎乗といえ坂路(栗東)で49秒8-35秒9-12秒5の好時計を叩き出した。3ハロンは当日の一番時計である。

ヤネはテン乗りで城戸義政。2番枠で包まれるとイヤだが、無理なくスピードを活かすような誘導ができると上位争いが可能になる。想定していたより人気がなく、狙っておもしろい。

○トーホウフランゴは春の2走が3着、2着。3歳馬で気性も体も成長余地が残るが、タメが利けば終いはしっかりと伸びてくる。

栗東の坂路で1週前に52秒9、今週はラスト1ハロン11秒8をマークし、少し開いていても動ける仕上がり。ヤネは追えない永島まなみだが、3キロ減の50キロで走れるのは大きく、捌けば争覇圏に食い込んでくる。

▲は中1週でも太めを叩いて上積みが見込める末脚確かなトーホウジュナールで、△はデビュー勝ちした中京で注目される川田将雅騎乗の3歳牝馬ソノママソノママ、※は立て直して攻めで動いているトリップトゥムーン。以下、軽視できない勢力は多い。

◎は午前の段階で単勝1,200円台の6番人気。ハマると大きな馬券になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

◎2番タガノタント
○4番トーホウフランゴ
▲5番トーホウジュナール
△1番ソノママソノママ
※7番トリップトゥムーン
×6番アスクドリームモア
×8番サトノグレイト
×12番グラティトゥー
×13番クインズエルサ
×3番ウォータールグラン
×10番アルルカン

【単勝】2番(10%)・4番(30%)
【複勝】2番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
4→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
2→全通り(78点)
2→1.4.5.6.13(10点)
2→1.4(×3)(3点)
【3連複】(軸2頭ながし)
4.5→全通り(12点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
2.4→全通り(72点)
2.4→1(6点)
2.5→全通り(72点)
4.5→全通り(72点)
4.5→1(×5)(30点)
4.5→6(6点)

━━━━━━━━━━━━━━
函館12R
湯の川温泉特別

2勝クラスの芝1200m戦。荒れた馬場への対応力があるかどうかが最大のポイントになる。内を走って泥をかぶる形になるのも良くない。

13頭立てになり、昇級馬が2頭いて、既存勢力の中で前走で馬券に絡んでいる馬は3頭いる。

◎スズノナデシコは函館2戦目を連闘で挑んで勝ち切った。稍重の中で好位のインを進み、直線で間を割る形で抜けて2馬身半差で快勝した。1分09秒8(稍)なら時計も上々である。

中2週になり、現地のウッドコースと芝コースで入念に乗られている。見えない疲れがないかだが、前走の走りから2勝クラスで通用する力があるのは間違いない。人気はないし、狙い目があるとみた。ヤネは引き続き鮫島克駿。

○シャークスポットは中央での1勝はダートだが、芝でも高いスピード能力を見せている。5ヵ月ぶりの実戦でも仕上がりは良さそう。ヤネは乗れる若手の西村淳也で、いきなりから好勝負になっていい。

▲は得意の力の要る馬場で外差しが決まる可能性があるスマートルシーダで、△は1勝クラスを勝ち上がった名牝ストレイトガールの弟アスクエピソード(3歳)。以下、侮れない勢力が多くいる。

馬場が馬場だけに何が起こるかわからない。◎は人気がないし、連勝式は大きな馬券になるのを期待して手広く買っていきたい。

◎9番スズノナデシコ
○10番シャークスポット
▲13番スマートルシーダ
△2番アスクエピソード
※7番ヴィアドロローサ
×12番トーセンサンダー
×5番クラリティスケール
×11番シゲルファンノユメ
×4番テーオースパロー
×1番スーリールダンジュ

【単勝】9番(10%)・10番(10%)
【複勝】9番(40%)・10番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→2.7(×2)
9→11
10→全通り
10→2.7(×2)
10→11
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
9→全通り(66点)
9→1.2.5.7.10.11(15点)
9→2.7.11(3点)
【3連複】(軸2頭ながし)
10.13→全通り(11点)
2.10→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.10→全通り(66点)
9.13→全通り(66点)
9.2→全通り(66点)
9.2→7(×2)(12点)
9.2→1.11(12点)

━━━━━━━━━━━━━━
【土曜メインレース】

バーデンバーデンカップ
3連複  1万2,600円
ワイド   2,090円
ワイド   1,650円
複 勝    430円(40%)
ビアイ3着(7人気)

──────────────
福島11R
バーデンバーデンカップ 馬場状態は微妙…、道悪適性ある伏兵馬を狙う

3勝クラスの戦いで、舞台は福島の芝1200m。

右回り。2コーナー奥の引き込み線からの発走、ワンターンのコース。スタート地点から緩やかな上り勾配になっていて、向正面に入ると100m強の間に高低差が1.3mある坂を上る。上り切って4コーナー途中までは平坦。

残り400mから直線に入って残り約170mまでは緩めの下り坂。そこから残り約50mまでは高低差が1.2mある上り坂になっている。直線距離は297.5m(Bコース使用時)。コース全体の高低差は1.9m。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

芝は開催3週目で、先週までのAコースからBコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「今週からBコースを使用します。コース全周の内柵沿いにカバーしきれなかった傷みが残ります」と発表があった。

先週の芝は土曜も日曜も良馬場。朝の時点のクッション値は、両日ともに「9.2」だった。

日曜の最終12Rに2勝クラスの芝1200m戦が組まれていて、勝ったのはサンティーテソーロ。好スタートを切って2番手に下げ、直線でしっかりと伸びて抜け出した。2着は後方で脚をタメ、直線で外から差し込んだブーケファロスで、3着は中団追走で渋太く脚を使ったトラベログ。勝ち時計は1分08秒4(良)で、レースの前半3ハロンは33秒6、上がりは11秒4-11秒4-12秒0の34秒8だった。

日曜に行われたハンデ重賞の七夕賞(芝2000m)を勝ったのはセイウンハーデス(57キロ)。好位3番手の追走でなだめつつ脚をタメ、直線で確かな脚取りで伸びて快勝した。1馬身1/4差の2着が好位のインから脚を使ったククナで、3着は内めから伸びたホウオウエミーズ。勝ち時計は1分59秒8(良)で、レースの1000m通過は60秒7、上がりは11秒6-11秒4-12秒0の35秒0だった。

夏の開催の2週目だったが、特に速い馬場というわけではなかった。内は走れる状態だったが、レースが流れて外からの差しがハマるケースも見られた。底力、持久力といったものが試される状況…。ちなみに、新馬戦、未勝利戦を含めて芝は15鞍あって、ラスト1ハロンが11秒台になったレースはなかった。

今週は土曜の朝から雨が降り出していて、昼ごろに止むという予報。良から稍重になっていて、重まで進む可能性がある。

──────────────
11頭立てと頭数は少なめ。馬場状態が気になるところだ。今週からBコースに替わる分で、ジョッキーたちは走りやすいところを探りつつ乗ることになるだろう。

アドヴァイスとタイセイブリオがハナ候補。どちらも不毛な競り合いはしたくないだろうが、馬がその気になる可能性があるし、道悪の中で厳しいラップになるかもしれない。そこで、道悪適性がある伏兵馬を狙うことにした。

森秀行厩舎(栗東)の6歳馬グレイトゲイナーに◎を打った。

2勝クラスを勝ったのが4歳の6月で、続く初の3勝クラスで福島の芝1200mを舞台にクビ差の2着に駆けている。そして、次走でアイビスサマーダッシュに挑戦して4着に健闘した。

その後は12戦して馬券に絡んでいない。しかし、2走前の京都では0秒3差の7着という競馬をしているし、また、9日(日)の坂路追いでは48秒6-36秒2-12秒9の猛時計を叩き出している。衰えた感じはしない。

道悪に関しては、中京の芝1200mで1勝クラスを勝った時が不良馬場だった。泥を被って嫌がらないかは鍵になるが、現実に克服している点は強調できる。

ヤネはテン乗りで田辺裕信。田辺の騎乗傾向、泥を被らせないようにしたいことを考えると、早めに外に出すという誘導をしてくるか。枠は5番枠、無理には出していかず、外にスペースができたらそこへ…。そして、収まって脚をタメられると準備は整ったと言える。

追われてから自身でしっかりと脚を使い、かつ前の組も苦しくなっているようだと、差し込みが可能になるだろう。いろいろと条件が付くが、型にハマると一発がある。

畑端省吾厩舎(栗東)の6歳牝馬ビアイも道悪で走れるタイプ。

重以上では(1.1.1.3)で、勝ったのは2勝クラスの阪神芝1200m(内)戦。他にも馬場が渋った時に渋太い走りを見せることがある。

ヤネはテン乗りで内田博幸。スタートしてガシガシしごく雑な騎乗するのが通常運転になっていて、これをやられるとイヤである。陣営が「少しタメてくれ」といったオーダーを出しているといいのだが…。

攻めは2週前に坂路で楽に52秒3-12秒6、1週前にCWコースで楽に66秒6-11秒7、今週は坂路でラスト1ハロンを楽に11秒8。これだけの時計を軽くマークするのだから、いいデキにあるのは間違いない。うまく立ち回れるようだと浮上するシーンがある。

▲は中京の重馬場で2勝クラスを逃げ切ったタイセイブリリオで、△は春の福島で1勝クラスと2勝クラスを連勝した良血馬ショウナンハクラク、※は鋭いダッシュで1勝クラスと2勝クラスを逃げ切って連勝したアドヴァイス。

以下でデュガ、ウィリン、オタルエバーもかなりの力を持っていて、軽く見るわけにはいかない。

◎グレイトゲイナーも○ビアイも▲タイセイブリリオも人気薄。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。

──────────────
◎5番グレイトゲイナー
○4番ビアイ
▲9番タイセイブリリオ
△8番ショウナンハクラク
※6番アドヴァイス
×1番デュガ
×2番ウィリン
×10番オタルエバー
×11番ビーオンザマーチ
×7番ヒロノトウリョウ

【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(50%)・4番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→2.6.8
4→全通り
4→2.6.8
9→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
5→1.2.4.6.7.8.9.10.11(36点)
4→1.2.5.6.7.8.9.10.11(36点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.4→全通り(54点)
5.9→全通り(54点)
5.8→全通り(54点)
5.8→2(6点)

━━━━━━━━━━━━━━
函館11R
函館2歳ステークス(GIII) 道悪の中の2歳重賞で…、◎はデキが上がって一発も

2歳馬が争うGIII競走で、舞台は函館の芝1200m。

右回り。2コーナー奥の引き込み線からの発走、ワンターンのコース。スタートして少し走ると上り勾配になる。上りは4コーナーに入って残り約450mの地点まで続き、高低差は3.5mになる。

そこから150mほどは平坦で、直線に向かう前から直線に入って残り約100mまでは緩めの下り坂になっている。下り切ってからゴールまでは平坦。

直線距離は262.1m(Bコース使用時、Aコースも同じ数字)で、JRAの10場ある競馬場の中で最も短い直線になっている。コース全体の高低差は3.5m。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

芝は開催6週目で、Bコース使用2週目になっている。洋芝(ケンタッキーブルーグラス、トールフェスク、ペレニアルライグラス)の混生で施行。金曜の段階で、JRAから「3コーナーから4コーナーおよび正面直線にかけてコース内側に若干の傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。

先週の芝は土曜も日曜も良馬場。朝の時点のクッション値は、土曜が「7.9」で日曜が「8.1」だった。

1勝クラス以上の芝1200mの競走は3鞍あった。土曜の2勝クラスは、ラキエータが外から伸びて差し切てV。勝ち時計は1分08秒8(良)で、レースの前半3ハロンは33秒8、上がりは11秒7-11秒4-11秒6-34秒7だった。土曜の1勝クラスは、ナリタローゼが逃げ切ってV。勝ち時計は1分08秒3(良)で、上がりは11秒5-11秒2-11秒8の34秒5だった。

日曜の1勝クラスは、ポルタフォルトゥナが2番手追走から逃げたイイヒニナルを交わしてV。勝ち時計は1分09秒0(良)で、レースの前半3ハロンは34秒5、上がりは11秒6-11秒3-11秒6の34秒5だった。

日曜に組まれていた3勝クラスの芝1800m戦は、アケルナルスターがマクッて進出して押し切ってみせた。勝ち時計は1分47秒1(良)で、レースの1000m通過は60秒1、上がりは11秒7-11秒8-11秒7の35秒2だった。

連続開催の5週目だったが、芝が大きく荒れていることはなく、速めの時計、ラップが出ていた。Bコース初週で内も走れる状態で、展開次第で外から脚を使って上位に浮上することが可能になっていた。

今週は雨にたたられることになった。土曜の朝の段階で重。夕方まで降り続くという予報で、メインの頃には不良になっている可能性がある。

──────────────
フルゲートを割って15頭立て。最初の2歳重賞になるが、残念ながらかなり悪い馬場の中での競馬になる。まったく対応できず、大敗する馬も出てくるだろう。そこで、人気薄の勢力から入ることにした。

吉田直弘厩舎(栗東)のレガテアドールに◎を打った。

芝1000mの新馬戦は6着だったが、何もわからずに終わってしまった印象だった。2戦目は中1週で芝1200m、馬場は稍重。テンに出して好位につけ、直線でインをすくって抜け出すという勝ちっぷりだった。1分10秒7の勝ち時計は、当日の馬場状態を考えれば上々だろう。自身の3ハロン通過は34秒3で、1000m通過は57秒9、ラスト1ハロンは12秒8だった。

今回は中1週のあとの中2週。しかし、滞在して競馬場にある温泉施設も効果的に使っているようだ。最終追いはウッドコースで70秒0-54秒3-12秒5。やる気とスピード感にあふれ、陣営は「苦しいところがあった前走とは全然違う」と話している。

馬体重を見ると、初戦が432キロ、2戦目が424キロ。牡馬にしては小ぶりだが、走りはしっかりしているし、父サトノクラウンは道悪がうまかったので、重以上でも走れておかしくない。

ヤネは2戦で共に手綱を取っていた斎藤新。同馬には期待をかけているようだ。人気はないし、思い切って狙っていきたい。

西園正都厩舎(栗東)のベルパッションも気になる存在。

6月18日の新馬戦は、スタートで頭を上げてダッシュがつかず、押した分で道中はなだめつつの追走に。4コーナーで前が密集して動けずに仕掛け遅れの形になったが、直線で追われるとグイグイ伸びて差し切ってみせた。レースのラスト1ハロンが11秒6で、自身はここを11秒1か11秒2で駆けている。

中3週になり、中間はウッドコースで熱心な調整ぶり。1週前も今週もしっかりした動きで併せ馬で先着した。反動もなく、デキは良さそうだ。

ヤネは引き続き松田大作。走りはバランスが良くて力強く、血統からも道悪に対応してくれないか。13番枠なら泥をかぶる危険性も減るし、消耗戦になって末を伸ばしてくるかもしれない。こちらは人気になっている。

▲はダ1000mでの新馬勝ちが着差以上に強かったゼルトザームで、△は急仕上げを叩いて攻めで鋭さを増したルージュレベッカ。

人気勢のスカイキャンバス、バスターコール、ロータスワンドも力を持っていて、以下、警戒が必要な勢力が多くいる。

何が起こっても驚けない道悪の2歳重賞…。もちろん勝負できるような状況ではなく、連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。

──────────────
◎12番レガテアドール
○13番ベルパッション
▲15番ゼルトザーム
△14番ルージュレベッカ
※1番スカイキャンバス
×6番バスターコール
×9番ナナオ
×5番ナスティウェザー
×4番タヤスロンドン
×7番クールベイビー

【単勝】12番(10%)・13番(30%)
【複勝】12番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
13→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
12.13→全通り(13点)
12.15→全通り(13点)
13.15→全通り(13点)
12.14→全通り(13点)
13.14→全通り(13点)
14.15→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.13→全通り(78点)
12.13→2(×2)(12点)
12.13→1.6(12点)
12.15→全通り(78点)
12.14→全通り(78点)

━━━━━━━━━━━━━━
【土曜後半レース】

中京12R
3連単  22万2,790円
3連複  3万3,780円
ワイド   1,480円(×2)
ワイド   3,340円
複 勝    380円(60%)
◎シラキヌ3着(6人気)
△×◎でヒット

函館12R
馬 連 4,610円
ワイド 1,320円
ワイド 1,350円
単 勝  410円(10%)
複 勝  170円(50%)
◎シンリンゲンカイ1着(3人気)
◎×△でヒット

──────────────
福島12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1150m戦、スタートしてしばらく芝を走る特殊なコース。最終レースの頃に、どの程度に走りやすいダートになっているか読めない。

スピード能力の高い3歳馬がいて楽しみなレース。ただ、オーバーラップの競馬になる可能性があり、伏兵馬の台頭に注意したいところだ。

◎ケンキョは素質ある3歳馬。父はJBCスプリント、カペラSなどを短距離ダートの重賞を勝ちまくったダノンレジェンドで、母はファンタジーS4着のブライアンズイブ、兄にはカペラS3着のシセイオウジがいる。

緩さが残ってダッシュが鈍いし、気性面で粗削りだが、2走前には3歳1勝クラスでハナ差の2着に伸びていて、初めて古馬と手合わせした前走も6着で悪い走りではなかった。

美浦のウッドで大きめの調整だが、現段階ではこれでまあ上々。抑え切れないところがあるぐらいだから福島のダ1150mにも対応できるはずで、混戦になると突っ込んでくるシーンがある。ヤネは乗り慣れている丸田恭介。人気は手頃。

気になる穴馬は、立て直して攻めで動いているネクタリス、当コースで2度の3着があるサンフィニティ、初の福島の前走が8着でも見どころがあったホウオウジュレップ。

スピード的に上位なのはマジックタッチとサイモンギフトの両3歳馬で、以下、警戒が必要な勢力が多くいる。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。

◎15番ケンキョ
○11番ネクタリス
▲2番サンフィニティ
△1番ホウオウジュレップ
※12番マジックタッチ
×16番サイモンゴフト
×5番ゲキザル
×6番ビップアクア
×10番ウイスキータイム
×13番ハジメテノチュウ
×4番トランザクト

【単勝】15番(10%)
【複勝】15番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
15→12.16(×4)
15→2.6.10
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
15→全通り(105点)
15→2.5.6.10.12.16(15点)
【3連複】
12-15-16(×6)(6点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
15.11→全通り(84点)
15.2→全通り(84点)
15.2→12(×2)(12点)
15.2→16(6点)
15.1→全通り(84点)
15.1→12(6点)

━━━━━━━━━━━━━━
中京11R
関ケ原ステークス

3勝クラスの芝2000m戦。今週から仮柵を設置してBコース使用に替わるが、荒れ始めていた内は隠し切れていない。馬場は少し渋った状態になっている。

◎ダノングロワールはハーツクライ産駒の6歳馬。少し古い話になるが、3歳時にウインキートス(のちに目黒記念勝ち)を破って2勝クラスを勝ち、次走で菊花賞(15着)に挑戦している。

2走前は骨折明け、9ヵ月半ぶりの実戦でスタートで挟まれながらブレークアップと0秒2差の4着。前走は膝の骨膜を除去して8ヵ月ぶりで、しっかり攻められずに致し方ない11着だった。それでもレースが流れた中で道中の走りは良かった。

今回は中4週になり、美浦のウッドコースでしっかりと乗られて上積みは十分。2000mには対応できるし、積極的な競馬をしてマークが緩くなると一発も。酒井学は思い切った騎乗をすることがある。

○メイショウブレゲは阪神の前走で大外から追い込んで0秒1差の4着。タメ切る形が合っていて、中京では1勝クラスを勝っている。中間の攻めは意欲的だし、泉谷楓真がロスを少なくしつつ外に動かせれば。こちらも人気薄。

▲も人気薄のレヴェッツァ。前走でメイショウブレゲと同じレースを走って0秒1差の5着に駆けている。あまり長く脚を使えないが、乗れる若手の団野大成であるいは。

△は前走が脚を余しての7着(0秒3差)だったアップデートで、※は断然人気になっている素質高い4歳馬レッドラディエンス。以下、軽視できない勢力が多くいる。

重たい印を打っているのが伏兵馬ばかりなので、連勝式は手広く買っていきたい。

◎7番ダノングロワール
○2番メイショウブレゲ
▲8番レヴェッツァ
△10番アップデート
※5番レッドラディエンス
×6番サウンドウォリアー
×9番リフレーミング
×3番シンシアウィッシュ
×11番ファユエン
×4番オールザワールド

【複勝】7番(20%)・2番(50%)・8番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
2→全通り
2→3.6.9
8→全通り
8→3.6.9
【馬連&ワイド】
5-7、2-5(×3)、5-8(×3)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
2.7→全通り(9点)
7.8→全通り(9点)
2.8→全通り(9点)
7.10→全通り(9点)
2.10→全通り(9点)
8.10→全通り(9点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.2→全通り(54点)
7.8→全通り(54点)
2.8→全通り(54点)
2.8→5(6点)

━━━━━━━━━━━━━━
中京12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1200m戦。午前の段階で馬場は稍重で、これから乾いていくことになりそう。ただ、雨が降る可能性はあり、そうなると馬場状態は変わってくる。

最下級条件、前で運ぶタイプが多い構成…。人気なっている3歳馬は確かに素質があるが、レースが壊れる可能性もなくはない。

◎シラキヌは米国産の4歳牝馬。父はアメリカで9Fと8FのダートGIを勝ったフロステッドで、兄にアメリカで7Fと6FのダートGIを勝ったワールドオブトラブルがいる。

初勝利を挙げたのは3歳の6月で、その時の2着馬は現3勝クラスのクリーンジーニアス、3着は2週前に2勝クラスを勝ったテイエムフェローだった。安心して見ていられないところがある秋山稔樹でどうかだが、無理せずにスピードを活かすような競馬ができると食い込むシーンがある。人気薄。

○スマイルバックは4歳の牝馬で、転厩してから2着、5着、3着。中間は立て直しを図り、栗東の坂路で51秒8をマークして動ける仕上がりにある。ヤネはガッツリ追ってくる坂井瑠星で、侮れないムード。こちらも人気はない。

▲エメラルドビーチ、△メタマックス、※エリスグリは、3歳馬で完成前だが、素質的には上位である。以下、注意を払うべき勢力は多い。

◎と〇は人気的に妙味あり。ハマると大きな馬券になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

◎12番シラキヌ
○14番スマイルバック
▲15番エメラルドビーチ
△16番メタマックス
※10番エリスグリ
×8番ヨウシタンレイ
×4番ジダイノチョウジ
×5番ベルドラゴ
×7番シグルドリーヴァ
×6番アイヴォリーアイ
×13番ゴッドセンド

【単勝】12番(10%)
【複勝】12番(60%)・14番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→2.8.10.16
14→全通り
14→2.8.10.16
【馬連&ワイド】
12-15(×4)、14-15(×6)
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
12→全通り(105点)
12→2.8.10.14.15(×2)(20点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.14→全通り(84点)
12.15→全通り(84点)
12.15→10(×2)(12点)
12.15→2.8(12点)
12.16→全通り(84点)

━━━━━━━━━━━━━━
函館12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1000m戦。ダートは午前の段階で不良で、脚抜きの良い状態になっている。度を越して降るようだと、どうなるかわからないが…。

12頭立てで、7月2日の函館12Rに出走していた勢力が半数の6頭になる。このレースは前を競って見苦しい競馬になり、レースが壊れて3連単が146万馬券になった。それと同じようなことが起こらないとは限らない。

◎シンリンゲンカイは3歳の牝馬で、初勝利を挙げるまでに11戦を費やした。しかし、新潟の直線競馬でスピードを見せていたし、今回と舞台が一緒だった前走では好位の外からしっかりと抜けて勝ち切っている。

滞在しての中2週になり、ウッドコースで長めから乗られている。ヤネは引き続き小林凌大、斤量は51キロ。9番枠を引いたのは悪い材料でなく、無理に行かせずに前走と同じような競馬をすれば1勝クラスでも互角にやれる。

○オコジュも3歳の牝馬で、前走で当舞台を走って初勝利を挙げた。ヤネは前走に続いて2度目の騎乗となる佐々木大輔。斤量は◎と同じで51キロになる。

先行争いに巻き込まれずに末を活かすことができるし、連勝を決めるシーンまで。中間は札幌に移動して乗り込んでいて、輸送をクリアできるかはポイントになる。

▲はやはり勝ち上がり組の3歳馬サンスレッドで、△は乱戦になってハマる可能性が出るカップッチョ。以下、侮れない勢力が多くいる。

◎と〇は人気だが、極端に偏っているわけはない。伏兵馬が台頭したり、入線順が狂って配当が上がってくれると理想的。

◎9番シンリンゲンカイ
○8番オコジュ
▲5番サンスレッド
△11番カップッチョ
※4番カマラードマリー
×3番サンランシング
×7番アイファーベア
×2番シエラメンテ
×12番ノースディーバ
×6番エコログロリアス

【単勝】9番(10%)・8番(40%)
【複勝】9番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
【馬連&ワイド】
8-9(×5)・5-9(×3)・2-9・9-12(×3)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
8.9→全通り(10点)
【3連複】
5-8-9(×3)・7-8-9・2-8-9(×2)・8-9-12(×2)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.8→全通り(60点)
9.8→5(×2)(12点)
9.8→2.12(12点)

━━━━━━━━━━━━━━

騎手、調教師、馬主、エージェント、専門紙の記者などとのコネクション強化を図ります。有益な予想をお届けすべく、全力で取り組んでまいります。