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9月9日・10日の予想コメントと的中結果

【9月9日・10日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

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【超万馬券予想の的中結果】

■9月10日(日)
オークランドサラブレッドRT
3連単 14万1,220円
3連複  1万6,400円
馬 連   5,160円
単 勝   2,060円(10%)
複 勝    450円(30%)
◎メイショウミツヤス1着(9人気)

白井特別
3連単 5万 150円
馬 連   6,610円
複 勝    210円(60%)
エープラス2着(4人気)

中山12R
複 勝 250円(90%)
◎レヴール2着(4人気)

阪神12R
馬 連 1,540円
単 勝  180円(100%)
◎ナイトアウアリウム1着(1人気)

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■9月9日(土)
阪神12R
3連単 38万3,870円
3連複  9万8,890円
複 勝    680円(50%)
◎プレイテシア3着(12人気)

汐留特別
馬 連  4,330円
単 勝   740円(10%)
複 勝   290円(60%)
◎ハギノモーリス1着(5人気)

エニフS
馬 連 1,280円
単 勝  790円(10%)
複 勝  190円(90%)
◎ベルダーイメル1着(5人気)

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【日曜メインレース】

セントウルS
3連単  97万8,840円
3連複  9万3,130円
馬 連  3万4,820円
ワイド   9,050円
ワイド    650円(×4)
複 勝    180円(80%)
◎アグリ2着(2人気)

京成杯オータムハンデキャップ
3連複  9,260円
馬 連  2,260円(×2)
ワイド  770円(×2)
ワイド 2,290円
複 勝   260円(40%)
ウイングレイテスト2着(2人気)

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中山11R
京成杯オータムハンデキャップ(GIII) ハンデ戦で混とん、妙味ある◎○▲を狙う

中山の芝1600mで争われるGIII競走。

右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコースを使用。スタート地点がコースの最高地点になり、スタート後に緩い下りがある。200mほど走って右カーブが来るため外枠はロスが生まれる。2コーナー途中からは下り坂になり、3コーナー途中までの約650mの間に4mほどの高低差を駆け下りることになる。

残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。

芝は開幕週でBコース使用になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「第3回中山競馬終了後、コース内側を中心に芝張替(約25,400平方メートル)を行いました。その後、散水や肥料散布、芝刈り等の生育管理に努めた結果、芝の生育は概ね順調で全体的に良好な状態です」と発表があった。

台風が接近して週中に多量の雨が降り、土曜の芝は重→稍重へと推移した。

2歳1勝クラスのアスター賞(芝1600m)は、キャットファイトが1分33秒1(稍)のレコードで圧勝。秋華賞トライアルの紫苑S(芝2000m)は、モリアーナが直線で馬群を割って伸びて追い込み切った。勝ち時計は1分58秒0(稍)だった。

少し渋っていても時計が出る馬場。外から差すケースも見られたが、内を通った勢力が活躍する傾向が強かった。

日曜は晴れ予報。午後ににわか雨が降ることもあり得るが、可能性は低そうだ。朝には良馬場に回復していて、土曜と同じく時計やラップが速いレースが多くなると推測される。

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11頭立てと頭数は少なめ。ハンデ戦になり、トップハンデが59キロ、最軽量が51キロで、8キロという大きい上下差がある。

実績ある古馬は目標が先で急仕上げ気味。使ってきている勢力は上積みがあるかが微妙で、3歳馬に関してはハンデが軽いという利がある。

結果的に堅めに収まる可能性はあるが、信頼を置けるような存在はおらず、やっかいな一戦である。

友道康夫厩舎(栗東)の6歳セン馬ラインベックに◎を打った。

牝馬三冠を達成したアパパネの仔。父はディープインパクトで、全妹のアカイトリノムスメは秋華賞を制している。以前から力はあったが、去勢してマイルを中心に使うようになって完全本格化を果たした。

2走前の阪神の米子Sは厳しいラップの中で1分31秒9(良)で2着に駆け、続く新潟の関屋記念では好位から粘り強く脚を使って0秒1差の3着で入線している。

そこから中3週で中山遠征。疲れが残っていないかが気になるが、1週前にCWコースで中ほどを通って64秒1-12秒0をマークすると、今週は坂路で55秒0-12秒0で追われた。動き自体は合格点と言えるものだった。

ヤネは同馬に乗って(1.0.1.2)の石橋脩。9番枠を引き、関屋記念のようなイメージで乗ってきそうだ。ハンデは57キロで問題なく、中山ではマイルのリステッド競走を勝っている。あまりに時計が速くなるとどうかだが、持ち前の渋太い走りで上位争いを演じてもらいたい。

畠山吉宏厩舎(美浦)の6歳馬ウイングレイテストも気になる存在。

重賞では詰めが利かない印象があるが、レースセンスが高く、常に見せ場をつくってくる。前走は
栗東に移って調整していて、今回は美浦でじっくりと乗り込んできた。攻めは相変わらず動いている。

ハンデは57キロ、ヤネは主戦の松岡正海。そして、今回は初めてブリンカーを着けて臨む。力の差が少ないのは明白で、ブリンカー効果でひと伸びできると待望の重賞制覇が可能になる。

大和田成厩舎(美浦)の3歳馬グラニットも軽くは見られない。

春はスプリングSで道悪の中を逃げて4着に粘り、前走のラジオNIKKKEI賞でも6着といえスピードは見せた。その後、夏場は休養に充て、美浦に戻ってからウッドコースで入念に乗られて動ける仕上がりにありそうだ。

ヤネは引き続き嶋田純次で、ハンデが最軽量の51キロ。そして、今回は無理にハナに行かせる競馬はしないとのことである。レベルの低い嶋田がうまく誘導できるかが鍵になるが、スムーズに運ぶと一発がある。

△ミッキーブリランテ(57キロ)、※トーセンローリエ(52キロ)、×シャイニーロック(57キロ)も穴を出す可能性があり、アスクコンナモンダ(56キロ)、ソウルラッシュ(59キロ)、インダストリア(58キロ)はもちろん力がある。

残ったミスニューヨーク(56キロ)とメイショウシンタケ(57キロ)も上位に食い込むだけの脚を持っているし、全11頭に注意を払わないといけない。

午前の段階で、◎ラインベックは単勝720円の4番人気、○ウイングレイテストは単勝980円の5番人気、▲グラニットは単勝1,170円の6番人気。いずれも人気は手ごろで、連勝式は高配当期待で手を広げて買っていきたい。

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◎9番ラインベック
○10番ウイングレイテスト
▲7番グラニット
△1番ミッキーブリランテ
※11番トーセンローリエ
×6番シャイニーロック
×8番ラインベック
×2番ソウルラッシュ
×5番インダストリア
×3番ミスニューヨーク

【単勝】9番(10%)・10番(10%)
【複勝】9番(40%)・10番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→2.5(×3)
9→8.10
10→全通り
10→5(×2)
10→2.8
7→全通り
7→2.5
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【3連複】(軸1頭ながし)
9→全通り(45点)
10→全通り(45点)
7→全通り(45点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
9.10→全通り(54点)
9.10→5(×2)(12点)
9.10→2.8(12点)
9.7→全通り(54点)
9.7→5(6点)
10.7→全通り(54点)

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阪神11R
セントウルステークス(GII) GIの前哨戦、◎は秋緒戦から注目、○は3歳の好素材

阪神の芝1200m(内)で争われるGII競走。

右回り。向正面の中ほどからの発走、内回りコースを使用。スタート直後から緩い下り勾配になる。3コーナーまでの距離は約240m。3コーナー途中の残り800mから下りの傾斜が強くなる。ただ、急な下り坂というほどではない。下りは4コーナーを回って直線半ばまで600m以上も続くことになる。

直線残り約200mからは一転して上り坂に。約120mの間に高低差1.8m(勾配1.5%)の急な坂を上る。上り切ってからの100m弱は平坦。直線距離は356.5m(Aコース使用時)。コース全体の高低差は1.9m。

芝は開幕週でAコース使用になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「第3回阪神競馬前にAコース部約6,300平方メートル、第3回阪神競馬終了後にはBコース部を中心に約18,300平方メートルの芝張替を実施しました。その後、肥料散布・薬剤散布・芝刈り等の管理作業を行い、芝の生育促進に努めました。芝の生育は順調で、全体的に良好な状態です」と発表があった。

開幕初日だった土曜は良馬場。1勝クラスの芝1600m(外)戦(牝馬限定)が1分32秒9、1勝クラスの芝1800m(外)戦が1分45秒7、3勝クラスの芝2200m(内)戦が2分11秒8で決着している。

上の3つのレースの決まり手は、いずれも外からの差し切り。阪神のコース形態からくるもので、下り坂で早めにラップが上がり、上り坂があるラスト1ハロンがかかることになるというケースが多かった。内が走れないとかではなく、あくまで展開次第である。

日曜は朝の段階では晴れているが、天気は下り坂。夕方には雨が降るという予報になっていて、メインの頃には影響を受けるような雨量になっている可能性がある。こればかりは、その時になってみないとわからない。

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15頭立て。ピクシーナイト(スプリンターズS)、ドルチェモア(朝日杯フューチュリティS)とGI馬が2頭いて、3歳馬はビッグシーザーらの4頭となっている。なお、1着馬にはスプリンターズS(10月1日)の優先出走権が与えられる。

芝1200mのJRAレコードを持っているテイエムスパーダが押してハナに行かせそう。初ブリンカー着のヴァトレニも積極的に乗られるかもしれない。ジョッキーたちは開幕週の馬場を意識しつつ、脚を残すことも考えて乗らないといけない。スピード感あり、見応えありのスプリント決戦になりそうだ。

安田隆行厩舎(栗東)の4歳馬アグリに◎を打った。

今年の2月に4連勝で重賞の阪急杯を制覇。2番手につけてスピードある走りを見せ、直線で一気に抜け出すと最後はダディーズビビッドの追撃をクビ差で封じた。勝ち時計は1分19秒5(良)。自身の1200m通過は1分07秒6だった。

GIの高松宮記念は7着に終わったが、不良馬場の中で2番手を進み、直線で挟まれる場面もあったから悪い走りではない。続く香港のチェアマンズスプリントプライズ(GI)は力負けではあったが、5着で頑張ってはいた。

夏場は休ませ、秋緒戦はここから。栗東の坂路でじっくりと乗り込み、1週前に50秒9-36秒6-11秒9でしっかりと追われると、今週は無理せず53秒9-38秒4-12秒0で上がってきた。少し緩く映らなくもないが、伸びのある大きな走りで水準の仕上がりにはありそうだ。

ヤネは横山典弘。テン乗りになるが、最終追いで跨って感触はつかんでいるはずである。阪神コースは1400mと1600mを使って(3.0.2.0)、1400mでは(3.0.0.0)。内回りの1200mを走るのは初めてだが、問題なく対応できるだろう。

馬場は少しぐらいなら渋っても大丈夫。目標はあくまでスプリンターズSだが、緒戦から力とスピードを見せてくるとみた。

西園正都厩舎(栗東)の3歳馬ビッグシーザーも注目される一頭。

2歳の秋から4連勝を決め、重賞の葵Sではモズメイメイがロケットスタートから逃げ切る中を渋太く脚を使って半馬身+クビ差の3着で入線した。自身の走破時計は1分07秒2(良)だった。

その後はリフレッシュ放牧に出され、栗東に戻ってからは意欲的な調整ぶり。2週前にCWコースで全弟のビッグドリームと併せて77秒1-63秒3-12秒7の猛時計を叩き出し、幸英明が跨って坂路に入れた今週は楽に51秒4-36秒7-12秒1をマークした。まだ緩さが残る段階だが、しっかりと造ってきた印象である。

幸は乗り慣れていて、阪神の1200mは2月にマーガレットS(L)を楽勝している。アローワンスがあって55キロで走れるのは大きいし、高いパフォーマンスを見せるようだとスプリンターズSの有力候補にのし上がる。雨はあまり降らないでほしいところ。

▲は西の6歳馬スマートクラージュ。前走のCBC賞(ハンデ57.5キロ)は3着だったが、直線で捌きづらくなって踏み遅れての結果である。先着された2頭はハンデも軽かった。中間の坂路で50秒5-36秒6-11秒6をマークしていて、デキはかなり良さそう。

△は復権を狙うピクシーナイトで、以下、ブトンドール、ロンドンプラン、ジャングロ、エイシンスポッターなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

午前の段階で、◎アグリは単勝460円の2番人気、○ビッグシーザーは単勝390円の1番人気、▲スマートクラージュは単勝860円の5番人気となっている。

3連単の1番人気は6,510円と、それなりに大きい数字。入線順が狂うか、伏兵馬が台頭すると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

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◎8番アグリ
○6番ビッグシーザー
▲14番スマートクラージュ
△10番ピクシーナイト
※12番ブトンドール
×1番ロンドンプラン
×5番ジャングロ
×7番エイシンスポッター
×15番モリノドリーム
×13番ディヴィナシオン
×4番ドルチェモア

【単勝】8番(20%)
【複勝】8番(80%)
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【馬連&ワイド】
8→全通り
8→6(×6)
8→5.10.14(×3)
8→7
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.8→全通り(13点)
8.14→全通り(13点)
6.14→全通り(13点)
8.10→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.8→全通り(78点)
6.8→5.10.14(×3)(54点)
6.8→7(×2)(6点)
6.8→1.12.15(18点)
8.14→全通り(78点)
8.14→5.7.10(18点)

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【日曜後半レース】

オークランドサラブレッドRT
3連複  1万6,400円
馬 連   5,160円
ワイド   1,510円
ワイド    960円(×2)
複 勝    230円(90%)
◎テーオーステルス2着(2人気)

セプテンバーS
3連複  3,100円(×2)
馬 連  2,960円(×3)
ワイド 1,010円(×3)
ワイド  640円(×3)
単 勝   990円(10%)
複 勝   230円(40%)
ファロロジー1着(6人気)

中山12R
3連単  7,630円(×3)
3連複  2,590円(×2)
馬 連  900円(×3)
ワイド  420円(×3)
ワイド  400円(×3)
単 勝  150円(100%)
◎オメガシンフォニー1着(1人気)
◎○▲で本線ヒット

阪神12R
3連複  2,140円
馬 連 1,540円(×3)
ワイド  490円(×3)
ワイド  260円(×7)
単 勝  180円(100%)
◎ナイトアウアリウム1着(1人気)

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中山10R
セプテンバーステークス

3勝クラスの芝1200m戦。スピード馬がズラリとそろっていて、テンからハイラップが刻まれることになりそうだ。人気の中心はサンティーテソーロで、1番枠からどう乗ってくるかがポイントになる。

◎シュアーヴアリアは札幌の前走で0秒3差の4着。直線でスムーズに踏めたわけではなかったが、最後は鋭く伸びていた。昨年の当レースでは、3コーナーで挟まれる不利がありながら0秒5差の9着と上々の走りを見せている。

美浦に戻ってからの乗り込みは順調で、1週前にウッドコースで内を回って65秒3-11秒5が出ている。ヤネは引き続き甘さが目立つ勝浦正樹だが、前が苦しくなる展開になると突っ込んでくるシーンも。穴として狙ってみたい。

○ファロロジーはシュアーヴアリアと同じ高橋裕厩舎(美浦)の管理馬。1400mだと最後でダラッとするところがあり、今回は再ブリンカー着で初めて1200mを使う。内の3番枠で捌きが鍵になるが、ハマると上位浮上があっても。

▲ミスボニータは1200m向きのスピード馬。中間の攻めでも動いている。メンバーを考えるとタメて乗ってもらいたいところで、そのあたりは冷静沈着な実力者である西村淳也に任せたい。噛み合うと一発も。

以下はサンティーテソーロ、ブッシュガーデン、ハーモニーマゼラン、フロムダスクなどで、切り捨てていい勢力はいない。

昼の段階で、◎シュアーヴアリアは単勝790円の5番人気、○ファロロジーは単勝870円の6番人気、▲ミスボニータは単勝1,690円の8番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。

◎8番シュアーヴアリア
○3番ファロロジー
▲4番ミスボニータ
△1番サンティーテソーロ
※6番ブッシュガーデン
×10番ハーモニーマゼラン
×2番フロムダスク
×7番フォラブリューテ
×5番クムシラコ
×11番イルクオーレ
×12番ハギノメーテル

【単勝】8番(10%)・3番(10%)
【複勝】8番(40%)・3番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
8→1.6(×2)
8→2.3.10.11
3→全通り
3→1.6(×2)
3→2.10.11
4→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
8→全通り(55点)
3→全通り(55点)
【3連複】(軸2頭ながし)
1.8→全通り(10点)
1.3→全通り(10点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
8.3→全通り(60点)
8.3→1.6(12点)
8.4→全通り(60点)
8.4→1(6点)
3.4→全通り(60点)
3.4→1(6点)

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中山12R
3歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1200m戦。フルゲートの16頭立てになり、ダートは稍重から良に回復した。3歳のオメガシンフォニーに人気が集中していて、前で運びそうな同馬を中心に競馬が動くことになる。

◎オメガシンフォニーは前3走が芝で、オープンを含めて3着、5着、2着と健闘している。今回は2戦2勝の中山ダ1200m。2勝でつけた着差は7馬身、4馬身で、ベストの舞台と言える。

1週前に美浦のウッドコースで中ほどを通って64秒3-11秒9の好時計を楽にマーク。ヤネはガッツリ追ってくる横山武史で、2勝クラスは突破してもらいたいところだ。なお、同馬は岡田一族の生産馬になる。

相手探しは難しく、4頭に絞って買っていくことにした。○レヴールは初の1200mがプラスに出る可能性が高く、▲キュートヘスティアは新潟での1勝クラス勝ちが圧巻で、△パイプラインは初ブリンカー着で挑み、※コパノエルパソは距離延長で競馬がしやすくなる。

昼の段階で、◎オメガシンフォニーは単勝170円と抜けた1番人気。連勝式は○▲△※がうまく絡んでくれるといい。入線順次第では大きめの配当になる。

◎10番オメガシンフォニー
○9番レヴール
▲5番キュートヘスティア
△15番パイプライン
※14番コパノエルパソ
×4番ビップアクア
×2番タリエシン
×3番エクサープト
×13番スイートカルデア
×7番フレーゲル
×16番ダイチヴィヴァン

【単勝】10番(100%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
10→5.9.14.15(×2)
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【3連複】(軸2頭ながし)
9.10→全通り(14点)
5.10→全通り(14点)
10.15→全通り(14点)
10.14→全通り(14点)
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【3連単】(フォーメーション)
1着:10
2着:5.9.14.15
3着:全通り(56点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:10
2着:全通り
3着:5.9.14.15(56点)
【3連単】(軸1頭ながし)
1着:10
相手:5.9.14.15(12点)
【3連単】(軸1頭ながし)
1着:10
相手:5.14.15(6点)

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阪神10R
オークランドサラブレッドレーシングトロフィー

3勝クラスのダ1200m戦。ダートはタフな状態で、雨が降るようだと走りやすくなってくる。ハンデ戦になり、上下差は4キロ。ちなみに、土曜の2勝クラスのダ1200m戦は、“いかにも”という荒れ方で3連単が38万馬券になった。

◎テーオーステルスはダ1400mを中心に使われ、3走前に中京で3着して、その後の2走は逃げて厳しい競馬になって7着、8着に終わっている。

放牧に出してひと息入れたが、栗東の坂路で意欲的に乗り込んで仕上がりは良好。今回は1200mを使って少しタメる競馬をするようで、同馬にはマッチするだろう。ヤネは乗れる若手の団野大成だし、55キロのハンデで狙い目があるとみた。

○ユスティニアン(56キロ)は小倉ダ1000mの前走で直線で少し捌きづらくなりながらハナ差の2着に伸びた。遠征後の中1週が鍵になるが、1200mでも脚は使えるし、再度の好走があっていい。

▲テンテキセンセキ(53キロ)は気性に課題があって現級で結果が出ていないが、通用する能力を持っているはず。今回は去勢明け緒戦になり、精神面で成長していれば。

以下はレッドラマンシュ、レーヴリアン、メズメライザー、ラインガルーダなどで、切り捨てていい勢力はいない。

昼の段階で、◎テーオーステルスは単勝480円の2番人気、○ユスティニアンは単勝1,280円の7番人気、▲テンテキセンセキは単勝2,120円の9番人気。大きな馬券になる可能性があるハンデ戦で、連勝式は手を広げて買っていきたい。

◎9番テーオーステルス
○2番ユスティニアン
▲4番テンテキセンセキ
△10番レッドラマンシュ
※12番レーヴリアン
×3番メズメライザー
×8番ラインガルーダ
×11番クロデメニル
×1番ウナギノボリ
×6番メイショウミツヤス
×7番ホッコーアカツキ

【単勝】9番(10%)
【複勝】9番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→10(×4)
9→1.3(×3)
9→12(×2)
9→2.8.11
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【3連複】(軸1頭ながし)
9→全通り(55点)
9→1.2.3.8.10.11.12(21点)
9→1.3.10.11.12(10点)
【3連複】(軸1頭ながし)
2.4→全通り(10点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
9.2→全通り(60点)
9.2→1.10(12点)
9.4→全通り(60点)
9.10→全通り(60点)
9.10→1.3(12点)
9.12→全通り(60点)

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阪神12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1400m戦。3歳のナイトアクアリウムが断然の1番人気に推されていて、相手は割れた感じになっている。

◎ナイトアクアリウムはロードカナロア×クロフネという配合の3歳馬。4月の京都で初勝利で後続に5馬身の差をつけ、続いて3歳オープンの青竜Sを4着に健闘すると、1勝クラスの前走でズブいところを見せながら3着に差し込んだ。

その後はひと息入れ、このレースを目標に調整。1週前にジョッキー騎乗で中ほどを通ったといえ、CWコースで64秒6-11秒6の好時計を出している。今週は力の要る坂路で55秒3-39秒7-12秒9だった。

気を抜く面があり、ヤネが長岡禎仁でどうかだが、今回に関してはメンバーが軽い。きっちりと決めてもらいたいところだ。

相手の選択は難しく、グッドウッドガイ、ルパルテール、モカラエース、ライリーミノル、コマンダンテらを取ることにした。

昼の段階で、◎ナイトアクアリウムは単勝150円の1番人気。3連複と3連単に関しては、ガミの目が入り、崩れて大きめの配当になるのを期待する攻め方でいくことにした。

◎3番ナイトアクアリウム
○9番グッドウッドガイ
▲11番ルパルテール
△10番モカラエース
※1番ライリーミノル
×2番コマンダンテ
×5番フェアリープト
×8番ナゲットモンスター
×12番ワンダーアマルフィ
×6番ウラエウス

【単勝】3番(100%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→9.10(×6)
3→8.11(×4)
3→1(×3)
3→2.4(×2)
3→6.12
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.9→全通り(10点)
3.11→全通り(10点)
3.10→全通り(10点)
1.3→全通り(10点)
2.3→全通り(10点)
──────────────
【3連単】(フォーメーション)
1着:3
2着:1.2.5.8.9.10.11.12
3着:全通り(80点)
【3連単】(軸1頭ながし)
1着:3
相手:1.2.5.8.9.10.11.12(56点)

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【土曜メインレース】

紫苑S
3連複 2万 410円
馬 連   1,190円(×5)
ワイド   530円(×5)
ワイド  2,860円
複 勝   180円(80%)
◎ヒップホップソウル2着(2人気)
※◎でヒット

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中山11R
紫苑ステークス(GII) 渋った馬場、◎と○は素質高くジョッキーも魅力

3歳の牝馬が争うGII競走で、舞台は中山の芝2000m。

右回り。正面直線の4コーナー出口からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は軽い下り坂で、100mほど走って急坂を上ることになる。ゴール板の地点から1コーナー途中までは少し急な上り坂で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。

2コーナーに入って下りになり、下り坂は向正面を走り切って3コーナー入り口まで続く。下りの距離は500m強で、4.6mほどの高低差がある。

下りが終わると平坦になり、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%は、JRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。

芝は開幕週でBコース使用になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「第3回中山競馬終了後、コース内側を中心に芝張替(約25,400平方メートル)を行いました。その後、散水や肥料散布、芝刈り等の生育管理に努めた結果、芝の生育は概ね順調で全体的に良好な状態です」と発表があった。

台風13号が接近した影響で、週中に多量の降雨があった。芝は金曜の夕方の時点で不良。土曜の朝は、小雨がパラついて重馬場になっている。

昼ごろからは晴れて気温が上がるという予報になっていて、馬場は回復していくことになる。

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今年からGIIに昇格。上位3着までに入線すると、秋華賞(10月15日)の優先出走権が与えられる。

台風接近の影響で朝の段階で重馬場で、午後には晴れて乾いていくことになる。メインの頃に芝がどんな状態になっているかは読みづらい。

木村哲也厩舎(美浦)のヒップホップソウルに◎を打った。

父はキタサンブラックで、母がダンスファンタジア(フェアリーS)、祖母がダンインザムード(桜花賞、ヴィクトリアマイルという超良血馬。ちなみに、「サンデーサイレンスの3×3」という強いクロスがある。

3歳の春には、不良馬場だったフラワーカップで2着。続くオークスは道中でハミを噛んで走りながら直線でジリジリと伸びて6着で入線した。2分23秒1(良)で6馬身の圧勝劇を演じたリバティアイランドは別格で、2着ハーパーとの差は0秒3だった。2分24秒4の走破は大いに評価できる。

夏場は放牧に出して充電に充て、美浦に戻ってからはウッドコースで意欲的に乗り込んできた。1週前に67秒5-11秒1で乗られると、日曜に68秒0-11秒0で終いにしっかりと追われ、本追い切りでは66秒7-11秒3を楽にマークした。

課題である気の強さを見せてはいたが、馬体はデキているし、動きには推進力がある。前哨戦といえ、力を出せる態勢にあるとみてよさそうだ。

ヤネは横山武史。追いに関しては現役トップクラスのジョッキーで、勝負勘もいい。テン乗りにはなるが、最終追いで跨っているので特徴はつかんでいるだろう。

フラワーカップの内容から渋った馬場は問題なく、折り合いがつけば中山の2000mという舞台にも対応は可能。乗り難しいタイプではあるのは確かだが、人馬の呼吸さえ合えば秋好発進を決めることができる。中心視。

相手の筆頭は、西のソレイユヴィータ。兄にUAEダービー2着(ハナ差)のエピカリスとメイショウナルト(小倉記念、七夕賞)がいて、未勝利から2勝クラスまで3連勝を決めた。とにかくレースセンスが良く、主戦の西村淳也は同馬を「競走馬の鑑」と評している。

放牧明けでもCWコースと坂路でしっかりと乗られて仕上がりは良好。坂のある中山の2000mでタフな流れになると楽でないが、そのあたりは冷静な淳也が考えて慎重に乗ってくるだろう。渋太く食い下がりそうだ。

▲は攻めで動いてパワーアップがうかがえるアップトゥミーで、△はフラワーカップ勝ちの道悪巧者エミュー、※は馬場が鍵も実績は上位のモリアーナ。ミタマ、グランベルナデットも力を持っていて、他にも警戒が必要な勢力がいる。

午前の段階で、◎ヒップホップソウルは単勝450円の2番人気、○ソレイユヴィータは単勝670円の3番人気。3連単の人気は割れ気味で、入線順が狂ったり、伏兵馬が絡んでくると配当は大きくなる。馬場のこともあるし、連勝式は手広く買っていきたい。

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◎3番ヒップホップソウル
○10番ソレイユヴィータ
▲16番アップトゥミー
△15番エミュー
※2番モリアーナ
×1番ミタマ
×14番グランベルナデット
×5番キミノナハマリア
×7番ミシシッピテソーロ
×8番ニシノコウフク
×9番フルール

【単勝】3番(20%)
【複勝】3番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→2.10.14.15(×4)
3→5.16(×2)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
3.10→全通り(15点)
3.16→全通り(15点)
3.15→全通り(15点)
2.3→全通り(15点)
1.3→全通り(15点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.10→全通り(90点)
3.10→14(×3)(18点)
3.10→2.5.15.16(24点)

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阪神11R
エニフステークス(L) 9頭立て、◎はリズム次第でV圏に、○は3歳の好素材

阪神のダ1400mで争われるリステッド競走。

右回り。2コーナー奥の引き込み線からの発走。スタート地点は芝で、150mほど走ってダートコースに入る。向正面の残り約1000mの地点からは緩やかな下り坂に。下りは3~4コーナーを回って直線半ばまで続くことになる。なお、スタートから3コーナーまでの距離は約540m。

直線残り200mの地点で下りが終わり、そこから急な上り坂に。約100mの間に1.6mの高低差を駆け上がることになる。上り切ってからは平坦。直線距離は352.7m。コース全体の高低差は1.6m。

土曜の朝の時点で馬場は良。雨が降られることはなさそうで、良のままレースが消化されることになる。馬場は生き物で、砂のタフさに関しては競馬を見て判断したい。

なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cmとなっている。

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9頭立ての少頭数。別定戦になり、メイショウカズサは61キロと酷量で、3歳のスマートフォルスと牝馬のカセノダンサーが55キロで最軽量になる。馬場のタフさについては、メインの前までの競馬でしっかりと確認しておきたい。

中尾秀正厩舎(栗東)の4歳牝馬カセノダンサーに◎を打った。

気持ちが勝っていてリズムを崩すとボロッと大敗したりするが、スピード、能力に関しては相当なレベルにある。昨年の秋に今回と同じ舞台で3勝クラスを勝っていて、この時の2着馬(アタマ差)がドンフランキー。。ドンフランキーは、その後にリメイクを負かしてプロキオンSを勝つなど、トップクラスで活躍している。

春の京都戦で捻挫をして大敗したあとは放牧へ。栗東に戻ってからは、いつも通り坂路でし大めをじっくりと乗るという調整をしている。1週前には52秒0-12秒5が出ていて、動ける態勢にありそうだ。

ヤネは2勝クラスと3勝クラスを勝った時に跨っていた吉田隼人。7番枠なら内を見つつ競馬をしやすいし、息を入れ、自分のリズムで競馬ができれば好勝負になる。

強敵は3歳のスマートフォルス。春にオープンの端午S(京都ダ1400m)を勝ったが、勝負どころから外をスーッと上がっていて差し切るという内容だった。重馬場でも特別に軽い馬場ではなく、1分24秒1は上々の時計である。

右トモの筋肉痛で休ませ、栗東に戻ってからはCWコースと坂路で入念に乗られている。馬体は少し成長しているようで、古馬相手でもヒケは取らないだろう。ヤネは同馬に乗って3戦3勝の武豊。

▲は初ブリンカー着で挑む阪神巧者のオーヴァーネクサスで、△はムラな気性でも能力は高いジレトール。以下でベルダーイメルとシゲルホサヤクにも注意を払いたい。

午前の段階で、◎カセノダンサーは単勝420円の3番人気、○スマートフォルスは単勝290円の1番人気となっている。連勝式は入線順が狂ったり、伏兵馬が絡んで大きめの配当になると理想的。

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◎7番カセノダンサー
○5番スマートフォルス
▲8番オーヴァーネクサス
△6番ジレトール
※2番ベルダーイメル
×1番シゲルホサヤク
×4番カリボール

【単勝】7番(20%)
【複勝】7番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→5.6(×5)
7→2.8(×2)
7→1.3.4
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
7→1.2.3.4.5.6.8(21点)
7→2.5.6.8(×2)(12点)
【3連複】
5-7-8・5-6-7(×5)・6-7-8(×2)(8点)
──────────────
【3連単】(軸1頭マルチ)
7→1.2.5.6.8(60点)
7→2.5.6.8(36点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.5→6(×5)(30点)
7.5→2.8(12点)

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【土曜後半レース】

中山12R
3連単  7万1,850円
3連複   9,820円
ワイド    830円(×4)
ワイド    890円(×2)
複 勝    180円(90%)
◎キングダラス3着(1人気)
○×◎でヒット

ムーンライトハンデキャップ
馬 連  3,270円(×2)
ワイド 1,200円(×2)
ワイド 5,180円
複 勝  520円(20%)
サジェス2着(8人気)

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中山10R
汐留特別

2勝クラスの芝1200m戦。開幕週でBコース使用になり、週中に多量に降った雨の影響がどう出るかが気になるところだ。

10頭立てと頭数は少ない。ただ、スピードを活かしたいタイプが多く、道悪の中でハイラップの競馬になりそうだ。

◎タッカーシルバーは人気薄の4歳牝馬で、3歳の秋に今回と同じ舞台で1勝クラスを勝った時が重馬場だった。中間は放牧を入れてリフレッシュさせ、美浦のウッドコースでしっかりと動いて仕上がりは良好。実際に渋った馬場をこなしているのは大きいし、前の組が苦しくなるようだと浮上するシーンがある。ヤネはガッツリ追ってくる横山武史。

○リラックスは潜在能力高い3歳馬で、▲トラベログは同じく才能ある3歳馬(牝馬)。△は骨折明けでも好仕上がりのハギノモーリスで、以下、軽視できない勢力は多い。

午前の段階で、◎タッカーシルバーは単勝1,380円の7番人気という人気薄。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。

◎10番タッカーシルバー
○4番リラックス
▲1番トラベログ
△7番ハギノモーリス
※8番プレジャークルーズ
×9番タリア
×6番トーセンサンダー
×2番ショウナンマッハ
×5番サニーオーシャン

【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
10→1.4.9
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
10→全通り(36点)
10→1.4.9(3点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.4→全通り(48点)
10.4→1.9(12点)
10.1→全通り(48点)
10.1→9(6点)
10.7→全通り(48点)

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中山12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1200m戦。昇級馬は1頭、3歳の未勝利が2頭いて、既存勢力の13頭は全馬が前走で馬券から外れている。スピード的にはサイモンギフトとデュアルキャリアーが上位で、展開次第で結果は変わりそうだ。

◎キングダラスはコパノリッキー産駒の3歳馬。春に府中のダ1300mで差し切って初勝利を挙げ、8月に新潟ダ1200mの昇級戦を4着に駆けた。勝ち馬は強く、2着との差は0秒3だった。

そこから中3週になり、1週前にウッドコースで66秒2-11秒8、今週は65秒7-12秒0をマークしている。前走が3ヵ月ぶりで、反動もなく上向いている様子だ。

中山のダ1200mで脚抜きが良い馬場だと忙しいだろうし、ヤネは捌きに甘さがある戸崎圭太。それでも、3歳で成長余力が残っていて、相手も強くはないので中心に期待することにした。

○ゴキゲンサンはデビュー時に重賞の函館2歳Sで4着に健闘している3歳の牝馬。今回は初ダートになるが、軽い馬場なら対応できそうだ。ただ、最内の1番枠を引き、泥を被ってイヤがる可能性はある。攻めで動いて仕上がりは良く、軽くは見られない。

▲は末一手でも終いは確実に脚を使ってくるキボウノホシで、前出のデュアルキャリアーが△、サイモンギフトが※。以下、警戒が必要な勢力が多くいる。

午前の段階で、◎キングダラスは単勝890円の5番人気と妙味あるオッズになっている。連勝式は大きな配当になる可能性があり、手広く買っていきたい。

◎5番キングダラス
○1番ゴキゲンサン
▲9番キボウノホシ
△14番デュアルキャリアー
※12番サイモンギフト
×6番スマイルアップ
×4番ゲキザル
×7番ラッキーガブリエル
×11番トルーマンテソーロ
×3番カフェベラノッテ
×13番アポロリヤム

【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→1.6.12.13.14(×3)
5→4.7.9
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.5→全通り(14点)
5.9→全通り(14点)
5.14→全通り(14点)
5.12→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.1→全通り(84点)
5.1→6.12.14(18点)
5.9→全通り(84点)
5.9→14(6点)

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阪神10R
ムーンライトハンデキャップ

3勝クラスの芝2200m(内)戦。芝は開幕週でAコース使用になっている。

ハンデ戦で上下差は5キロ。全13頭が前走で馬券から外れていて、レベル的には高くない。そこで、穴狙いに徹して3騎の伏兵馬から入ることにした。

◎タイセイシリウスは札幌芝2000mの前走で6着。2番手を進み、勝負でモタついて下がったが、直線でジリジリと盛り返してきた。最後の最後は少し狭くなっていて、2着との差は0秒1だった。久しく掲示板に載っていないが、大きな力の差はない。

今回はハンデ戦で最軽量の52キロ。別定で58キロだった前走から6キロも軽い斤量で走れることになる。スムーズに運べるなら、阪神の芝2200m(内)という舞台も悪くないだろう。

北海道帰りの中1週でも坂路でしっかりと時計を出すことができた。ヤネが乗れない藤懸貴志でどうかだが、うまくハマると穴を開けるシーンがある。

○ビューティーウェイはハンデ53キロの5歳牝馬。昨年の秋に阪神の芝2000m(内)を52キロのハンデで2着している。4ヵ月ぶりの実戦でも乗り込んで仕上がりは上々。体は増やせているようだし、ロスなく立ち回るとあるいは。ヤネは今年のワールドスーパージョッキーズシリーズで王者に輝いた岩田望来。

▲サジェスは中央での2勝が団野大成とのコンビを組んで挙げたものになる。久々を叩いての上積みが見込め、ハンデは手ごろな55キロ。開幕週の馬場がいいわけではないが、手の合うヤネで浮上があっても。

以下、レッドバリエンテ、ハートオブアシティ、シホノスペランツァ、オールザワールドなど、侮れない勢力は多い。

午前の段階で、◎タイセイシリウスは単勝660円の2番人気。このオッズは上がっていくだろう。○ビューティーウェイは単勝3,330円の11番人気、▲サジェスは単勝2,690円の9番人気。ハマるとかなり大きい配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。

◎6番タイセイシリウス
○7番ビューティーウェイ
▲5番サジェス
△9番レッドバリエンテ
※4番ハートオブアシティ
×12番シホノスペランツァ
×1番オールザワールド
×13番アサケレディ
×11番マリノアズラ
×8番ディナースタ
×3番マイネルミュトス

【複勝】6番(60%)・7番(20%)・5番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→9(×3)
6→8.11.12
7→全通り
5→全通り
【馬連&ワイド】
7-9・5-9
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
6→全通り(66点)
【3連複】(軸2頭ながし)
6.9→8.12(×2)(4点)
6.9→1.4.11.13(4点)
5.7→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.7→全通り(66点)
6.5→全通り(66点)
7.5→全通り(66点)
6.9→全通り(66点)
6.9→8.12(×2)(24点)
6.9→1.4.11.13(24点)

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阪神12R
3歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1200m戦。フルゲートの16頭立てで、揉まれずに前で運びたいタイプが多くなっている。

素質的に抜けているのは3歳の牝馬スマートアイ。あっさり勝ち切るかもしれないが、3番枠で外から突かれるようだと楽な競馬ではなくなる。そこで、3騎の伏兵馬を狙うことにした。

◎ゴールドフィンガーは5歳の牝馬で、3歳時に現級で3着した実績がある。前走の中京戦は1秒9差という着差の大きい6着だが、メンバーが相当にそろっていた鞍で、3着からとなると差は0秒4だった。

中間は栗東の坂路で意欲的に乗り込んで気配は良好。阪神は問題ないし、ハイペースになって競馬が壊れることになると差し込んでくるシーンがある。人気薄。

○ニシノラーナは今年の3月に53キロの斤量で1勝クラスをV。2番手から抜け出す競馬でスピードを見せた。中間に除外が続き、その割に攻め量が多くないが、気で走るタイプだから問題ないか。差す形でも脚は使えるし、4キロ減騎手(古川奈穂)起用の52キロで一発がないか。

▲アメトリーチェは岡田一族の生産馬、所有馬で、3走前に中山のダ1200mで1勝クラスを逃げ切っている。乗り込んで仕上がりは良さそうで、3キロ減騎手の今村聖奈を起用して斤量が53キロ。5番枠からどんな競馬をしてくるかだが、岡田一族特有の不気味さを感じる。

△は前出のスマートアイで、以下、ミラクル、プレイテシア、ミルトハンター、メイショウクリフトなど、軽視できない勢力が多くいる。

午前の段階で、◎ゴールドフィンガーは単勝2,310円の9番人気、○ニシノラーナは単勝1,590円の6番人気、▲アメトリーチェは単勝2,690円の11番人気。3頭ともに人気はなく、ハマるとドデカイ配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

◎8番ゴールドフィンガー
○12番ニシノラーナ
▲5番アメトリーチェ
△3番スマートアイ
※2番ミラクル
×9番プレイテシア
×16番ミルトハンター
×15番メイショウクリフト
×7番コウバコ
×6番ナツイロノオトメ
×10番アイアンムスメ

【複勝】8番(40%)・12番(40%)・5番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
12→全通り
5→全通り
【馬連&ワイド】
3-8(×2)・8-16(×2)・8-15・3-12(×2)・12-16(×3)・3-5
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【3連複】(軸1頭ながし)
8→全通り(105点)
【3連複】
3-8-16(×4)・3-8-15(×2)・8-15-16(×2)
【3連複】(軸2頭ながし)
5.12→全通り(14点)
3.12→全通り(14点)
3.5→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
8.12→全通り(84点)
8.5→全通り(84点)
12.5→全通り(84点)
8.3→全通り(84点)
8.3→16(×3)(18点)
8.3→2.7.15(18点)

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騎手、調教師、馬主、エージェント、専門紙の記者などとのコネクション強化を図ります。有益な予想をお届けすべく、全力で取り組んでまいります。