今回は初となりますが、府中牝馬ステークスについて真面目に回顧していきたいと思います！

掲示板に載った5頭+評価Zの馬+一番人気馬についての回顧になります。

評判が良ければ今後も続けたいと思いますので、参考になればTwitterのフォロー、いいね、RT…記事のスキをお願いします！

1着スカーレットカラー 事前評価C

大山ヒルズ帰り、中10週
前走ぐらいは走れるという評価ながら岩田康騎手で評価を落とした。データ上は京都が得意で東京を疑問視したが、前走札幌とは遜色ない数字であり、それを理由に下げる必要もなかったか。札幌を上がり最速で惜しい2着なら広い東京で前進を期待して当然。このあたりは反省して初心に戻る必要がある。

次走に向けては、エリザベス女王杯なら在厩となりそう。この馬自身在厩ではフェアリーS2着やマーメイドS3着があり問題なさそうだが、厩舎成績からは大山帰りの方が率高いのが見て取れる。今回と同じぐらいは引き続き走って来るとして、上積みは無いという前提で横の比較をすべきだろう。騎手は岩田康騎手なら京都替わりは歓迎だ。

2着フロンテアクイーン 事前評価A

ジョイナスF帰り、中10週
やはりジョイナスF帰りはよく走る。これで13戦中10戦で馬券内、2着は7回目。ここのところ7戦連続で馬券内というわかりやすい馬。それもすべてマイル〜千八のレースだ。すでに6歳の牝馬で狙えるレースは残り少なそうだが、今後もジョイナスF帰りで千六〜千八のレースに出てきたら必ず押さえる必要がある。

逆に、次走在厩でエリザベス女王杯に挑戦するようであれば評価は下げて良い。

3着ラッキーライラック 事前評価B

ノーザンファーム空港帰り、中21週
総合力の高さは証明しているが、これといった突き抜けた武器がない分勝ち切れない。松永幹厩舎の空港帰り、石橋脩騎手ともサンプル少ないながらデータ上はハイアベレージで、持てる力は出してきた。

秋華賞や阪神牝馬Sは敗因がはっきりしている。今後も基本はしがらき調整で出てきそうだが、順調さを欠いた訳でなければローテーション問わず好勝負してきそう。

中3週となるエリザベス女王杯は在厩となりそうだが、アーモンドアイの2着した桜花賞で在厩もこなしている。ただ、勝ち切るパンチ力に欠けることは覚えておきたい。

4着オールフォーラヴ 事前評価B

グリーンウッド帰り、中8週
4着まで押し上げたが最後はやや止まったか。前に馬が入って追い出しがワンテンポ遅くなったが、そのおかげで逆に4着まで粘れたように感じる。マイルの方が伸び切れそうに見えた。

中内田厩舎×川田は人気薄になりにくいが、特に前走違う騎手で負けて川田へ乗り替わる場合は押さえて損はない。次走は不明だが、マイルの牝馬限定戦なら重賞でも十分やれる。まだ先だが、ターコイズステークスあたりに出てきたら積極的に狙いたい。

5着クロコスミア 事前評価B

ディアレストC帰り、中7週
前走からの外厩の使い方やローテも昨年と同じ形で、着順も同じとなった。事前の評価通りの前哨戦で、文句ない内容と言える。

この馬が本当に良くなるのは次走で、昨年と同じようにエリザベス女王杯を在厩で狙うなら必ず押さえないといけない。鞍上は不明だが、戸崎継続が望ましい。「関西の戸崎」を言う人がいても気にしないで良い。今年は中山芝と同じ数だけ京都芝で勝っている。サンプル少ないが今のところ京都芝の連対率はかなり高い。

9着ダノングレース 事前評価Z

ノーザンF天栄帰り、中10週
国枝厩舎の天栄帰りは高率で、×三浦もコンビ勝利歴あるので評価した。前走は最後全く追えなかったので度外視も間違いではなかったと思うが、今回もスムーズな競馬はできなかった。

道中の運びは悪くなかったが、直線に向いて狭いところに突っ込んでいった。三浦騎手が引かなかったのは評価が分かれるところで、突き抜ければ評価されるのだろうが、結果挟まれながら追われることになった馬はしんどい競馬になったと思う。

間を割れるだけの力が馬になかったのも事実で、スムーズでも掲示板までいけたかどうかといった感じなので完敗には違いない。ただ馬にダメージがないか、心配な負け方ではあった。

15着プリモシーン（1番人気） 事前評価B

ノーザンF天栄帰り、中11週
毎回天栄の馬で、中11週も問題ないはずだった。勝ち馬の位置を考えると展開も悪くない中、重めの馬場や距離を考慮してもいくらなんでも負けすぎ。敗因がよくわからない。

春にあれだけの身体能力を見せた馬が一夏越して急に衰えるはずもなく、マイル、良馬場のベスト条件に出てきたらもう一度見直したいが…そこでパッとしないようならしばらくは厳しいかもしれない。繊細な馬であれば、台風に驚いて精神的に萎縮したというのも…真面目な話、ないことではないと思う。