菊花賞の全頭外厩評価をお送りします。
評価はS～Eの6段階+激走注意Zとなります。ご参考までに♫

評価S　圏内濃厚
評価A　軸候補
評価B　おさえ必須
評価C　おさえ候補
評価D　厳しいか
評価E　かなり厳しい
評価Z　激走注意

評価Zに注目です♫

1.ザダル　評価C

大竹厩舎×石橋脩
ノーザンF天栄帰厩初戦、中4週

毎回天栄。大竹厩舎×天栄は複率高率に対し勝率超高率。×石橋脩も複率水準ながら勝率は高い。今回も状態は問題なさそうで前走勝ち馬の後ろからしぶとく伸びたが内枠の恩恵大きそう。崩れてない魅力あるが半信半疑。

2.ニシノデイジー　評価B

高木厩舎×ルメール
西山牧場阿見分場帰厩2戦目、中4週

高木厩舎×西山阿見は初戦傾向で、2戦目は率落ちる。×ルメールはサンプル少ない中好走させていて勝浦よりは良さそう。これまで能力全開レースが少なく騎手の腕で前進あるが、陣営力では少し見劣るのも事実。騎手が好調な分やや評価アップしておく。

3.カリボール　評価B

須貝厩舎×藤井勘
ノーザンFしがらき帰厩3戦目、中1週

須貝厩舎×しがらきは初戦傾向で、在厩率水準。ただこの馬の3勝は在厩で、間隔詰まるが悪くはなさそう。×藤井勘は水準下もコンビ2勝で相性は良い。京都外回りで末かなり切れる。前走は2勝クラスとはいえトップハンデで古馬撃破。上がり2位との差も大きく、キレ味勝負になればヒケ取らない。

4.ユニコーンライオン　評価B

矢作厩舎×岩田康
シュウジデイF帰厩2戦目、中3週

矢作厩舎×シュウジデイFは叩き傾向。率は水準やや下。×岩田康は継続騎乗で水準以上の率。前走よりは走れる状態で来そう。前走は中団から進めたが本来は前に行ける馬。内枠から展開向きそうで、掲示板以上があるかも。

5.ワールドプレミア　評価A

友道厩舎×武豊
ノーザンF天栄帰厩2戦目、中3週

友道厩舎の天栄帰りが率高すぎでどうしても2戦目は率落ちるが、春には在厩でもヴェロックスの2着ありあまり気にしないで良いか。×武豊は複率8割に迫る超々高率。京都外回りは2戦2勝。折り合いカギもコースは合いそうで、陣営の傾向からも2〜3着までに入ってくる可能性はかなり高い。

6.ディバインフォース　評価E

寺島厩舎×横山典
追分リリーバレー帰厩初戦、中8週

追分LV帰りは前々走勝ちあり初戦傾向のある馬。寺島厩舎×追分LVはサンプル少ない。×横山典もサンプル少ないが前走含め結果出ていない。初戦傾向あるとはいえ2勝クラスもサクっと突破できないようでは厳しいか。

7.ヒシゲッコウ　評価B

堀厩舎×スミヨン
阿見トレセン帰厩3戦目、中11週

夏場は在厩で調整。堀厩舎の在厩はハイアベレージ。×スミヨンは一流騎手として扱うが久々来日で使えるデータなく、ルメールが超々高率だけに乗替は不確定要素でもある。長距離適性は高い。反面瞬発力勝負になると疑問だが、調教を見ているとこれまでより前のポジションを取りに来そう。外すのは怖い。

8.メロディーレーン　評価D

森田厩舎×坂井
ヒイラギ淡路帰厩2戦目、中2週

森田厩舎×ヒイ淡は初戦在厩遜色なく水準以下の率。×坂井は結果出ておらず、減量岩田望との比較でも技術的な面はともかく数字的にプラスとは言えない。小さな馬体で紅一点。前走は好タイムだが滅多に使われないコースで評価しづらい。応援したいが冷静に判断必要。

9.ヴァンケドミンゴ　評価C

藤岡厩舎×藤岡佑
グリーンウッド帰厩2戦目、中4週

藤岡厩舎×GWは初戦在厩遜色なく水準前後。馬自身は叩き傾向あり調子上げてきそう。×藤岡佑も水準前後。前走石橋脩はサンプル少なく比較は難しい。準OP経験は貴重。福島で良績だが、昨年フィエールマンもそうだった。余裕があればおさえておきたい。

10.カウディーリョ　評価Z

堀厩舎×Mデムーロ
ノーザンF空港帰厩初戦、中9週

前走に引き続き空港。堀厩舎×空港は超ハイアベレージ。×ミルコはハイアベレージで、勝率は超高率。青葉賞惨敗は在厩で、アイビーSも阿見TC帰り。ノーザン系外厩帰りは3戦3勝となっている。空港帰りの今回は陣営力で最上位クラス。右回りで距離が伸びるのも好材料。人気よりは上に来そう。

11.シフルマン　評価C

中尾厩舎×松山
グリーンウッド帰厩2戦目、中3週

中尾厩舎×GWは初戦傾向で、在厩は水準以下の率。ただし馬自身は叩いてパフォ上げ、2戦目は良さそう。×松山は水準やや下の率だがコンビ勝鞍あり継続騎乗。瞬発力勝負は厳しそう。逃げの手も想定されるが、松山騎手は溜め逃げできると上手いがレースを作っていく形は疑問。馬の得意な競馬に持ち込めるかどうか。

12.レッドジェニアル　評価B

高橋忠厩舎×酒井
山元トレセン帰厩2戦目、中3週

叩いて調子上げる馬で、京都新聞杯勝ちがGW帰り2戦目。高橋忠厩舎×山元はサンプル少ないが叩き傾向で、水準やや下だが前走よりはプラス。×酒井は水準以上で重賞勝ちコンビ。上昇気配あり、重賞勝ちある京都外回り。魅力的。

13.ヴェロックス　評価A

中内田厩舎×川田
ノーザンFしがらき帰厩2戦目、中3週

中内田厩舎×しがらきはやや初戦傾向で2戦目はプラスと言えない。ただし十分高率。×川田はおなじみの超高率。しがらき帰り2戦目中3週は皐月賞と同じ。春の上位馬が抜けた今回、負ける訳にはいかない立場だが、これまではサートゥルナーリアという意識しやすいライバルがいた。今回は相手を一頭に絞る競馬ができない点でレース運びが難しそう。能力最上位は認めてもS評価はつけづらい。

14.サトノルークス　評価C

池江厩舎×福永
ノーザンF空港帰厩2戦目、中4週

池江厩舎の在厩は高率。春はしがらき調整でクラシック不発も前走空港帰りで復調。×福永は超高率で前走川田と遜色ない。この面子ならある程度やれていいが、厩舎的には外厩初戦傾向。大幅な上積みは疑問。

15.ホウオウサーベル　評価B

奥村厩舎×蛯名
ノーザンF天栄帰厩初戦、中8週

毎回天栄。奥村厩舎×天栄は水準以上で厩舎全体成績を大きく上回る。×蛯名はサンプル少なめもこの馬と2勝あり相性は良さそう。ほどよく間隔をとって順調なのは好感。直線長いコースも良さそうで相手関係だけ。

16.ナイママ　評価E

武藤厩舎×柴田大
ビッグレッドファーム明和帰厩2戦目、中4週

中央転入2戦目の京都新聞杯でそこそこの競馬。武藤厩舎×BRF明和は叩き傾向だが在厩率も低め。×柴田大も率低くずっとコンビだが結果出ない。外枠でことごとく負けてる馬で今回も外枠。さすがに厳しいか。

17.タガノディアマンテ　評価D

鮫島厩舎×田辺
宇治田原優駿S帰厩2戦目、中4週

鮫島厩舎×宇治田原は初戦在厩遜色なく水準やや下。×田辺は勝つか負けるかの傾向で安定感に欠ける。内伸び馬場を大外から捲った前走はキツい競馬。もう少しやれそうだが、同じような競馬となったニシノデイジーと比較して見劣るだけに評価は上がらない。

18.メイショウテンゲン　評価C

池添厩舎×池添
三嶋牧場帰厩2戦目、中4週

春はずっと在厩で弥生賞制覇。2戦目はプラス。池添厩舎×三嶋牧場も叩き傾向。×池添は厩舎主戦で水準前後の率保つ。前走は出遅れて万事休す。いつも出遅れ&二の脚が遅い。距離延長は助けになるかも。余裕があればおさえたい。

【評価まとめ】

●評価S：該当馬なし
●評価A：5.ワールドプレミア、13.ヴェロックス
●評価B：2.ニシノデイジー、3.カリボール、4.ユニコーンライオン、7.ヒシゲッコウ、12.レッドジェニアル、15.ホウオウサーベル
●評価C：1.ザダル、9.ヴェンケドミンゴ、11.シフルマン、14.サトノルークス、18.メイショウテンゲン
●評価D：8.メロディーレーン、17.タガノディアマンテ
●評価E：6.ディバインフォース、16.ナイママ
●評価Z：10.カウディーリョ

ヴェロックスは最上位ですが、中内田厩舎の二戦目がどうしても率落ちる点や、ライバル不在がかえってアダとなる可能性もあり、A評価にとどめました。カウディーリョは陣営力ならトップクラス。先日の京都大賞典を買ったドレッドノータスの半弟で、血の勢いもあります。ミルコ騎手は調子に波があるので強力には推せませんが…人気がないならおさえておきたいです。