富士ステークス概要

・東京芝1600mで行われるG2。
・脚質的には、逃げ馬は（0-0-0-18）と苦戦、追込馬は（1-6-6-70）と2、3
着には来るが頭からは狙えない。
・ペースはハイペースからミドルペースになることが多い。過去18年中13年がハイペースからミドルペース。たまにスローになることもあるが、極端なスローペースになったのは1回のみ。今回のレースペースは、ハイペースからミドルペースになることを想定して、そのペースに適性がある父系・牝系を推しています。
・芝1600m・東京競馬場・ハイペースからミドルペース、の各カテゴリーで1勝クラス以上の複勝率を集計しています。
・その集計結果を基にして、人気馬6頭＋それ以外からピックアップした馬2頭を、父系・牝系両面から、S・A・B・C・D・Eとランクを付けました。
・その上で最後に軸候補2頭・特注馬2頭を挙げています。

ソングライン（父：キズナ、牝系：B3号族フィナーレ系）

・NHKマイルカップ2着馬。前走の関屋記念は1番人気3着。
・前走は負けたものの、毎日王冠を勝ったシュネルマイスターとはNHKマイルCで　同タイムだったことからも古馬相手でも十分通用する。
・牝系B3号族フィナーレ系は、秋華賞と海外GIを勝ったディアドラや、ダービー馬　ロジユニヴァース、マイルGI2勝馬のメジャーエンブレムなどがいる牝系。

父系：S
牝系：B

ダノンザキッド（父：ジャスタウェイ、牝系：15-a号族レスターリンメア系）

・ホープフルS1着、弥生賞3着。
・東京競馬場では東京スポーツ杯２歳S（G3）を勝っているが、こちらはドスロー。ペースが速くなる事が予想される今回は？
・牝系15-a号族レスターリンメア系は、ダービー2着のスマイルジャックが代表産駒。
・ちなみにジャスタウェイ産駒は芝1600m（全競馬場）の重賞成績（0-0-0-16）

父系：B
牝系：A

ロータスランド（父：ポイントオブエントリー、牝系：3号族スクイブ系）

・前走の関屋記念は1番人気のソングラインを破っての1着。
・ポイントオブエントリー産駒のサンプル数は少ないが、東京競馬場での産駒の全成績は（0-0-0-7）と一頭も馬券になっていない。
・牝系3号族スクイブ系は、GI4勝馬エイシンプレストンが代表産駒。1800～
2000mが最も良績。超スローペースが突出して好成績（複勝率30.6％）。

父系：C
牝系：C

ラウダシオン含むその他の人気馬＋特注馬は下記動画で解説しています。ランク分けの根拠の数字も併せて提示しています。ざっくりいうと芝1600ｍ・東京競馬場・ハイペースからミドルペース、の各カテゴリーの種牡馬あるいは牝系の産駒成績を集計した数字です。興味がある方は動画の視聴、そしてチャンネル登録していただけると小躍りして喜びます。よしなに。