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キャロットクラブ|2023年1歳馬募集(分析) 新種牡馬編

キャロットクラブの1歳馬募集が始まります。
新種牡馬の分析です。

新種牡馬1 ナダル

ナダルの血統表

父はロベルト系統Blameになり、母系統はSeattle Slew系統にHis Majestyでパワーを上乗せ。この配合であればやはりダート中距離路線での活躍を期待。母系にサンデー系統を配合するならスピードの上乗せになりますが、個人的には母系でもMr.ProspecterやDeputy Minister系統を配合してほしいと考えます。

新種牡馬2 ルヴァンスレーヴ

ルヴァンスレーヴの血統表

当馬もナダルと同じく父系はロベルト系統になりますが、違いは配合全体がロベルトサンデーである点。さらには父、母でロベルトのクロスが発生する点かなと考えます。母系の狙いは”非サンデーサイレンス系統”であること。ルヴァンスレーヴ自身の距離適性を生かしつつ中距離ダート戦線で活躍できる産駒を狙っていきたい。

新種牡馬3 ゴールドドリーム

ゴールドドリームの血統表

ゴールドドリームの父であるゴールドアリュールはサンデーサイレンス系統ですが、母父であるNureyevのパワーを受け継いだ産駒。他のサンデーサイレンス産駒よりもスピードが落ちたけどもパワー要素が上がり、芝ほどスピードが求められないダート路線でスピードが発揮されたと考えるのが自然かと。
その産駒であるゴールドドリームの血統配合は母系がDuputy Minister系統+Turn to系統になりますので、根幹は芝路線でも走れる「SS系統+PW型Northern Dancer系統」となります。産駒の狙いは「ダート戦線」となると思いますが、個人的には「芝路線」でも活躍馬を輩出できる素材であると思います。


新種牡馬4 フィエールマン

フィエールマンの血統表


ディープインパクト産駒ですが、母系がNijinsky+ラインゴールドなので重厚。ディープインパクトの成功配合からはズレるのですが、この重厚感がディープインパクト産駒で天皇賞(春)を制するなど古馬になっても活躍した要因となっているのかなと思います。産駒にはこれ以上の重厚感は必要なく、スピードやダート適性の高い配合がベターかなと。
改めて父:ディープと同じ狙い方”で。

新種牡馬5 サートゥルナーリア

サートゥルナーリアの血統表


個人的には一番、分析の難しいのがサートゥルナーリアになりますが、
初年度産駒の狙いとしては個人的な答えは以下のとおり。

「短距離向きの配合馬で1200~1600mで活躍できる馬」を狙いたい。競走成績はクラシック路線での活躍が目立ちましたが、産駒にはカナロアのStorm Cat+His Majesty(In Reality)が伝わるはずで、シーザリオのSW+Sadler's Wellsがそのパワースピードを底上げするイメージです。産駒の狙いは、非サンデーサイレンスでPW型Northern Dancer系統を軸にPW要素の高い系統を。

以上となります。
新種牡馬は産駒実績がないのでイメージに偏りがちです。
サートゥルナーリアは短距離路線、フィエールマンは改めて父:ディープと同じ狙いを、そしてゴールドドリームには芝でも夢を見たいかなと。

ではでは。

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