見出し画像

[POG2022-2023分析]種牡馬編 ④ 種牡馬簡易分析

種牡馬別分析は最後になります。

・ディープインパクト産駒


netkeibaでの2歳馬登録が6頭。
最後の最後世代です。

ディープインパクトの狙いは、初志貫徹以下のとおり。

[A配合] 母系根幹がSP型Northern Dancer系統、底に柔らかい配合。
[B配合] 母系根幹がPW型Northern Dancer系統、底にさらにPW型血統

の2配合を”黄金配合”として狙ってきました。

❶ オープンファイア 牡

黄金配合Bに該当します。最後の最後で黄金配合馬でG1を席巻となるでしょうか。まずは調教時計、デビュ―前評価を見守りたいです。

❷ イルミナントの2020 牝

配合面では軽い芝向きの印象。
東京1800m戦で軽やかな走りを見たいです。(武幸四郎厩舎なので、関西ですが)

ディープインパクトの最後の推奨は上記2頭です。

・ドゥラメンテ産駒


ドゥラメンテの血統表


ドゥラメンテはある意味ハーツクライを同じで、配合的には完成された印象のある種牡馬です。

「キングカメハメハ×サンデーサイレンス(トニービン)」の配合で、キングカメハメハ黄金配合です。もう十分ですので、母系は良い意味で「邪魔」をしないこと。サンデー系統になるとクロスが発生し、Nasrullah系統になると柔らか過ぎることになり距離適性は短くなります。

さらにKingmanbo系統に多く見られる特徴をドゥラメンテ産駒も持ち合わしているかもしれなくて、ドゥラメンテ産駒の特徴はダート戦で実績を残している点があります。

一先ず下記の配合馬を狙っていきたいかなと。

① 基本的には非サンデーサイレンス該当馬
② 母系にパワー型、スピード型ノーザンダンサー系統を配合するとダート向き
③ 母系に軽い配合、スタミナ配合を配合すると芝向き。

・ハービンジャー産駒


ハービンジャーはNorthern Dancerのクロスを多く保有するので、できれば母系に必要以上のNorthern Dancer系統は配合しない方がベターだと考えています。狙いは、サンデーサイレンスの軽いスピード配合かなと。

ハービンジャーの適性距離

距離実績ではまず、

「ダート」実績はほとんどない点がポイント

で、産駒は必ず芝路線で活躍できる馬を狙いたい。
そして一番、勝鞍のある距離は2000m戦になり、「ハービンジャーの特徴そのまま」と思いがちではあるのですが、実はここがポイントで近年の傾向は確実に「マイル向き」に変わってきています。これは中距離向きの繁殖牝馬の配合相手がエピファネイアやモーリスに移行しているのが理由かもしれません。


と3頭を挙げておきます。
後は、2021-2022シーズンの振り返りと傾向。
厳選10頭を公開できればと思います。

ではでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?