見出し画像

【関東募集41~50 血統分析】 キャロットクラブ2022 1歳馬募集

関東募集の最後(No.41~No.50)は、リアルスティールやルーラーシップ産駒など複数種牡馬です。
ここからは特化型産駒を狙うことになります。
では分析を始めます。

―種牡馬:リアルスティール―

● リアルスティール産駒の狙い                                                                              
当馬はディープインパクト黄金配合B(=母系にPW+PW)に該当しますので、キズナなどと同じ。となると産駒に一番合う配合はキズナと同じく「母系でPW+柔らかさ」ではないかと分析しています。

種牡馬:リアルスティールの血統表


関東募集No.41 シークレットスパイスの21 牡


父)リアルスティール
母父)ディスクリートキャット
 
簡易血統分析)
リアルスティール産駒の狙いは母系でPWを補填することになります。当馬の母父はStorm Cat系統なのでPWに偏ります。但し、父、母でクロスが発生することになるので、距離適性は短くなりマイルベターな産駒ではないでしょうか。

評価)
☆☆☆☆

募集金額)
4,000万円(10万/口)
 
 

関東募集No.42 モアザンセイクリッドの21 メス


父)リアルスティール
母父)More Than Ready
 
簡易血統分析)
リアルスティール産駒としては狙いとおりの母系でパワー要素を補填。但し、父母でHaloのクロスが発生するので41同様にマイルベターな産駒ではないでしょうか。

評価)
☆☆☆☆

募集金額)
2,000万円(5万/口)

関東募集リアルスティール産駒2頭も高配合です。距離適性は短くなりそうですが、狙いは十分ではないでしょうか。

―種牡馬:ドレフォン―

● ドレフォン産駒の狙い                                                                              
ドレフォンはPW型Storm Cat系統になりますので、芝であれば中距離までの種牡馬。母父サンデー系統を配合すると芝1800mベスト、母系統でパワー、スピードを配合すると、芝ダ兼用の短距離馬かなと分析します。

関東募集No.43 ビットレートの21 メス


父)ドレフォン
母父)スペシャルウィーク
 
簡易血統分析)
当馬は母父がスペシャルウィークになりますので、PW型×SS系統になり、産駒は1800mまでかと考えます。芝1800m戦で活躍を期待します。

評価)
☆☆☆

募集金額)
2,800万円(7万/口)
 
―種牡馬:リオンディーズ―

● リオンディーズ産駒の狙い                                                                              
リオンディーズはキングマンボ系統ですが、父のパワー、母の総合力の高さで粘り込みタイプの産駒が多いです。
(スピードよりもパワー要素が高い配合)
産駒は上記内容を基に分析を行います。

関東募集No.44 ウインジュビリーの21 牡


父)リオンディーズ
母父)シンボリクリスエス
 
簡易血統分析)
リオンディース(Kingmanbo系統)×母系Roberto系統になります。スピードよりもパワー要素が高い配合になりますので、芝でのスピード比べよりはダート戦線で活躍を期待したいかなと。
 
評価)
☆☆☆

募集金額)
3,000万円(7.5万/口)
 

―種牡馬:ルーラーシップ―

● ルーラーシップ産駒の狙い                                                                              
ルーラーシップ産駒の狙いは母系で“柔らかくなりすぎないこと”、それはルーラーシップ自身が完成された配合で“配合の柔らかさで”走る競走馬であった点かなと。
ハーツクライ、ドゥラメンテ産駒と同じイメージです。


関東募集No.45 コルコバードの21 牡


父)ルーラーシップ
母父)ステイゴールド
 
簡易血統分析)
ルーラーシップの狙いは母系で“柔らかくなりすぎないこと”、それはルーラーシップ自身が完成された配合で“配合の柔らかさで”走る競走馬であった点からです。コルコバードはステイゴールド×ミスプロなので、柔らかすぎないサンデー系統馬になりますので、狙いとおり。
芝中距離路線で活躍を期待します。

評価)
☆☆☆☆

募集金額)
3,600万円(9万/口)
 
 ―種牡馬:シルバーステート―

● シルバーステート産駒の狙い                                                                              
サンデーロベルトの父:シルバーステートの初年度産駒の傾向は1600m以下に偏り、獲得賞金の上位馬はほとんどが牝馬である点に注目です。

関東募集No.46 ピースエンブレムの21 牡


父)シルバーステート
母父)ウォーエンブレム
 
簡易血統分析)
母系でミスプロのクロスが発生しますので、12-1400m戦で活躍を期待したいと考えるのが自然かなと。但し、牡馬ですので、シルバーステート産駒の獲得賞金上位馬は牝馬が占める点は検討の際に考慮したい。
 
評価)
☆☆☆

募集金額)
4,400万円(11万/口)
 
 ―種牡馬:ヘニーヒューズ―

● ヘニーヒューズ産駒の狙い                                                                              
Storm Cat系統なので狙いはやはり芝ダ問わず1400m戦、ここに母系とのバランスを考えて分析を行います。


関東募集No.47 ティンバレスの21 牡


父)ヘニーヒューズ
母父)ウォーエンブレム
 
簡易血統分析)
Storm Cat系ヘニーヒューズにミスプロなので、1400mダート戦が主戦場と考えるのが自然です。配合面でも底にKingmanbo系統なのもダート戦での総合力を高めますし良しです。
【特化型産駒】

評価)
☆☆☆☆

募集金額)
3,000万円(7.5万/口)


 ―種牡馬:マインドユアビスケッツ―

● マインドユアビスケッツ産駒の狙い                                                                              
配合の根幹がDeputy Minister系統なので、狙いとしては1400m戦芝、ダでスプリント力を見せてほしいと一先ずは考えます。さらにBlushing GroomやGrey Sovereignが補填されているので、距離の融通はあり1600mまでかなと。

関東募集No.48 バイラオーラの21 メス



父)マインドユアビスケッツ
母父)トワイニング
 
簡易血統分析)
バイラオーラ産駒は産駒通算2勝なので、この募集額なのか、馬体的にこの募集額かは分かりませんが、血統配合的には、Deputy Minister系統×Mr.Prospecter配合、底にサンデーサイレンスが配合されていますので距離は1400mまでこなせるかとは思いますが、1200mダート戦でスピードを生かす競馬が理想かなと。
【特化型種牡馬】
 
評価)
☆☆☆☆

募集金額)
1,600万円(4万/口)
 
 ―種牡馬:ミッキーロケット―

● ミッキーロケット産駒の狙い                                                                              
父:ミッキーロケットはキングカメハメハ×Nureyevなのでダート戦が主戦場になるかなと思える種牡馬です。芝なら短距離戦でと思いますが、より適性があれば楽しめると思う“ダート戦”で活躍を期待したい配合かなと。


関東募集No.49 ヒルダの21 メス


父)ミッキーロケット
母父)ダイワメジャー
 
簡易血統分析)
母系はダイワメジャー×パワー型Northern Dancer系統なので、短距離向きのスピードが豊富な配合。父:ミッキーロケットがダート戦で活躍を期待したい種牡馬なので狙いは短距離ダート戦かなと。

評価)
☆☆☆☆

募集金額)
2,000万円(5万/口)
 

―種牡馬:No Nay Never―

● No Nay Never産駒の狙い                                                                              
Storm Cat系統が父ですので、芝ダ共に短距離適性が高そうです。母系とのバランスを分析していきたい。

関東募集No.50 外)キャントバイミーラヴの21 メス


父)No Nay Never
母父)War Front
 
簡易血統分析)
Storm Cat系統が父ですので、芝ダ共に短距離適性を求めます。母父もDanzig系統ですので、よりSP要素高めです。1200~1400m戦で活躍を期待するのが自然かなと。
【特化型産駒】

評価)
☆☆☆☆

募集金額)
3,000万円(7.5万/口)
 

関東募集馬の分析は以上です。
関西馬の募集も完了次第、あげていければと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?