なぜマーケティング志望で会社に入るのが難しいのか

私も昔に転職をしようとしていたとき、「マーケティングがやりたい!」と思い、そういった役職で入社できる会社がないか探していました。
某転職サイトのエージェントも活用して探していましたが、私の経験が兼任マーケターで具体的な成功プロジェクトがないということで、かなり難しいという話をされました。
そもそもなぜマーケティングという部門で入社するのが難しいのか。
ひとえにそれは「マーケティングに正解がない」ということに尽きると思います。
仮に成功事例を引っ提げて挑んだとしても、それが普遍的に使えるかどうかはわかりません(というか使えない可能性の方が高いです)
ただ、何度もマーケティングで「企画」して「実行」し一定の成果を挙げたということは活かせると思います。
マーケターに必要なのは知識ではなく「企画力」と「実行力」、そして「修正力」です。
正解がない分野だからこそ、まずはやってみて、そこから修正し成果を得るというプロセスこそが重要なのだと思います。
自社製品・サービスを売るためにどうするか考えるという意味では営業職と同じです。
逆に言えば、営業職でもマーケターの視点は必要ですし、切り離せないものだと思います。
マーケター志望の方で営業未経験という方は、まずは営業からやってみることをオススメします。
営業は実際にお客様とコミュニケーションが取れ、ヒアリング次第で大きなヒントが得られます。
それを上手く提案し、実行していけばそれはもう1人の敏腕営業マンでありマーケターです。
マーケティング志望でなかなか転職できない方は是非参考にしてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?