無題

2/2 WIN5 & シルクロードS & 根岸S & 新種牡馬考察

アロースタッドにカリフォルニアクロームが到着したようですね。
例年に比べ今年は外国産の種牡馬の大物が多いですね。

ダーレーJFにはサンダースノー、ホークビル
アロースタッドにはカリフォルニアクローム
社台スタリオンにはニューイヤーズデイ、ブリックスアンドモルタル
が、今年導入されました。

サンダースノー 250万(出生条件)
父ヘルメット(ダンジグ系)、母父ドバイデスティネーション(キングマンボ系)
G1を4勝、G2を2勝、G3を1勝
クリテリウムアンテルナシオナル 芝1400m
ジャンプラ賞 芝1600m
ドバイワールドC ダ2000m<連覇>

ホークビル 100万(出生条件)
父キトゥンズジョイ(サドラーズウェルズ系)、母父ジャイアンツコーズウェイ(ストームキャット系)
G1を2勝、G2を1勝、G3を1勝
エクリプスS 芝2000m
ドバイシーマクラシック 芝2410m

カリフォルニアクローム 400万(受胎確認)
父ラッキープルピット(A.Pインディ系)、母父ノットフォーラブ(ミスタープロスペクター系)
G1を5勝、G2を2勝
ドバイワールドC ダ2000m
ケンタッキーダービー ダ2000m
プリークネスステークス ダ1900m
サンタアニタダービー ダ1800m
ハリウッドダービー 芝1800m

ニューイヤーズデイ 300万(受胎確認)
父ストリートクライ(ミスタープロスペクター系)、ディキシーユニオン(ノーザンダンサー系)
G1を1勝
BCジュヴェナイル ダ1700m
代表産駒
マキシマムセキュリティ(フロリダダービー勝ち馬)

ブリックスアンドモルタル 600万(受胎確認)
父ジャイアンツコーズウェイ(ストームキャット系)、母父オーシャンクレスト(ストームバード系)
G1を5勝、G2を2勝
ペガサスワールドカップターフ 芝1900m
ターフクラシックステークス 芝1800m
マンハッタンステークス 芝2000m
アーリントンミリオンステークス 芝2000m
ブリーダーズカップ・ターフ 芝2400m

こうやってみると受胎してもそこから生まれるまでに流産の可能性もありますし、ダーレーの出生条件での低価格は生産牧場にとって非常にありがたい設定になっていますよね。
ちなみにダーレーの2頭はゴドルフィン所有だったので導入価格はわかりません。
カリフォルニアクロームは約16億円
ニューイヤーズデイは約5.4億円
ブリックスアンドモルタルは約4億円
ブリックスはペガサスワールドカップターフ前の購入でしたので非常にお買い得だったと言えます。
もし、ブリーダーズカップターフ後の購入だったとすれば最低でも20億以上の価格になり購入したくても購入できなかったと思います。

それぞれどんな繁殖が合うのか考えてみましょうか。

まずはブリックスアンドモルタルですがストームキャットの直系ですね。
今発表されている中ではソウルスターリングが種付けされるようですね。
母父ストームキャットで種牡馬としても活躍しているロードカナロアやキズナなどを考慮するとサンデーサイレンス系、ミスターマンボ系ともに相性が良いのでこれは大きなアドバンテージになりそうです。
またシアトルスルーやブラッシンググルームも保有していますのでこのあたりを活かせる配合が面白いと思います。
距離的にはマイル~中距離の芝馬の繁殖がいいのではないかと思います。
今年は現役なので付けられませんがアーモンドアイなどはこの馬にとって非常に楽しみな配合になると思います。
あと、某掲示板(N競馬や〇ちゃん)などで勝己さんじゃなく照哉さんが購入を決めた云々で期待できないなどの書き込みを見ますが大きな間違いです。
照哉さんが導入してきた種牡馬を調べればそれが大きな間違いだということに気が付くと思いますよ。
種馬を見る目は自分は照哉さんは非常に優れた目をもっておられると思ってますし、だからこそ今の社台スタリオンがあるんですからね。

次はニューイヤーズデイです。
代表産駒のマキシマムセキュリティを見てみると・・・
母父アナシード(APインディ系)、母母父クレスタリバー(ノーザンダンサー系)でノーザンダンサー5x5x4のインブリード
ニューイヤーズデイがマキャヴェリアン系のストリートクライで、ストリートクライの日本での代表産駒を見てみると・・・
トータルヒート(母父 アンユージュアルヒート)、アークビスティ(母父スカイクラシック)、フェアエレン(母父プルピット)などですね。
海外ではストリートクライ産駒はウインクス(母父アルアルカバー)、ゼニヤッタ(母父クリスエス)、ストリートセンス(母父ディキシーランドバンド)などがいます。
基本的には日本の芝の瞬発力勝負には向かない傾向があると見ているので基本はダート向き
スピードタイプのノーザンサー系との配合が合いそう。

次はカリフォルニアクロームです。
芝のハリウッドダービーでの勝利はあるもののそれ以外の勝利はオールウェザーかダート。
父APインディ系、母父ミスプロ系、母母父ノーザンダンサー系、母母母父サーゲイロード系
と、日本にも相性の良い血が並ぶ血統構成。
ただし、自身にミスプロの4x3を持つので、これ以上ミスプロの血を濃くすることには疑問。
基本的にはサンデー系xノーザンダンサー系の血統構成の牝馬に向くとの意図で購入されたと予想する。
ただ、、、メインのターゲットは日高の生産者になると思うので社台と比較した場合繁殖の質が下がるのは仕方ない。
その中で序盤(特に1年目)の産駒のデキが全てを決めてしまうかも・・・。

次はサンダースノーです。
現役時代は芝、ダート問わずに活躍。
父はデインヒル直系で母父にはキングマンボ直仔のドバイディスティネーション、母母父にヌレイエフ。
父母父にはサドラー系のシングスピールも持っていてspecialを7x(6x4)でもつ。
サンデー系の牝馬にはもってこいの血統構成で繁殖の質さえ高ければ活躍馬は出てきそう。
産駒は芝、ダートともに走れそう。
ダートならゴールドアリュール産駒の牝馬、芝ならキングカメハメハ産駒が合いそう。
ただ、ダーレーの種牡馬なので、それらの質の高い牝馬をどれだけ集めれるかは疑問。

次はホークビルです。
個人的に、一発の大当たりを狙うならこれかと・・・
例えば、カトゥルスフェリス
父ディープインパクトで母父がKitten's Joy、母母父がストームキャット系。
そして、カトゥルスフェリスの母ステファニーズキトゥンと血統構成が似ているのがホークビル。
いかにもディープやハーツの牝馬が合いそうな血統構成。
ただ、こちらもどこまで質の高いディープやハーツの繁殖を集められるか・・・。

と、いった感じですかね。
どれも、種牡馬のポテンシャルは非常に高い馬たちだと思います。
ただ、かねてから言っているように集めれる「繁殖牝馬の質」が、問題になるでしょう。
その点では、ブリックスアンドモルタルが一番正国近い場所にいるのではないかと感じます。

どんな結果が出るのかは早くても3年後のデビューとなりますし、今から楽しみですね。

では、予想にいきましょう。

WIN5

京都10R 飛鳥S
東京10R 早春S
小倉11R 周防灘特別
京都11R シルクロードS
東京11R 根岸S

京都10R 13.7
東京10R 8.1.10
小倉11R 15.13.12.3
京都11R 13.8
東京11R 3.15.5

では重賞にいきましょう

根岸S
<G3 東京 ダート1400m>

過去10年のレースラップはこちら

画像1

画像2

逃げ馬はドリームキラリのみ。
差し馬が非常に多いメンバー構成でそんなに流れが早くなるとは考えにくい。
とはいえ、逃げ馬や先行で末脚に優れた馬もそう多くない。
ならば差し脚比べになると予想する。

◎ 3 ミッキーワイルド

前走はスタートで躓きながらも差し切りっての勝利。
コパノキッキングをマークする形で運ぶことが考えられる。
東京ダートでは3.2.1.0と得意舞台で調教内容もよく連軸。

〇 15 ダノンフェイス

距離が長かった前々走の武蔵野Sを評価したい。
前走では得意距離でしっかり勝ち切り、7歳でも衰えは感じられない。
末脚は確実に使えるのが強み。

▲ 5 コパノキッキング

前目で運べるようになり、レースの幅が広まった。
ベストは1200mも昨年のこのレースを勝っているように流れがそう早くならなさそうなここは対応可能。
鞍上も藤田菜から昨年勝っているマーフィーに乗り代わり。
マーフィーも冬場は今週でラストになるので日曜日もかなり勝ち星を積み上げてくると思われる。

△ 4 ワンダーリーデル
△ 6 ワイドファラオ
△ 7 スマートファルコン

馬券
馬連
3-5.15 2点

(間違って3-6.15 2点と記載しておりました)

シルクロ-ドS
<G3 京都 芝1200m>

過去10年のレースラップはこちら

画像3

画像4

逃げ馬はモズスーパーフレア
貯めるような逃げは合わないタイプでスピードに任せて行ったほうがいいタイプ。
前半3F33.5~34.0くらいのハイペースで逃げると予想する。
ただし、問題は直線。
土曜日の結果を見ても直線の内の痛みは深刻で内を走る馬はノーチャンスといっていい。
ならば、ハイペースの差し競馬と予想し、外を使って差し競馬をする馬を重視したい。

◎ 8 アウィルアウェイ

末脚は確実で
鞍上の川田騎手も土曜日京都でミス騎乗もあったもののどこが伸びるのかん掴んだはず。
斤量が前走から2kg増えるのは気になるも京都は合っている印象で・・・

〇 1 レッドアンシェル

1600万下、G3と連勝中。
脚部不安で休み明けにはなるが差し脚に優れたタイプで調教内容からも仕上がりは良さそうで足にも問題はなさそうに感じる。
鞍上に若干の不安はあるが・・・

▲ 13 ディアンドル

先行馬だが内枠に入らなかったのがよかった。
ここなら直線うちに閉じ込められる心配も少ない。
モズを行かせ、外目を楽にマイペースで運べるようなら・・・

△ 2 カラクレナイ
△ 3 モズスーパーフレア
△ 6 エイティーンガール

馬券
3連複
8-1.2.3.6.13 10点

土曜日の予想結果は日曜日の結果と一緒にアップします。

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