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ハリーポッターファンによる最新作「ホグワーツレガシー」プレイの正直な感想

こんにちは、Keiです。
ハリー・ポッターのガチファンの方々には畏れ多いですが、一応小説と映画の両方を観ている自称ハリポタ大好きオタです。
ハリポタシリーズの関連本は勿論、グッズを集めたりイベントに行ったりハリポタライフ満喫しています。
今回ハリーポッターシリーズを舞台にした最新ゲーム《ホグワーツ・レガシー》が発売されてから1週間経ちましたので、デラックスエディションをプレイした正直な感想をネタバレなしで記事にしていきます。

※ネタバレなしですが、予告編で流れている部分など多少は触れています。ストーリーの核心は避けていますのでご安心ください。

ホグワーツ・レガシーをプレイしてみた正直な評価



本作をプレイした個人的感想ですが、100点満点中、90点です!!
ゲーム制作が発表されたのは2020年のPS5本体発売直前の時期。そのタイトルゲームとしてスパイダーマンらと並んでプレスリリースされたことを踏まえると、相当なクオリティーで仕上げてくるのが予想され、世界が注目していた商品です。
度重なる延期でハードルが高くなってしまったぶん「がっかりしたくないな」と不安視していましたが、予想を軽く超える圧倒的な完成度でした。
この感動を味わえるならPS5も安いと思えます。ハリポタファンなら迷わず絶対にこれを買ったほうが良いですよ!
(PS5の他にPC版、今後はPS4やNintendo Switch、Xboxでも発売予定です)

もちろん、ハリー・ポッターを全然知らないゲーム好きがプレイしても大満足の神ゲーでしょう。ゼルダやウィッチャー3といったオープンワールド探索が好きな方なら時間を忘れて楽しめると思います。
なぜ満点じゃないか、という不満点についてもこの後書いていきますね。



どんなことをするゲーム?



それはずばり、魔法使いになれるオープンワールドアクションRPGです。魔法使いの学生になってホグワーツ魔法魔術学校へ5年生から転入します。そこで呪文学や魔法薬学といった授業を受けて鍛錬しつつ、世界の謎を解き明かしていくという物語です。
映画や小説で感じた「いつかハリー・ポッターみたいに、自分もホグワーツ生活を送ってみたい!」という願望をこのゲームがそのまま叶えてくれます。

ちなみに、このゲームはハリーたちが生まれる100年ほど前の物語ですので、おなじみのキャラクターは出てきません。開発者も「ハリーポッターのシナリオをなぞるのではなく、それを越えて皆さんが主人公になってストーリーを好きなようにどんどん展開していただきたいという意図で作りました。」と述べているように、オリジナルストーリーが用意されています。なので、ハリポタを知らない人も存分に楽しむことができますよ。
この選択が大正解だと思います。もしハリーのような大スターが同じ時代この学校に生きていたら、到底主人公にはなれないですもんね…笑
物語の舞台が分かりやすいように、原作の時系列をまとめました。



ハリーポッターとの時系列まとめ




1890年代 ホグワーツ・レガシーの舞台←ここ

1926年 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
1927年 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
1930年 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』

1980年 ハリー・ポッター誕生

1991年 ハリー・ポッターが入学する年。(小説『ハリーポッターと賢者の石』)
1992年 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
1993年 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
1994年 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
1995年 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
1997年 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
1998年 『ハリー・ポッターと死の秘宝』

2017年 ハリーポッターの子供たちが入学する舞台作品『ハリーポッターと呪いの子』




このゲームの素晴らしかった点



・原作要素を盛り込みまくり。イギリスの田舎に広がる圧倒的に美しい世界を空気まで見事に再現していた。
・箒に乗って空を飛んだり、行けるところに全て行けるという作り込まれたオープンワールドが満足度高すぎた。
・古代魔法の謎を解き明かすメインストーリーの深さや広がりが半端ない。サブクエストも量多すぎて終わらない。
・グリフィンドールだけじゃない! 自分で人生を決められる物語。生徒や魔法生物など誰と仲良くなるかも自分で選べる。
・組み合わせパターンが無限の、自分流に戦える楽しいバトルアクション。
・クラフトやハウジング機能も含まれる「必要の部屋」が楽しすぎて、あっという間に時間が溶ける。


オリジナルストーリーなんですが、小説の要素をきちんと守っているので「映画ではカットされたあのシーンの場所やギミックが!この目で見れるなんて!!」と原作ファンは大興奮できます。
じつはこのゲームをするにあたって、ハリポタ大好きな友人が泊まりにきて一緒にプレイしたのですが、「眠れるドラゴン像はこんな姿だったのか…」などと何度も唸って世界観にどっぷりと浸ることができました。さらには建物の構造など小説でも説明しきれていない部分まで作りこまれているので、「その時代のその場所に、本当に立っているかのような臨場感」を体験することができます。周りを歩いているのが魔法使いたちで空には魔法生物も飛び回っているので、USJのハリポタエリアに初めて来た時のような感動を再び味わえました。友達とハリポタ談義しながらプレイするのは盛り上がるので超オススメです。

そして、キャラクターがそこら中で談笑しているのですが、その内容が興味深くて…。もうコントローラーを置いてずっと立ち聞きしていたいです。(それじゃ進まない笑)
ネタバレになってしまうので詳細は避けますが、ハリポタのキャラクターたちの祖先と思わしき人物も多数登場します。ここは小説を知らなくても十分楽しめますが、読んだ人はさらに5倍くらい楽しめるでしょう。

サブクエストはトロールを倒すといったシンプルなものから、90分を超える難解なものまで70以上あります。難易度は途中でもかんたんに調整できるので、普段ゲーム操作に慣れていない人でも楽しむことができます。「必要の部屋」はパーソナルスペースとして戦闘や冒険のためのツールを作るだけでなく、自分好みの部屋にカスタマイズできます。この部屋が「あつ森」のように無限に遊べちゃうんですよ…。


このゲームの残念な点



・複雑なつくりのホグワーツ城が広すぎて部屋多すぎて覚えられない。
・ホグワーツから特急列車で数時間かかる場所にあるダイアゴン横丁がない。(その代わりホグズミード村に行きたい店が集まり、補完されています)


オープンワールドってメイン以外のつくりが若干雑じゃないですか。だからこんな高密度のゲーム見たことないです。開発者頑張りすぎでしょ!って思うくらい隅々まで作りすぎです。(それ文句?w)
各地に点在する村の住んでいる住民の生活がなんとリアルなことか…。不満点としては随分ざっくりした城内マップなので、もう少し詳細に見えると良かったかな。マップの操作性がやや悪いと思います。動いてるキャラクターまで見える忍びの地図仕様にしてくれたらもっとアガったかな。(…そんなことまでしたら更に発売延期になってそうなので、やっぱりいいやw)
ダイアゴン横丁がなかったのは少し残念ですが、それを補完してくれるホグズミード村にくわえてホグズミード駅とホグワーツエクスプレス、禁じられた森などなど見所だらけで、ぶっちゃけ何も文句がつけれませんでした。


まとめ



いかがでしたでしょうか。
発売日にはドキドキが止まりませんでした。今でも熱狂的なファンが多いファンタジー最高峰のこの名作を、20年後の現代技術で堪能できるなんてラッキーですね。
ゲームをクリアしてから小説を読むと、景色が思い浮かべやすいので原作未読の方にもオススメです。ぜひプレイして一緒に語り合いましょう。

余談ですが、普段はLEGOハリーポッターシリーズの製品レビューや解説をするサイト運営をしています。
もし良ければ是非そちらもご覧ください。レゴの写真をこんな感じで撮っていたりします。




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ご覧いただきありがとうございました。それではまた!
https://www.keibricks.com/

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