初夏のギャラリーアテリにて、大分で絵付け磁器を作陶されているヨシノヒトシさんとよしのちはるさんの二人展を開催いたします。

クラシカルで優美な佇まいのヒトシさんの器と、童話のような物語のある愛らしいちはるさんの器。

絵付けという形でやさしくあたたかに日々を彩って来られたお二人。今回の展示では、器のほかに新たな表現として絵本を制作してくださいました。

お子さんに毎晩読み聞かせをする中で、絵本の世界の魅力に気づいたことが絵本づくりのきっかけだったそう。陶器の絵付けとはまた異なる「絵を描く」という純粋な行為ながら、器づくりとほとんど同じ成分で出来上がったという、まさにお二人（と小さなお一人）の共同作業です。

左からヒトシさん、右からちはるさんがそれぞれ絵と文を描き、絵本の真ん中で二人の物語が出会います。物語の随所に、お二人の作る器への思いが詰まった絵本です。

お二人の器やお気に入りのモチーフが散りばめられ、頁をめくる度に頬が緩みます。ぜひ、会場でお手に取ってご覧くださいね。

初日はお二人の在廊も。

器と絵本。
あたたかな中に光る、お二人それぞれの世界をお楽しみください。

※
作品の販売方法につきましては、こちらをご参照ください。

ヨシノヒトシ

1988年大分県生まれ。
京都造形芸術大学卒業後、 佐賀県有田窯業大学校卒業。
現在、大分県にて作陶。
・Instagram　@hitoshi_yoshino

よしのちはる

1990年福岡県生まれ。
佐賀県有田窯業大学校卒業。
現在、大分県にて作陶。
・Instagram　@chiharu_yoshino

ヨシノヒトシ・よしのちはる「ふたりのネコ」
作家在廊予定：5月10日（金）
2024年5月10日-5月31日（※最終日は14時まで）
恵文社一乗寺店　アテリ（アンフェールフロア内）

（担当：岡本）