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嘘をついてまでも認めてほしい

跡継ぎになれない(と言われてた)わたしは、必要なかった子だと思いこんできた。

自分の居場所を確保するために、ずっと「いい子」でいた。
正確には、いい子を演じてた。

時にはうまくいかないことだってある。
そんなときは、嘘をついた。
その嘘はバレることなく、いい子でいられた。


わたしは、認めてほしかったんだよね。
それが認められるためについた嘘だったとしても。

認める=見留める
わたしのことを見て、気に留めてほしかったんだよね。

屈折した承認欲求ー。

でも、
認められるためについた嘘を認められても、満たされない。
嘘ついてまで認めてほしい!って思ってたのに、
わたしの真ん中は、空洞が大きくなるだけだった。

だって、認められてるのはわたしじゃなくて嘘だから。
それって、見留められてるってことじゃない。

嘘ついてまで認められたかったのに、認められたら
「ほんとのわたしをわかってないー!」
って逆ギレするってやつ(;´∀`)


でもさ、今思えば、
嘘でも認められてたってことは、信じられてたんだよね。


わざわざ自分で作り出した現実に、苦しんでた。
嘘をついてまでそうしたかったってことなんだよね。

嘘なんてつかなくても、世界はやさしい
っていうことを、知りたかったんだろうな。


結局のところ、自分しか自分を認められないんだよね。
自分に嘘はつけないのよー(笑)

最寄り駅の大寒桜が開き始めてた。
雨は冷たいけど、季節は確実に春に向かってるんだなー。

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