「どう」蹴るかの指導法 -意識の置き所と身体のコントロール-
ボールを蹴ることは、サッカーをする上で必須です。
キックの質は、パフォーマンスに大きな影響を与えますが、その指導はどのように行うのがいいか考えてみます。
大切だといわれているポイントはたくさんありますが、それを選手が意識して・背指導者が意識させて、キックの練習をすることが良い方法なのでしょうか。
これはキックに関わらず、あらゆる運動指導に共通するものだと考えています。
■「どう」蹴るか
どうやってボールを蹴ると、より良いキックができるのしょうか。
ポイントは様々で、一般論として大切なポイントはありますが、それ以外にも人によって違う感覚、言語表現がされることもあります。
前回記事で、ヒップロックとキックの関係性を書きましたが、それも一つの視点だと思います。
では、実際にキックする際にも、ヒップロックなど、大切だといわれている身体の動きを意識するのがいいかといわれると、疑問が残ります。
そもそもこれは意識できない部分だと思いますし。
すると、「どう蹴るか?」をどのように考える必要があるでしょうか。
①内的焦点と外的焦点
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