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32歳独身男性が引っ越して5ヶ月で町内会に入ろうと思った理由


大田区に引っ越して約5ヶ月。
住んでいる地域の町内会に入ろうと決めました。

町内会に入っている方のイメージは、地元で長く住んでいる方や子どもがいたり、家庭を持つ方が多く、独身の自分にはあまり関係のないものだと思っていました。


町内会主催のイベントをきっかけに、町内会のことを知ったり、町内の方と知り合うことで、自分が住んでいる地域が「会社から帰って眠る場所」から「みんなで一緒に生活する場所」という認識に変わりました

このnoteでは、そんな今住んでいる地域の町内会に入るようになったきっかけ地域の情報をオープンにしていく大切さを伝えられればと思います。



自己紹介

マチマチでコンテンツディレクターをしている中嶋圭吾です。タイトルにあるように、32歳独身の男性です。

長野県佐久市出身で、4年前に転職をするまで長野県から出たことはありませんでした。


学生の頃から一人暮らしをしていて、就職を機に松本市で生活するようになりました。

はじめて町内会や自治会について意識したのはこの頃だったと記憶しています。

初めて勤めた松本市の会社の先輩が、町内会に加入していました。なんの活動をしているか聞いても「雑用をやらされているよ」「また寄り合いがあって面倒だ」という話をしていたので、町内会は「めんどうなもの」「忙しいもの」というちょっとネガティブなイメージがついていました。


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*東京に出てきて初めて住んだ場所の街並み


東京に出てきて

新卒から7年間勤めた会社を辞め、転職を機に上京しました。憧れの東京。
職場に通いやすく、また家賃も比較的リーズナブルだった足立区に引っ越してきました。

引っ越す際に、不動産屋さんから「町内会には入りますか?」と質問されたことを覚えています。


その時は、あまり深く考えず、先輩から聞かされていた「めんどくさそうなイメージ」があったので、町内会に入会しないことを不動産屋さんにその場で伝えました。

家族もいないし、子どももいない僕には、町内会に入会したところで何か役に立つことがあるのかどうか想像ができませんでした。


それから月日が経ち、東京での仕事も何社か経験したあと、マチマチで仕事をすることになりました。

ご近所SNSマチマチは、住んでいる地域や職場の近く、出身地のご近所の方と地域のことについて情報交換ができるご近所限定のSNSです。


マチマチに携わるようになり、当時自分が暮らしていた足立区でマチマチに登録し、投稿を眺めていたところ、気になる投稿を発見しました。


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https://machimachi.com/events/10205
※このイベントは過去に開催されたイベントです


ワンコインで楽しめる、寄席?

落語にも興味があった僕は、寄席に行ってみたいと思っていながらも、寄席に行ったことはそれまでありませんでした。
ご近所で開催しているということと、ワンコイン(500円)で落語がみられるということもあり、行ってみることにしました。


平成8年から開催されているということもあり、当日は毎回寄席を楽しみにされている地域の方が40名ほど集まっていました。

寄席も盛り上がり、地域の方とも少しおしゃべりをしたり、有意義な時間を過ごすことができました。

自分が住んでいる身の回りで、面白そうなイベント、興味があるイベントが開催されていてもなかなか届いてこないものだな、と感じました。

町内の掲示板や回覧板流れている情報は、見過ごしてしまうことや思い出せないことなどがあったりしますが、WEB上に地域のイベントや情報が掲載されているといつでもどこでも見ることができます


大田区に越してきて


足立区から通勤するのに片道1.5時間の道のりだったため、2019年5月に大田区に引っ越しました。職場までは約30分。

多摩川も近く、自然も程よくあり、静かな住宅街なので気に入っています。


引っ越してきての第一印象は、前住んでいたところよりも町内にお子さん連れのファミリーが多い地域だな、という印象でした。
そんな家族をみて、僕もいつか家族を持てたらなとぼんやり考えたりしています。


引っ越してきて2ヶ月ほどたったある日、マチマチを眺めていると、またまた気になるイベントを発見しました。


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https://machimachi.com/events/11066
※このイベントは過去に開催されたイベントです


鵜の木に恋するアイデアソン。

町内会の方が企画した、より良い地域をみんなで考え作っていくためのアイデアソンでした。


町内会主催のイベントながら、参加の対象は、町内会に加入している人だけではなく、周辺に住んでいる方や、地域のファンの方も歓迎とのこと。
町内の掲示板にもチラシが貼られていました。

マチマチに携わり、地域の活動やコミュニティーづくりに興味関心を抱いていた僕は、引っ越してきて間もない自分でも、町内会主催のイベントに参加できる機会があることを知り参加しました。

その会をきっかけに、町内会が企画したイベントのお手伝いや町内の交流会に参加させてもらうようになりました。

さらに、9月にはお祭りもあり、お祭りの準備からお手伝いをし、お祭りの本番ではお神輿を担ぐまでになっていました

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*他の町会のお神輿が集まる貴重なお祭りでした!



町内会のイメージが変わった


今住んでいる地域に引っ越してきて5ヶ月。町内会のイメージはすっかり変わっていました。

もともと持っていたイメージは

・めんどくさそう
・閉鎖的
・強制的な行事への参加


実際に町内会イベントに参加して

・町内の方とつながれるのは楽しい!
・オープンに受け入れてくれる!
・自主的にできることをできる人がやる!
・町内会にいる人がみんな楽しそうに活動している!


もともとは、少し煩わしいと思っていた町内会や自治会の活動。

町内会の活動について、ネガティブなイメージや思い込みだけで判断せずに、活動の内容や運営をしている方の思いなど知ったり、理解することで町内会に入りたいと思うようになりました

もちろん、お祭りや交流会などの楽しいイベントばかりあるわけではありません。

町のことを考えるにあたり、災害や火事があったときにはどうしたらいいか町に住む人が快適に生活をおくるようにするにはどうしたら良いか考えることも町内会や自治会の役割の一つだと思います。

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*多摩川から眺める景色は最高です



地域の情報をオープンに

町内会・自治会に入ろうと思ったきっかけは、活動内容や町内会の方がどんな方か理解できたからです。


また、それらについてオープンに話をする機会や情報を得られるきっかけがあったことが大きいと思います。


なんだかわかった気になっていた地域内での活動やイベントなどをオープンにしていくことで、地域についてより知ることができるきっかけになれば良いなと感じています。



僕のように、インターネットで地域の情報を受け取ったことをきっかけに、実際に地域に触れ町内会に参加する方もいると思います。


地域の活動やイベントは、規模が小さい場合もありますが、だからといって情報は発信しないと届きません。

町内の掲示板や回覧板のオフラインのツールと、マチマチのようなオンラインのツールを併用することで、今まで情報が届きづらかった人にも地域の情報が届くようになるとよいですね。







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