夏の夜空で昔を思い出す
もう昨日で梅雨が明けた地区が多くなった。
すると、あちこちの街で花火大会が始まる。
ドンドンパチパチ。
ひゅ〜い、どぉ〜ん!!パラパラパラパラ。
その花火を背景に
手のひらに大きなガラス玉を乗せてみる。
当然、打ち上げを始まった花火が逆さまに映る。
まるで世界をこの手のひらの上に乗せたようだ。
古今東西、手のひらの上で踊らされる。
という言葉が使われるのだけれど
若い頃は、文字通りにそんな事ばかり。
おぉ!頑張って良い仕事が出来た
と思ったら、先輩が先回りしてバックアップして
くれていたらしい、とか。諸々etc。
でも若い頃ってのは、そうして仕事を覚えていくわけで
それはそれで、クルクルと回されるのも面白かった。
さて、今。
踊らせてあげる立場も卒業して
今は情けない事に各種の病に
踊らされているのかなぁ。
いや、踊らされているわけじゃない。
戦うか、共存しているだけか。
なんて事をこの絵を描きながら
思っておりました。
(手は自分の手を参考に下書きにしたので
短い指でお恥ずかし)
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