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曲がるのも覚えようね

あったりまえの事なんだけど
「まっすぐ」ばかりじゃ世の中渡っていけないよね、って話。

すみません。また北海道の小学4年時代の事です。
我ながら笑ってしまう事を写真整理をしていたら思い出したので。

転校したのは神奈川の街から北海道へ。
当時の冬の体育はすべてスケート。
校庭に水を張って凍らせた周回コースで滑る。
それまでスケートなんてしたことがなかったから大変。
同級生は当然、小さな頃から慣れ親しんでいるので
みんなスイスイ。自分は歩けもしないレベルで
もう体育が嫌で嫌で、でも親からお尻を叩かれて練習。
たまたま家が学校の隣で
校舎の裏にも小さなサブリンクが作ってあったので
一度家に戻ると、またスケート靴を持ってサブリンクへ。
一生懸命練習しましよ。
周回コースでは無かったので端から端まで何度も往復。
そこそこスピードが出せるようになって、さて体育の時間。
始めてまともに滑る周回コースで最初からレース。
5人だったかな横一列でスタートして一周を競うんです。
シーズン始めだったので、先生も皆の技量を見ていたんでしょうね。

よ〜いドン!!
練習のかいもあって、皆と同じようなスピードで滑る事ができて
もう得意満面(だったんでしょう)。
直線が終わるとコーナーを回って・・・・・と
いかなかったんですね。
コーナーの練習なんてしませんでしたので
直線のスピードのまま、どうしてよいのかもわからず
カーブに盛ってあった雪の壁にドスン!!
その後は覚えていません。
きっとトボトボと一人でゴールまで行ったのかリタイアしたのか。
人生はそんなにうまくいかないのを始めて感じた事件でした。

なのに、それから何十年。
おんなじような失敗を繰り返した事か。
まったく馬鹿な人生です。

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