第9弾「おしとうん」


ハーイ!みんな元気?あたしけいご。

9曲目はこれ。おしとうん。物悲しいでしょ。てか「おしとうんってなあに??」っていうが大概の反応だと思う。本当は、前回の教訓もあるから、永遠に種明かしをやらない、聞くひとの判断に委ねちゃう、とか思ったんだけど無理。我慢できない。言っちゃう。だから、答えなんか知りたくない!っていうひとは、このあとは読まないでね。いろいろぶち壊しちゃうから。

「おしとうん」

おしとうん おしとうん おしとうん
Get out of here, Get out of here,(Oh my god)

いつまでもここに いることはできない
出発の時だ ためらっちゃいけない
一緒にいることが ためにならない
そんなことがあるのさ 出発の時だ

おしとうん おしとうん おしとうん
Get out of here, Get out of here, (Oh my god)

馴れ合って足を 引きずりあうより
君は君の道を 僕は僕の道を
生きていればまた きっと会えるよ
生きている限り また会えるよ

おしとうん おしとうん おしとうん
Get out of here, Get out of here
おしとうん おしとうん おしとうん
Get out of here, Get out of here,(Oh my god)

馴れ合って足を引っ張り合うより、自分の好きなひとには、やりたいことをやらせてあげられる。いい感じに見送れる人間でありたい。誰だって、きっと、そう思うわよね。だって、自分の存在が「誰かのやりたいことの邪魔になる」なんて最悪じゃない。だから、ただ、一方的に見送るだけじゃなくて「自分も一緒に頑張りたい」「自分も一緒に変わっていきたい」「道は違っても、あなたと併走を続ける戦友でありたい」って、あたしは思う。だから、今回は、そういう曲。春だし、卒業式だし、出会いと別れの季節だし。

というのは真っ赤な嘘で(いや、別にそれでもいいんだけどね!)、そういう曲を偽装した、ただの「便秘の歌」です。トイレで出すものってあるじゃない。おしっ○とか、うん○とか(○のなかには、同じひらがながはいります)。あたしの愛するミユさん一族はね、おしっ○のことを「おし」って言うの。それでね、うん○のことを「うん」って言うの。あたし、これを聞いたときに「かわいい!」って感動して。だから、この曲は、長年の便秘がつらすぎて「今日こそは出てください。あなたは、いつまでもここにいることはできないの。あなただって、ここにいたくはないでしょう??だから…あなたはあなたの行く道を、あたしはあたしの行く道を…生きていれば(多分翌日には)また会えるから(便意)、今日のところはこれでさよなら!」っていう感じの歌なの。出すとスッキリするわよね。朝、お通じがあっただけで「よっしゃ!今日はいい仕事をした!」みたいな気持ちになれるわよね。

台無しよね。いろいろ。でも、あるじゃない。そういうの。出すとスッキリ。出さないからスッキリできない。みたいなやつ。あたし、太陽星座は牡羊座だけど、月星座が蠍座なの。だからなのかなんなのか、湿っぽい部分があるのよ。でもね、だからと言って、永遠にジメジメに浸っている訳にはいかない。感傷に浸っている自分を見ると「よろしく浸ってんじゃねえよ!」ってなる。別れの瞬間はつらいけど、大事なことは、いつまでも嘆くことじゃなくて、自分は自分の命をしっかり生きることよね。そのなかで、また、ご縁が重なれば出会うから。お別れはさみしいけど、また、必ず会えるのよ。生きているんだから。そして、行き着く先は誰だって同じなんだから。

「よろしくやってんじゃねえよ理論」は、こちら。全人類必読よ。

世間ではさ、よく「執着を捨てなさい」とかって言うじゃない。あたし、あれ、変だと思うのよね。だって、生きることそのものが執着じゃない??執着がなくなったら、人間、生きていけないと思うのよ。だから、あたしにとって、執着って全然悪者じゃない。むしろ、人間を『生きる』方向に向かわせてくれる、とっても大切なもの。だって、そのひとが執着するものが『そのひと自身』なんだからさ。問題は、なにに執着するかよ。自分にとって、一番大事な執着はなにか。これだけは譲れないって思うなにか。それを認識して、それを優先して、それを大事にして、生きていこうとすることが『自分の命を生きる』ってことなんじゃないかしら。あたしは、そう、思うわ。

じゃあ、またね。愛しているわ。バイバイ。

坂爪圭吾 keigosakatsume@gmail.com


バッチ来い人類!うおおおおお〜!