見出し画像

第53弾「かかって恋」

ハーイ!みんな元気?あたしけいご。

53曲目はこれ。かかって恋。実は、昨日、フェイスブックを見ていたら前にちょっと付き合いのあった女の子が結婚していた(そしてこどもを生んでいた)ことを、知ってしまったのよ。そしたらね、なんだか、複雑な気持ちになってしまった。嫉妬とかではない。怒りとかでもない。じゃあ、この気持ちはなんなんだろうって考えたら「ああ、俺にはこの人を幸せにできないと思って別れて、で、いま、この人は別の誰かと幸せになろうとしているんだ」という、甘っちょろい感傷みたいなものだったのよ。それで、この曲。

「かかって恋」 作詞・作曲 坂爪圭吾

なんにもしてないひとたちが なにかしているひとを馬鹿にするなよ
決めつけることも 押し付けられるのも 嫌だな

まだ見たこともない宝物(じぶん)が 見つけられることをまっているのだ
馬鹿にするよりも 馬鹿になれる方が 好きだな

君となら 不幸になってもいいよ
ぶつかって恋 全部 捨てて恋

なんにもできない自分には 生きる意味などないなんて言うなよ
君に会えたこと おれは たまらなくうれしいぞ

誰かのために灯をともせば おれの目の前も明るくなるだろう?
昨日よりちょっとよくして 明日の君にシュート決めたい

骨身なら 砕け散ってもいいから
ぶつかって恋 いいぞ かかって恋

まだ見たこともない世界(じぶん)が 見つけられることをまっているのだ
馬鹿にするよりも 馬鹿になれる 恋をしよう

あたし、恋愛凄い下手だから、誰かと付き合っても「この人は俺といることで幸せになるんじゃなく、真逆で、どんどん不幸になっていくのだろう」みたいなことを、感じるの。世間一般的な意味でのまっとうな付き合いをやれる自信がない(というか、夜景とかディズニーランドとかクリスマスとかに興味がない)から、最初は「そんなあなたが好きよ!」とか言ってくれる女子も、最終的に「あなたはまじでダメだね」みたいな感じで、離れていく。

あたしの考えでは、恋でもなんでも、見つめあうというよりは『同じ方向を見る』ってことが大事だと強く思っていて、付き合いはじめ(恋愛に限らず、なにか新しいことをやるとき)は、こんな二人になれたらいいね、とか、こんな俺たちになれたらいいね、みたいな感じでゴールを目指すのね。でね、一緒に走っている感じ、一緒に併走している感じのなかに、愛とか、手応えとか、そういうものを見出すの。だから、大事なことは「一緒に走る」ことであり、一緒に同じ方向を見ることが大事だと、思ってしまう。

でも、だんだん、様子がおかしくなるのよ。最初は「同じ方向を見て行こうぜ!」って合致していた相手がね、だんだん、不機嫌になっていくの。その、最大の理由が、坂爪圭吾(あたし)がまじで前ばかりを見てしまって、相手のことを見なくなるから。ついてこれないなら置いていく、みたいな感じになるのよ。でも、それは、愛がなくなったことではない。あたしの中では、前を見ることと、相手を見ることは、結構な感じイコールになっている。でも、相手からしてみると、あまりにもあたしが前ばかりを見ているものだから「たまにはわたしのことも見なさいよ」みたいな感じで、徐々に不機嫌になる。それで、決裂を、する。そういうことが、頻繁にありました。

もうね、そんなことばっかりだから、あたし、女の人と生きていく自信がなくなってしまった。最初はいいのよ。そんなあなたが好きだから、とか、みんな言うのよ。そのままでいい。って。でもね、付き合いがはじまると「あなた、いつまでそのままでいるつもりよ!ちったあこっちも見なさいよ!」って、かなりの割合で、なる。もう、お手上げ。無理。ごめんなさい。あたしといると、多分、女の人はあんまりよくない。適度な距離感が必要。遠くから見ている分には面白い生き物だと思うけど、至近距離で付き合うには、あたし、手に負えないタイプの人間なのだと思う。さみしいけど、仕方がない。さみしいといえば、もう、ここ数週間、あたしはずっとさみしいのよ。

それで昨日、バイクを走らせていました。憂鬱を吹き飛ばすために。それでね、綱島あたりの交差点で、赤信号にひっかかったの。あたし、止まる。そこで、思ったのよ。あたし、このひとといれば幸せになれそうだって感じるひとよりも、このひとといれば『不幸になっても構わない』って思えるひとと、一緒にいたいと感じている。幸せになるためじゃなくて、大げさだけど『不幸になるため』『めちゃめちゃになるため』『酸いも甘いも嚙み分けるため』に、誰かと生きていたいって、思っていることが、わかったのよ。

君となら、不幸になってもいいよ。そう感じられる相手と出会えたこと、これ、すごい幸せなことだと思わない???あたし、竹谷さんっていう同じ年の友達がいるのだけれど、もしかすると、もしかすると、もしかすると、竹谷さんと一緒に音楽活動ができるかもしれない、っていうことになったの。あたし、音楽大好きだけど、音楽をやれることより『音楽を通じて好きな人と一緒にいることができる』ことが、一番うれしいのかもしれない。だって、別に、シンガーソングライターになりたいとか、そういうことは思わないもの。音楽を通じて、誰かと出会って、誰かとつながって、誰かと一緒に生きて、生きて、酸いも甘いも嚙み分ける。一緒に、めちゃめちゃになる。

それで、この曲よ。恋愛って、必ずしも異性に対してだけするものでは、ない。同性に対しても、愛着を覚えるものとか、一目惚れをしたものとか、世界に対しても、あたしたちは恋をしていける生き物だと思う。女性関係のことで散々なことを書いたけど、でも、やっぱりあたしは「恋愛以上に素晴らしいものは、この世界にはない」って思っています。だから、あたしは、恋をしたい。馬鹿にするより、馬鹿になれる恋を、していきたいと思います。

じゃあ、またね。愛してるわ。バイバイ。

坂爪圭吾 keigosakatsume@gmail.com

【イベント情報】

5月17日(金)14時~16時@東京都西荻窪「hana」

5月26日(日)15時~16時@神奈川県横浜市「ごちゃまぜの家」

6月2日(日)15時~17時@千葉県千葉市「N-HOTEL」

非常にありがたいことに、イベント出演のお誘いをいただきました。当日は、みなさまとお話をしながら数曲披露させていただくような、そんな感じで進みます。是非、生けいごちゃんの波動をリアルで感じてください。この前、過去に数回お会いした女性から「坂爪さんと会うと、必ずそのあとにいいことがあるから、私の中では『坂爪大明神』ということになってます!」くらいのことは、言われているのよ。とかなんとか、こういうことを書くと宗教っぽいから、やばいわね。まあ、いいや。だって、ホントなんだもん。

みんな、遊びに来てねー!ぴょえー!


バッチ来い人類!うおおおおお〜!