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第45弾「死ぬ気」

ハーイ!みんな元気?あたしけいご。

45曲目はこれ。死ぬ気。結構な傑作だと思うのだけど、どうかしら???「放課後の 河川敷 教科書を 燃やしたよ」とか、実話だからね。あたしの生まれ故郷新潟県新潟市には、やすらぎ堤っていう名前の、長い河川敷があるのよ。そこの、どこで燃やしたかは、秘密。是非、聞いてみてちょーだい。

「死ぬ気」

人生の 前半は おやたちに 壊された
人生の 後半は こどもらに 壊された

ふざけんな たまらんな おいまてよ まだいくな
これからだ おいまてよ まだいくな

放課後の 河川敷 教科書を 燃やしたよ
誰もいない 夜の海 裸になって 飛び込んだ

ふざけんな たまらんな おいまてよ まだいくな
これからだ おいまてよ まだいくな

死ぬ気 死ぬ気 死ぬ気の 死ぬ気 
死ぬ気でやろうよ 死ぬから

運命の 人ならば 刑務所の 中にいる
運命の 道ならば 工事中 通れない

ふざけんな たまらんな おいまてよ まだいくな
これからだ おいまてよ まだいくな

死ぬ気 死ぬ気 死ぬ気の 死ぬ気 
死ぬ気でやろうよ 死ぬから

死ぬ気 死ぬ気 死ぬ気の 死ぬ気 
死ぬ気でやろうよ 死ぬから

健康食 食い過ぎで ポンポンは パンパンだ
自己啓発 読み過ぎで ポンポンは パンパンだ

パンはパン パンはパン パンはパンでも 食えない爺
パンはパン パンはパン パンはパンでも 食えない婆

死ぬ気 死ぬ気 死ぬ気の 死ぬ気 
死ぬ気でやろうよ 死ぬから

死ぬ気 死ぬ気 死ぬ気の 死ぬ気 
死ぬ気でやろうよ 死ぬから

うるせえな 余計なお世話 ポンポンは パンパンだ
うるせえな 余計なお世話 ポンポンは パンパンだ

人生の前半は、おやたちに壊された。人生の後半は、こどもらに壊された。これも、結構な名言!すごい!あたし、すごい!おめでとう!あたし!45曲目にして、おめでとー!よかったねぇー!昨日、九平少年の話を書いたからだわきっとー!きゃー!あと、歌作りの前に神社にご挨拶したから!うひょー!うれしー!こういう瞬間があるから、創作活動はやめられねー!!!

はい。

パンはパンでも食べられないパン、なーんだ。答え。お前がさわったパン。前に、そんな感じのいじわるなぞなぞを聞きました。いじわるの種類が随分とアレだけど、確かに「お前がさわったパンは食べられたものじゃない」とか言われたら、いじわるであることには違いないわね。いや、違うの。そういう話がしたいわけじゃないの。パンはパン。パンはパン。パンはパンでも食えない爺(婆)。この歌詞が、あたし、秀逸だってことが言いたいのよ。

歌詞、全部が秀逸で、歌詞の説明をするのも野暮って話なんだけど・・・あとはもう、みなさまのご想像にお委ねします。歌詞に出てくる河川敷は『やすらぎ堤』で、夜の海は『小針浜』と『青山海岸』です。是非、新潟市内を観光される場合は、ああ、ここで坂爪は孤独な青春時代を過ごしたのだなあと思いを馳せてみてください。冬の新潟は地獄だけど、この時期、いい感じよ。あたし、やすらぎ堤で高校時代に焚書をしたの。あれがきっかけになって、あたし、焚き火を好きになったのよ。うふふ。海に飛び込んだとき、MDウォークマンも一緒に入水しちゃって、道連れにしたことは良い思い出。

小難しい話はブログに書いたから、是非、読んでちょーだい。ところで、あなたには、普通だったら絶対やらなきゃいけないことなのに、なぜなのか、どうしてもやることができない、体がそっちの方向に行かない、場合によっては死にそうになる、みたいなこと、ある???あたしは、ある。とりわけ、経理関係のものが、超絶苦手。締め切りがあるのにやらないし、締め切りを過ぎたらペナルティもあるのに、やらない。これ、一体、なんなのだろう。巷では「やりたいことをやろう。そのなかに、あなたがいる」とか言われるけど、あたしの場合、やりたいことをやるより、やりたくないことをガチでやらない自分を見たときに、ああ、めっちゃ自分だなあ、って、思う。

28歳の頃、あたし、起業したことがあるの。いばやって名前の、会社を作ったの。だから、あたし、昔は社長だったのよ。まあ、いばやっていう名前は『やばいを逆から読んだだけ』っていう、いろいろふざけた活動だったから参考にならないかもだけど。コンセプトも「とにかくやばいことだけをやる」だったし。ね。でも、でもよ。会社を作ったら「さすがに怠惰な自分でも経理をやるだろう。お金の勉強をやるだろう」って思って、自分を追い込む意味も含めて、はじめたの。でもね、蓋をあけてみたら、びっくり。会社を作ったのに、それなのに、あたし、まったくお金のことをどうのこうのしようと、しないのよ。これにゃ、もう、我ながらあっぱれ。いよいよ、あたしは、本当にやらない人間なのだなあって、逆に清々しさを覚えちゃった。

なにかをやるときの自分もそうだけど、やらなきゃいけないことなのに、まったくやろうとしない自分。そんな自分の姿に『心の真実』を、見るわよね。ああ、俺は、本当にやらないんだなあ。って。ああ、俺は、本当にこういう人間なんだなあ。って。ここで、あたしは(道連れの意味合いも含めて)提案をしたい。どれだけ周囲から「ちゃんとしなさい!」と説教を受けたとしても、それが自分にとってはどうしても無理なことならば、もう、開き直っちゃいましょう。あたしの場合、まず、学校の授業を黙って聞かなきゃいけないって時点で、無理だった。それがたたって、焚書にいたったの。

巷では「死ぬ気でやれよ、死なないから」とか言われるけど、逆よね。死ぬ気でやっても、死ぬ気でやらなくても、どっちみち、死ぬのよ。だから、あたしは「死ぬ気でやろうよ。死ぬから」と、歌いたかった。だって、こっちの方が、本当なんだもん。だって、こっちの方が、しっくり来るんだもん。

おとなたちは「学校に行かないとやばいぞ」って脅すけど、少なくとも、あたしの場合は、どうにかなっている。だから、きっと、あなたも大丈夫よ。だから、開き直っちゃいましょう。うじうじしながら生きるより、自分を責めながら生きるより、世の中を憎みながら生きるより、よっぽど、そっちの方が清々しいから。それでね、ここからが、大事な話。いろいろなことができない自分。そんな自分でも、意外と、楽しい人生を生きることができているってことを、言葉じゃなく、生き様を通じて示すこと。それが、大事なことなんだって、あたしは思うのよ。だから、一緒に、楽しみましょうよ。

これから連休がはじまるけれど、4日は三重県志摩市で、5日は愛知県名古屋市で、イベントに出ることになりました。そこでは、音楽もやる予定です。音楽を聞いてもらえるのもうれしいけど、あたしの場合、あなたと会えるってことが一番うれしいことだから、時間のあるひとは、是非、どっちでもいいから遊びにきてちょーだい。そして、会場で「いつもnoteを読んでます!」とか、声、かけてちょーだい。そしたら、あたし、すごいよろこぶから。まってるわよ。ね。もう一回、言うわよ。まってるわよ。よろしくね。

じゃあ、またね。愛してるわ。バイバイ。

坂爪圭吾 keigosakatsume@gmail.com

【イベント情報】

4月28日(日)15時~16時@ごちゃまぜの家「定期演奏会」

5月4日(土)15時~17時@三重県志摩市「around.HANA」

5月5日(日)19時~21時@愛知県名古屋市「夜空と月のピアス」

非常にありがたいことにライブ出演のオファーをいただいたわ。うれしい。とってもうれしい。内容としては、みなさまとお話を楽しみながら、途中、四、五曲をお披露目させていただく感じになります。生けいごちゃんから放たれているエネルギーはそれなりのものがあるから、それに触れるだけでも参加の価値があると思うわ。あと、もし、こんなあたしと「イベントを開催したい!」なんて思ってくださる方がいたら、是非、お気軽にお声をかけてちょーだい。交通手段さえどうにかなれば、あたし、何処までも行くわよ。

西日本(および日本国民)のみなさま、kozotte、遊びに来てちょんまげ!!


バッチ来い人類!うおおおおお〜!