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維新の公認落ちた!日本どうする?④。私は日本維新の会が好きですし、大阪は実績も素晴らしい。ただ大阪は特殊な環境での成功。それを全国モデルにするにはどうしたら良いか? 

関係者から、
なぜ公認されなかったのか?と疑問視されることがありますが、
最後の30分リモートも、
実は関係あるのではないかと思います。
大阪維新の会に対する、
東京維新の会への想いの吐露です。
あれは間違っていなかったのですが、
選挙で公党の公認が欲しいと思っている
人間が話すことではなかった。
言うってことは、いらないってことにかなり近いと思われたでしょう。

では、何かを話したのか?

大阪で生まれた維新。
本部は大阪にあります。
その実績は素晴らしい。
当時私は日本創新党党員。

大阪で多くの改革を実現してきました。
その地方政党がなぜ国政政党を目指したのか?
皆さんご存知のとおり、
当初は大阪の二重行政解消のために
大阪都構想の法整備が必要だった。
国会による法改正が必要だったため
大阪維新を代表する国会議員が必要だったと記憶しています。

そして、準備は整った。
2度の投票で2度の否決。
当初の目的は達成されませんでしたが、
国政政党は残っています。

現在は、どうか。

大阪の改革を全国へ。
こんなスローガンに変わっていませんか。
もしもこれを達成するのであれば、
東京維新の会のポジションが重要であると進言しています。

大阪が発祥の地で本部で、
兵庫と愛知と福岡と東京が、
同じようなポジションだったら
全国政党として相当な違和感があります。

400人のうち250人が大阪維新。
25人ぐらいが東京維新です。
10分の1ですね。
統一地方選の目業は600人で1.5倍。

大阪の実績は素晴らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=Z_AKJxkgRGk
上手く纏まっている動画です。

1.累積債務問題への対応
2.人件費を中心とした削減
3.大阪維新の会が定義する公務員組織・外郭団体・住民組織・
 政党政治によって形成さ れる既存の利権組織「中之島一家」=「古い統治構造」の解体

ある資料にはこんなことが書いてありました。
大阪維新は教育についての
私立高校無償化/幼児教育無償化/小中学校給食を無償に
中学生塾代助成制度/0歳から高校生まで医療費1日500円など
直近では市民のために
物価高騰下での子どもたち支援策で18歳以下に1人1万円とギフト券配布、
エネルギー価格高騰での負担増対策で水道基本料金4,620円分を無料にするなど、
大阪市民への行政サービスは良くなり、
大阪での改革は成功しているとされています。

ただ、大阪の改革は
大阪ならではの現象という側面があります。
大阪独特の事情も加味しないといけません。

①日本で最も悪化していた行政
②面積と効率生(都構想大阪4区は府の人口の約30%)
③元々あった日本2位の経済力
④自民を割ったことでの成功パターン

そして、

これらは日本維新の会の実績ではありません。
大阪維新の会の実績です。
それを混同しすぎると、聞いている方には理解できません。
実は国政での野党である日本維新の会は
まだ実績がありません。

なので大阪の改革を東京で!
と言われると
都民の私からしたら
余計なお世話だとも映るのです。
条件も背景もニーズも異なりますし、
そもそも実績のすり替えがあけすけです。

そこでカギになるのが
東京維新の会です。
そのポジションは他の維新支部とは異なるのでしょう。

◉大阪維新の会の実績と日本維新の会の切り離し
◉大阪維新と東京維新の飛車角の関係
◉東京維新の会の代表選と地方議員か首長からの代表誕生
◉日本維新の会の代表選への東京維新の会国会議員のエントリー
◉東京州構想の発議を東京維新の会から実施

こんなことが起こればいいなと思っています。

過去に書いています。
大阪発祥で東京本部、そして全国へ普及していった前例として銀だこがあります。
https://note.com/keihasegawa/n/ne433e8149978

大阪維新の会は、全員が運動員となって、
大阪市と府の改革を進めてきた。
そして都構想の住民投票まで2度もこぎつけた。
維新の会の地方議員400人のうち、
250人は大阪維新の会。
大阪には維新公認の首長もいる。

大阪では維新というだけで当選してしまうぐらい、
具体的な改革という変化を実現したのは事実。
大阪の衆議院小選挙区なんて、
誰が立候補しても勝てぐらいの党勢があるのもしれない。
調べてたり、聞いていたりしたら、
大阪維新の会の特殊な背景がわかってくる。

そうなるとますます私はこう思う。

こも現象は大阪ならではだからだろう。

東京は大阪ほど酷い行政や借金を経験していない。
地方は大阪ほど地の利や財政力を持ち合わせていない。
東京以外の地方は、困っていることはあっても、
あの頃の大阪よりは増しという状態だろう。
なので、あれだけのエネルギーが生まれない。
大阪の改革を匂わせるグレーター東京という考え方。
都庁の機能を50%ダウンしてスリム化するという感覚。
行政改革は賛成だし、無駄を削減する改革は賛成だが、
東京はもっと本来豊かであるべきなのでにそうでない現実。
大阪に尻尾を振るのではなく、
東京都の歴史から、税収から、東京都民の立場から、
考えるべきと私は思ったりします。

それと、地方の議員が大阪維新の会をわかっていないとも思う。
身を切っていれば良いと思っている市長選に出た人がいた。
結局不祥事で助名処分だったが。

私は、日本維新の会は国政での会派であって、
政党ではない方がいいのではないかと思っている。
道州制を目指すなら、北海道、東北、東京、中部、関西、
四国、中国、九州それぞれの維新が国政政党となって独立し、
維新の会同士で会派を組んで、連立政権を作って欲しいと思っている。

大阪に影響は受けても支配されない方式で、
それぞれの地域が自立していることが大事で、
それで道州制が進化して行って欲しい。

そして大阪維新の会でさえ、
まだ、付加価値を作った実績は少ないと思う。
いわゆる成長戦略。
それが万博であり、IRなのだろう。

どうなるのか。

最後の30分は、そんなことも話したと思う。

まあ、公認してほしい一党員が、国会議員に言う話ではない(笑。

大阪維新の会の改革については
もう少し調べてみたいと思います。

大阪の「少女時代」という戦略は初めて知りました。


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