はじめまして、桂皮こうたろうと言います。
「さなのばくたん。 -王国からの招待状- Powered by mouse」に寄せてせんせえ方が書かれた記事を読み、私も書きた～い！になったので、書きます。

そうは言っても当日の感想は楽しかった！！！！！！に尽きますので、当日までに準備したものについて書こうと思います。
Twitter(現:X)にぽろぽろ載せていたものと重複する箇所もありますが、まとめという事でひとつ。

はじめに

12月上旬、ばくたんの開催が発表されたタイミングで、今年準備したいものを考えます。
当時考えていたのがこちら。
・楽屋花(←絶対！)
・クレイケーキ
・ネームボード
・さなぬい用探偵衣装
・ネイル
・お誕生日イラスト

結果的にお誕生日イラストは時間が足りずオミットとなりましたが、他はギリ間に合いました。意外と何とかなるものですね。

実際、今年準備したもの

楽屋花

まずは楽屋花です。一昨年、昨年と続けて送っていたので今年も絶対に送りたく、いの一番に取り掛かりました。

例年通りばくたんの開催発表と同時にKVもお披露目されたため、それを踏まえて案出しをしていきます。
今年はどうやら探偵モチーフ。名取探偵事務所が開業するようです。
いろいろと考えた中で最終的にまとめたものがこちら。

さなちゃんねる王国に招待された探偵名取が旅支度をするイメージで、トランクに荷物とお花を詰め込みます。
「魔女の宅急便」の冒頭でキキが旅立ちの準備をするシーンが好きなので、そのまま探偵の旅支度でイメージを膨らませました。
でっかいカバンに服やらドロップやらをギュギュっと詰めるの、かわいいよね…。
今回は探偵なので鹿撃ち帽と懐中時計、招待状です。

お花は白～茶色をメインにシックな印象にしたく、過去の事例をたくさん検索しました。
特に参考にさせていただいたのがこちら。

どちらも同じフラワーデザイナー様の作品でしたので、迷わずこの方にお願いすることにしました。
依頼はSakaseru様にて。昨年までもお願いしていた会社様なので安心です。
例年どの方に依頼するかを悩むのですが、今年は上記の理由もあり即決でした。

ここではまだ注文はせず、お花のレギュレーション発表を待ちつつ購入する小物を探します。
デザイン的に問題なければですが、
・トランク
・懐中時計
・鹿撃ち帽
は購入の必要があります。
時計はともかくトランクなんて売っているのを実生活では見たことがないため、早めに準備しておきたいところ。なぜなら最悪メルカリを張る必要がでてくるからです。
そこからは探せど探せど良いサイズ感とお値段のトランクが見つからない日々…。最終的にはあきらめて木箱を自分で加工する方向に決定し、木箱を注文しました。
この時点で12月末頃です。

到着した木箱の画鋲や装飾を外し、合皮とフェルトを張り込んでいきます。
ほとんどお花で隠れる事にはなるので、見た目がそれっぽくなっていればOKの精神です。

なかなか可愛くできたのではないでしょうか。

そうこうしている内に時は1月末、お花のレギュレーションが発表されました。
考えている内容でサイズ感など問題なさそうだったので、このタイミングでお花屋さんに依頼をします。
Sakaseru様では注文のタイミングでお支払いが必要になりますが、後から追加でお支払いする事もできるので、作例を参考に大まかな予算でお支払いしておきます。(お支払いした金額から減らすのは難しい気がするので、最低予算に近いお値段でお願いすると良いかもです。また、注文後にデザイナー様と直接チャットでやり取りができるため、そこで最低予算である旨、必要ならば追加でお支払いする意思がある旨をお伝えしておくとスムーズかと思います)

さて、お花につける招待状にはシーリングスタンプをしたいと考えていたので、次はスタンプヘッドを作ります。
データを送ることでヘッドを作ってくれるサービスもありますが、版権なので自作が安全。
金工の経験はほぼないため、こちらの動画を参考にさせていただきました。

手順が大変分かりやすく大感謝…。
そして完成したのがこちらです。

帽子と時計も届いたのでそれぞれ加工。
と言っても帽子はリボンにアイロンをかけて綺麗に結び、時計は瞬間接着剤で3時7分に止めておくだけです。

途中さなぬいと遊びつつ、そんなこんなで小物が完成しました。

こちらの画像をお花屋さんにお送りして、一度確認をしていただきます。
立て札はミニイーゼルでお花の傍に置いてもらうつもりでしたが、配送の都合、というか配送業者の方に現地で置いていただく都合上、お花に取り付けてしまう方が安全とのこと。紛失とかね…あるからね…。
都心にあってお花屋さんが直接搬入するお店なら(あるのか？ありそう)その辺はもう少し自由が利くかもです。

了承して小物を発送し、後はお花が出来上がるのを待つのみ！
今回はばくたん前日にお花屋さんから完成のご連絡をいただきました。
発送連絡と共にいただいたお写真がこちら。

かわい～～～～！！！

本当にかわいい。
トルコキキョウ、バラ、スターチス、ブラックレース、ビバーナムなどのお花をメインに使っていただいたとのこと。
ちょこちょこ見え隠れするグリーンの色合いも素敵です。
一つ一つのお花は白やピンクでかわいいお色もあるのに、全体ではシックにまとまって見える不思議。魔法かも。
懐中時計のチェーンが垂れている感じとか、本当にかわいい…。

当日会場にて撮ったお写真がこちら。
可愛すぎる。ありがとうございますマジで。

クレイケーキ

2/14に恒例のケーキデザインを考える配信がありました。
チョコケーキ好きなので、私が実際に食べられる訳では無いけれど嬉しいです。

そこから設計図を作成。
今年はケーキとパフェの2つを作っていきます。

まずはパーツ作成から。

お写真を全然撮っていなかったので後は省略。

パーツが揃ったので組み立てていきます。
フルーツ部分にグロスポリマーメディウムを塗って艶出しをし、完成！

アサカラツイッターズットミテルナメクジアイスの上のミントと、サナチャンメンダコのクッキーがかわいくできたと思います。
パフェの生クリームが想定より緩くなってしまい、層が潰れてしまったのが残念。またリベンジしたいです。

さなぬい用探偵衣装

我が家のさなぬいは手術を経て自立できる仕様なので、毎年チッタでぬい撮りをするのが楽しみの一つです。

今年は探偵モチーフという事で、さなぬいにも探偵衣装を用意したいと思います。
まずはデザインから。

・鹿撃ち帽
・スカート
・ケープ
・虫眼鏡
を作っていきます。

まずはなんとなくそれっぽい型紙を作り、仮布でトワルを組んでいきます。
型紙は人間用の型紙を参考に、さなぬいの体系に合わせて足したり引いたりします。この後がっつり修正するのでなんとなくですが、後から足すより引く方が楽なので大きめに作りがち。

１度目の仮縫いをしました。
ケープの裾が長すぎたので2.5cm程短く。
スカートはベルトの幅を1cm程短く、縫い目が正面に来ないよう後ろ身頃用に別で型紙を用意します。

2度目の仮縫い。合わせて帽子もトワルを組みました。
大きくは問題無さそうです。
ケープの合わせの角度を微調整して、ポケットの位置を決めます。

本番用の布で本縫いし、完成！

虫眼鏡のレンズ部分は透明硬質ケースを丸くカットしたものです。
表裏にフェルトを貼ってKVのうさちゃんせんせえ型虫眼鏡っぽく。
持ち手部分は紙粘土で作り、トランクに使った余りの合皮を巻きました。
リボンを縫い付けてシュシュのようにした平ゴムで手首に固定し、手で持っているように見せています。

ネームボード

うちわと迷いましたが、今年はネームボードを作成しました。
昨年テニミュ関係でネームボードを作った余りの材料がいっぱいあるから…。
うちわより保管の場所を取らないのがありがたいなと思います。

ネイル

こちらも毎年恒例ですが、イベントに合わせて痛ネイルをします。

今年はお友達のせんせえにお願いしました。
こんな感じにしたいよ～というワガママを詰め込んだデザイン画がこちら。

デザインをもとに相談させていただきつつ、完成したのがこちら。

かわいい～～～！！！！
チョコレートみたいな茶色がかわいすぎる。

うさちゃんせんせえ、アヘエビ、アサカラツイッターズットミテルナメクジはなんと手描き…！天才？
生来爪が薄くて恐らくネイルが剝がれやすいのですが、剥がれないようガッチリ丁寧につけていただきました。謝謝茄子。
おかげさまでばくたん当日まで欠けも無く無傷でございました。凄い！

前日配信にて名取にも見ていただき嬉しかったです。
配信コメントにて「痛ネイルやってみたいけど男せんせえだからサロンはちょっと…(意訳)」というコメントをお見かけしたのですが、ネイルチップを依頼するという手もあるので参考までに。
インスタで「痛ネイル」や「キャラクターネイル」で検索をするとネイルチップ作成を受け付けてくださっている方がいらっしゃいます。
爪のサイズを自分で測ってお伝えし、そのサイズで作っていただくので男せんせえでもトライしやすいのではと思います。

当日のお写真とおわりに

ここからはばくたん当日のお写真を載せていきます。
ばくたんレストランをまわりつつ、チッタを散策。

以上でばくたん準備(一部当日)は終わりです。
毎年の事ながらギリギリまで(具体的には3/6まで)準備が終わっていなかったため、ケーキとか…食べられる訳でも無いのに要らなくね…？ネムボとかも…自分しか見ないし要らなくね…？と頭を過りましたがぜ～んぶ可愛くできて満足したのでやってよかったです。

ここからは推し語りです。
毎年恒例のようになっていますが、そもそもばくたん規模のイベントを毎年やるって本当に凄いんですよね。
イベンターさんがいらっしゃるとは言え個人なのもあり。
特に今年はチネチッタ貸し切りという過去最大規模ですから、そのプレッシャーは想像もつかない程でしょう。

毎年大きくなる規模に、こちらは(そこまで頑張らなくても良いんだよ…？)と思ってしまう気持ちも正直あります。頑張りすぎてない？というやつですね。
ですがその向上心こそ私が名取をすきな理由であり、信頼しているところです。
端的に言えば、仕事への姿勢がだいすき！で、見習いたいと思っています。
その気持ちを忘れずに、よりよい高みを目指していこうね、ハム太郎！

12～2月は名取も忙しいのか配信が少なくなりがちで寂しいですが、こちらも準備でばたばたする事で寂しさを感じる暇が無くなるライフハック。
寂しがりせんせえはぜひ。

来年はVlogを撮ってみるのも楽しそうだな～と思います。言うだけタダ。