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還暦記念で初の人間ドックに行ってみたのだった。

案の定いろいろ出てきたのだった

先日、還暦を迎えるにあたり、人生初の人間ドックに行ってみたのだった。
前々から友人からも「いくと最初はいろいろ出るんだよね」と脅されていたが、案の定いろいろ出てきたのだった。

僕の場合は腎機能が非常に悪かった。
これは実は今までの検診結果でも出てきていたが、
今回はさらに悪くなっていたことと、健診ではなく有料の人間ドックにしたため
「医師からの健診結果説明」があり、そこで強く、腎臓内科の受診を勧められた。
慢性腎炎の可能性が大きいからだ。

他にも出た。
心臓の肥大、胃に多数のポリープがあること、そして胃から食道への逆流の可能性などだ。これは検診が終わった後の迅速結果による所見なので、頭部MRIやシティ、スキャンの画像診断、そして、未提出である検便での所見等は含まれていない。

(追記)
聴力検査で左耳の高音域の聴力が基準に届いていなかった。
これで録音やミックスの時のセンター位置は、俺にはもう分からない。

面白かった点。MRIは俺がダフトパンクになったのかと思ったぜ

人生初のMRIで話ヘッドホンで悪い音のモノラルのクラシックを聴きながら、頭部を固定され、ギッチギチな閉所に放りこまれ、インダストリアルパンクもしくはテクノのような重厚な機械音に体包まれて15分過ごすと言う面白い体験をしたのだった。


健診後の医師による説明が大事だった

さて、最後に人生初の人間ドックをやって良かったことを書いておこうと思う。

最大のメリットは通常の健康診断ではやらない検査をすることだとは思う。
ただしそれはまだ結果が来てないので結果がよくわからないところ。

私が今回1番良かったと思うのは、検診後の医師による説明だ。
いつもの健診であれば忘れた頃にぽろっと印刷された検診データが来て、
Aとか(ほとんどないけど)BとかDとか書いてあるだけわけだが、
今回のように、いました検査の数値を見ながら医師から
「ここが悪い。このように悪い、だからどうしたほうが良い」
と言うことを説明されることだ。

私の場合は腎機能が相当悪いと言う事は医師との会話でわかった。
それは単に後日郵送できた結果用紙を自分で読んでいるだけでは伝わらない情報だ。何より日常性バイアスが働いて、まぁたいしたことないだろうとか、みないことにする、という保護回路が働いてしまう。

やはり医師のような専門家との会話は、質問もできるし、仕草や顔の表情、声のトーンなどから、実際どのくらいヤバいのかがノンバーバルな情報として取り込まれてくる。やはり対面した専門家から直接説明されると言う事はとても伝達力が強いし、緊急度の高さも伝わって来る。

自費で、自腹で、お金を払う自発的な健診であることも重要

そしてもう一つは、健康診断に有料で、自費で、自腹で、お金を払うと言うところも大きいと思う。

いつものように、無料の健診で、やらないと怒られる、とういう感じで義務的に行くのと、何万円かを支払い、主体的に健康診断を受けると言う姿勢は違うし、それが今回重要だったと思う。還暦だし、初めての人間ドックを受けてみよう、と思ったことが重要だった。
当初、頭部MRIなど全部込み込みだったが、それでも総額8万円は高いなとは思った。でも終わってみればやってみて良かった。なぜならこの腎疾患のやばさは普通の特定健康診断ではおそらく出なかった。(昨年は共済組合の特定健康診断だったので去年のデーターに、この腎機能の数値は出ていなかった)。まだ出ていない頭部MRIとかCTスキャンとかでもさらにいろいろでるのかもしれない。

とはいえ健診をして終わりでは意味はない。
健診をした上で、出てきた問題に対処して初めて健診をした意味がある。

ということで還暦記念でさっそく腎臓内科を受診することにする。

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