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アンモナイトに寄生する鉱植物について

引き出しに仕舞っておいた幾つかのアンモナイトから芽が出ていた。
なんだ石寄草か…と思ったが、よく見ると全てアンモナイトの殻の出口から芽が出ている。

石寄草だったらこんなに規則正しく出てこない…じゃあなんだこれ?
少し考えて思い当たる、私は幼い頃古生物図鑑でこれを見た事がある。

その鉱植物はアンモナイトのみに寄生し、絶滅の原因にもなった植物だが自らもアンモナイトに特化したばかりに共に滅んでしまったとされる。
アンモナイトの化石をスライスした時に出てくる植物の化石がそれだ。
多くはスライスする時の刃に削られて無くなってしまう上に石屋さんから見たらそんなにきれいな物ではないので削り取られてしまうそうだ。
(いつかコレクションに加えたい…)

なぜ同時期に存在したオウムガイが絶滅していないのか、答えは殻の構造にある。
それはアンモナイトの中心にある初期室と呼ばれる球状の空間で、オウムガイにはこれが無いそうだ。

これ以上話すと長いので本題に戻ろう。
なぜ今になって発芽したのか、正直に申し上げるとわからない…
こればかりは私の勉強不足でありますから、皆様からの情報もお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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