見出し画像

「お客の質が悪くなる」

パチンコ店員さんのお話を聞きました。

当初は、朝礼をしっかりやって店員同士のコミュニケーションも良かったそうです。

しかし、効率化のために勤務がシフト制に変わりました。

ばらばらの出社のため朝礼もなくなり、
店員同士が集まる機会が減っていきました。

そしてだんだんと顔を合わせても挨拶もしなくなりました。
仕事中でさえ声を掛けあうことも無くなりました。

そうすると何が起こったかと言うと、
ズバリ、お客の質が悪くなったというのです。

これは何もパチンコ店に限ったことではありません。

私たちもお互いの挨拶や声かけを怠ってはなりません。

当社も以前は、朝礼を行っておりませんでした。

出社時間もバラバラで、
決められた時間に荷物さえお届けすればオッケーでした。

当然、搭乗員たちがまともに集まることもありません。

今思うと、おそらくお客の質も悪かったのではないでしょうか。
(きっと値段の安い仕事や、無理な時間指定などもお引き受けしていたのでは)

先日、同業者の社長と話をしていた時のことです。

「運送会社は何といっても配車係だよね」
「うんうん」
「彼らは、仕事中はほとんど電話しているよね」
「そうそう」
「でも8割は雑談で、残り2割で仕事を決めるんだよ」
「そういうこと」
「お付き合いもない人と仕事のやりとりなんてできないよね」
「まったくだ」

ということで、
一見雑談やお遊びのように見えることも、
ましてや朝礼や挨拶は、
社員やお客様との絆作りになっているのだということです。

教訓:
社内のおしゃべりが消えると、
お客の質が悪くなる


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?