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シンプルにシンプルに

新しい言葉と日々出会い続けている5歳の息子。
いつ知ったのか不思議になるぐらい吸収する一方で、言い回しの引き出しが少ないなと思う言葉がある。

それは「NO」というニュアンス。

自分の気持ちをしっかり主張できるという視点もありつつも、やはり自分以外の人や、大きくなって自分自身と言葉を交わす時に言葉を大事にして欲しいと思っている。

乱暴な言葉が続く時期がありその都度息子に話をしても、言葉を置き換えたりするのはまだ難しい。本人はその前段階にある気持ちの整理や把握が出来ず更に苛立ちが悪化する場面も。

色々と絵本を調べ出会ったのがこの一冊


言葉をふわふわ言葉と。ちくちく言葉にわけて考えてみようというお話。
子供向けなのでとても分かりやすい。

言葉の言い換えクイズや、ちくちく言葉を避けて進む迷路があったり子供を飽きさせない工夫もたっぷりです。

この考え方大人の私にもしっかり刺さりました。

年齢やキャリアを重ねたら後輩の言動が気になる場面が増えます。
怒らないセルフコントールも虚しく腹が立ってしまうんです。出来事の背景により、さも怒っている自分を正当化できちゃうのが40代。
20代30代みたいにただ「ムカつく!」だけでは言ってる自分の見え方が良くない事も知っているから。

この本と出会ってからは
•お客様にとって•今までの流れ的に•生産性としてなど複雑に考えずに

【ふわふわ言葉】か【ちくちく言葉】

この問いかけだけ

そうするとお恥ずかしい。
仕事ではちくちく言葉が、なんと多いことか。


仕事の場面において、他のメンバーに話をする時、まずはふわふわか、ちくちくか。
これを考える。それだけで様々なミスコミニケーションが防げます。


ちくちく言葉だなと思ったらふわふわ言葉に変えていく。5年しか生きていない息子に求める前に40年も生きてきた自分も見つめ直さねばと思っています。

分かりやすいちくちく言葉だけではなくて、その人にとってのちくちく言葉に気づける自分でありたいと思いました。

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