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熱海③

『情熱が輝き続けて300年 何十億の瞳を受けても』

野々村仁清 色絵藤花文茶壺 17世紀 MOA美術館


いつ見ても、美しい…。

隙がない完成度。

この壺のために作られた展示室に来ると、胸がドキドキするのに、見つめていると心が落ち着く。

不思議な壺だ。

今まで、何人の人がこの壺を見たのだろう。

江戸時代、明治、大正、昭和、平成、そして令和。

たくさんの瞳を見つめてきた藤壺。

目垢がついていなくて、輝いている。

名品とは、輝き続けるものなのだと、納得した。

また、会いに行こう!

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