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夏の終わりに。

春に生活が一変して、もうすぐ半年になろうとしている。
この歳になると仕事でもプライベートでも、嫌なことやしんどいことたくさん経験してきたけど
ちょっとこれまでとは違う辛さで。
少しずつ少しずつ、でも確実にダメージが蓄積されていく毎日。

そんな時に追い討ちをかけるように
息子が交通事故で入院したり、自分の体調不良が重なって。
8月に入ってからは、眠れなかったり
家に1人でいると訳もなく涙が溢れて止まらなくなったり
休みの日は電源が切れたように何も出来なかったり
そんな状態が続いてた。

それでもまだ、思考も、感情も、身体もいっぱいいっぱいになってることに気付いていなくて。
大丈夫、まだ大丈夫
そう思ってた。

そして8月31日。
朝、目が覚めたら天井がぐるぐる回ってた。
身体を起こそうとすると猛烈に吐き気が襲ってきて
何が起きたのかわからなかった。
そのまま1時間横になって休んでいても一向に状況は変わらなくて
息子の部屋に助けを求め行く途中、そのまま廊下に倒れ込んで激しく嘔吐して起き上がれなくなってしまった。
そして救急車で病院へ。
救急外来で目眩と嘔吐を抑える点滴を受けながらやっと気づいた。
あぁ、私限界だったんだなって。

あと何年、自分が思うように生きられるだろう
そんな風に考えてあれもこれもと欲張ってきたけど
ちゃんと必要なものを見極めないと
両手に抱えられる量は決まってる。

あと半年、今の状況は変わらないから
これから自分がどう生きたいのか
本当にやりたいことはなんなのか
大切にしたいものはなんなのか
考える時間にしたい。
そのためにも今は心と身体を休めたい。

今週の金曜日からは私の心の夏休み。
もうすぐ、夏が終わる。

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