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台湾へ行く日本人観光客は本当に減ったのか?そして韓国人観光客は増えたのか?台湾渡航20回以上の台湾好きが数字で検証してみた。

こんにちは!keiko在台灣です。

この記事を書いた理由。それはコロナ後の2023年から今年までの間に4回台湾に行った際、感じたことを数字で確認したかったからです。

※ご注意※
この記事は観光客の増減や比較をして良し悪しを示したい記事ではなく「私が日本人である&かつて韓国アイドルにハマっていたことがあり韓国語を少しかじったこともあったので、韓国語に反応しやすい人間である。そして、実際に台湾に何度も行った中で下記のを体感し興味をもったので、趣味で調べてみた」という部分を考慮に入れて読んでいただければと思います😊

②もし数字の間違いがあったら教えてください…。



私の肌感覚①
「コロナ前と比べて、日本人観光客が明らかに少ない。以前は街中で頻繁に遭遇していたはず。」

私の肌感覚②
「コロナ前と比べて、台湾の街中で韓国語を聞く機会がかなり増えた。コロナ前よりも韓国人観光客増えたのか…??」

感覚ではそう感じているけど、実際はどうなんだ?ここはやはり数字で確認したい。

そこで、台湾の交通部觀光署(日本の国土交通省に相当)」の公式資料を閲覧。公的な資料を使って記事にまとめてみました。下記は、誰でも閲覧可能な資料です。


台湾の交通部觀光署資料を見た結果

①2019年と2023年を比較。日本人観光客数は【約100万人減少】

日本人観光客数のみ注目すると、2019年と2023年を比較すると100万9,737人減少しています。1日あたり約2,766人減少。

観光客数は2019年から60%減です。


①の答え合わせ
「2023年日本人観光客は、2019年から比較して60%減。明らかに減ってた!!」

考察

原因はいくつかありますが、特に「円安と航空券の高騰」が大きな要因だと考えます。コロナ後は今までの1.5回〜2回の渡航分の予算で1回分の旅に行く感覚ですので、リピーターの方も行く回数を減らしていると思われます。

コロナ以前、台湾旅行は「安近短(あんきんたん)(安い近い短期間)」が叶う場所でした。LCCを使えば場合によっては国内旅行より安く、近く。そして日本人は休みを取りずらいので週末にサクッと1〜2泊で海外旅行ができる場所、それが台湾旅行でした。金額が倍近くになった今、週末旅だけは勿体無く感じ、短期間滞在の渡航を控える人も増えたのだと思います。


②2019年と2023年を比較。韓国人観光客数は【29万5625人減少】。2023年の日本人と韓国人の年間の人数差は36,543人(1日換算/約100人の差)。


韓国人観光客数のみ注目すると、2019年と2023年を比較すると29万5625人人減少しています。1日あたり約810人減少。

観光客数は2019年から約39%減です。


最後に、日本と韓国の観光客の人数比較。2019年は明らかに日本人観光客の方が人数が多かったです。2023年の差は日本人観光客+36,543人。1日換算すると100人なので、ほぼ差がないと感じます。

②の答え合わせ
韓国人観光客が増えたというより、日本人観光客が減り、相対的に韓国人観光客が多く感じるようになったのでは?

考察(というか個人的な感想)

2019年と2023年だと、日本人と韓国人の観光客人数がほぼ同じなので、相対的に韓国人観光客が多く感じるのが一つ。

もう一つは、韓国語は日本語に比べて耳に入りやすい言語なのかも?とも。韓国語は有気音が多く、耳に入ってきやすい。そして私が韓国語に反応しやすい(耳に入ってきて(韓国語だ!)と思うことが多い)ということが、②の原因かなと思いました。

その他気が付いたこと

2023年。日本と韓国以外のアジア地区外国人観光客は

  • 香港・マカオ

  • シンガポール

  • タイ

  • マレーシア

が、上位に入っています。
上記の国のうち、香港・マカオ/シンガポール/マレーシアの方達は、中国語話者も多いため、台湾旅行中は台湾の公用語である中国語(台湾華語)を使う機会もあると考えられます。日本人や韓国人よりも言語で見分ける機会が少ないかもしれません。


まとめ

「はー、いろんなことがわかって面白かった!スッキリした!!」

ということで、日本人観光客が6割も減っていて驚きつつ、納得でもあります。私も「全てが高い…😭」とお財布を見ながら台湾を旅しています。
そして台湾観光局企画個人旅行者対象/NT$5000プレゼント抽選、4回外れているのでとても悲しいです…。リピーターにもなにか、ご褒美をもらえる施策をしてくれたら嬉しい…。航空券や交通費の割引など全員にチャンスのある施策もしてくれたらもっと嬉しい…。

そんな願望も書いてみました。

逆に「円安の今がチャンスだ!」と台湾からはたくさんの方が来日してくれていることは、ありがたいです🙏

最後に、下記の私の呟きを置いておきます。

高嶺の花になってしまった台湾旅行ですが、楽しい台湾であることは間違いない!引き続きたくさんの方に台湾へ行ってもらえるよう、微力ながら勝手に台湾をPRしてまいります!!
そして私自身、今年もたくさん台湾に行きたい!!
まずは頑張って働きます…!!



筆者紹介【keiko在台灣】
東京在住の日本人。台湾専門フリーランス。
台湾プランナー/グラフィックデザイナー/ライター/PR/台湾イベント企画・運営など。台湾のなんでも屋さんです。

東京在住の日本人 台灣專業自由業(中文OK)
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