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観光学部って何を学ぶの?

この4月から大学を移籍し、東海大学観光学部准教授として着任しました。これからは観光学部でマーケティングを教え、ツーリズムと親和性の高いWeb3のマーケティングを研究します。

観光って産業の一分野がなぜ学部学科として成立するのか、と思う方もいらっしゃるかと思います。日本の人口は減少を続けており、このままでは消滅してしまう都市が744もあることが発表(2024.4.24「人口戦略会議」)されましたが、生き残りをかけた地方の活性化が望まれています。また、外国人観光客数はコロナ前に戻り、円安の影響もあって日本を目指す人は増加しています。
人が行うおもてなしが重要な一方で、デジタル化、AI化、ロボット化も進んでいます。新しい技術を取り入れながら日本の観光も進化していかなければならず、それに対応できる人材が必要とされています。観光学部は、そんな観光サービスに従事する人を育てることを目的としています。

外国からの観光客でいっぱいの浅草はもうすぐ三社祭

私のゼミでは、AIやweb3などの新しい技術を観光に取り入れたらどんなことができるのかを考えるプロジェクトを行っています。また、マーケティング概論、観光組織論、フィールドワークなどの授業も行っており、顧客や様々なステークホルダーの視点に立って考える力、日本国内にとどまらずグローバルに考える力を育てたいと思っています。

湘南キャンパス

研究室は湘南キャンパスにあります。web3のマーケティングについて、観光学部の学生のインターンについて、授業での連携について、ご相談があれば連絡いただければと思います。


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