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世界を旅するキッチン:カナダ料理

今日は気持ちの良い快晴の秋晴れになりましたね。テラスでのランチが気持ちい季節に。さて、今週の世界を旅するキッチンは、カナダ料理🇨🇦に挑戦してみました。

カナダといえば世界第二の面積を持つ、美しいカナディアンロッキーなど自然溢れる国、赤毛のアンや熊のプーさんの国、アイスホッケーにメープルシロップなどのイメージでしょうか。

移民の国で人権平等意識が非常に強く、トロントではカナダ人以外の在住者が過半数で、140以上の異なる言葉が話されるほどだそう。トルドー首相就任時に内閣も男女比率5割になり、LGBTなど性的マイノリティの人も大臣になっている国ですね。

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カナダの有名人ってあまり思い浮かびませんが、英語圏で米国市場とつながっているためか、カナダ出身の世界的アーティストは予想外に多く、調べてみるとなんとマイケルJフォックス、キアヌリーブス、ジムキャリー、キーファーサザーランド、ライアンゴスリング、マイクマイヤーズや、グレングールド、ジョニミッチェルにセリーヌディオン、 オスカーピーターソンにダイアナクラールまで。

そして、カナダ料理は基本的に移民の料理で、ファーストネイションであるイギリスとフランスの料理文化の影響を大きく受けていますが、イヌイットのジビエ料理や、西部カナダではドイツ・ロシア・ウクライナ・ポーランドなど東欧の移民による料理の影響も色濃いのが興味深い。ヴィーガンなども浸透していますね。

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ジョージクラーク元首相は「カナダには最高の料理がある。それは様々な料理をごった煮にしたものではなく、寄せ集めたものだ」といったとか。
ということで、今回はカナダの国民食プーティン(フライドポテトにグレイビーソースとチーズをかけた罪深い料理)をはじめ、カナダ風スモークサーモンのサラダ、サーモンとアサリのチャウダー、豚ロースのメープルシロップ風、ブリティッシュコロンビア・ロール(サーモンやきゅうりの巻き寿司)などを作ってみました。

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さっぷりのサーモンを贅沢に使って、メープルシロップと生姜のタレにつけた肉は柔らかく甘みが自然な味わいで美味しい!お握りとサーモン、チャウダー好きの娘も、カナダ料理を気に入ってくれました。

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