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シリアとパレスチナのお母さんの味

シリアとパレスチナのお母さんの味

レバノンでシリア難民とパレスチナ系シリア難民のお母さんたちから、家庭料理を教わる機会があった。

①モロヘイヤスープ(Molokhiya)

シリアやパレスチナ、エジプトやレバノンでも食べられるモロヘイヤスープ。家庭料理なので、少なくともベイルートでは、レストランで見かけることはなかなかない。大好きなモロヘイヤスープ。ずっと食べたくて、作り方を知りたくて、今回リクエストしたものだ。

モロヘイヤは

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アルメニアを知るための10皿

アルメニアを知るための10皿

レバノンはベイルートにあるアルメニア料理のお店。アルメニア虐殺の際に逃げてきたアルメニア人が、レバノンには多く暮らす。アルメニア料理は、シリアのアレッポとも通じるところがあり、文明と歴史の交差を感じる料理だ。

①ケッベにチェリーソース、ヨーグルト

アルメニア料理ならではの、一品。

②マンテ

パイ生地のようなものに、お肉やホウレンソウを包んで焼いたもの。これにヨーグルトとスマックと呼ばれる中

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ウガンダを知るための13皿(学校給食付き)

ウガンダを知るための13皿(学校給食付き)

2010年、2011年と2回にわたって、ウガンダを訪れた。そのときの食事の写真を載せてみたい。

①マトケ

ウガンダと言えば!の主食。いわゆる食用バナナである。分かりやすいのは、この写真かな。ご飯の隣にある黄色いもの。これは少しつぶしてある。

こちらはマッシュしていないもの。ほぼ原形。中心にあるものがそう。

②ご飯・ピラフ

緑は、葉っぱのスープかな。

さりげなく、ミックスベジタブルが入っ

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ジンバブエを知るための5皿+おまけ2皿

ジンバブエを知るための5皿+おまけ2皿

アフリカ南部、ジンバブエには、2012年11月末から約3年10ヵ月、住んでいました。アフリカ大陸といえど、どの国も異なる歴史とそれに沿った食文化を持ち、大変興味深いです。今回は、食を通して、ジンバブエのことをご紹介したいと思います。

①サザ(ノーマル)

ザンビアやほかの東アフリカでも食べられず、メイズ(トウモロコシ)の粉を練ったもの。ジンバブエのものは白く、ねっとり、粘り気のないおもちみたいな

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フムスの多様性を知る6皿

フムスには、いろんな種類がある。それに気が付いたのが、レバノンはベイルートにて。今回は、さまざまなフムスを紹介したい。

①ひよこ豆のフムス

写真トマトの上にあるものがそう。これは、パプリカパウダーがたっぷりかかっている。お店によって盛り付けが違うのは、また楽しい。

②青唐辛子のフムス

(お隣は、焼きナスとタヒーニのペースト、ムタッバル)

スパイシー好きにはたまらない、少し刺激のある辛さ。

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中東のテーブルを知るための10皿

テーブルは、誰かとおいしいものと、楽しい時間を共有する場所。特に、アジアや中東、アフリカではそのような意味買いが強いように思う。テーブルの広さ関係なく、時には床で、みんなで食べ物をシェアし、ゆっくり一緒に過ごすことを好む印象があるからだ。この2,3年に中東で出会ったテーブル料理の写真を、紹介したいと思う。

①イラク北部ドホーク、クルド人宅にて。

②イラク北部スレイマニヤ

写真下の、緑色のご飯

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