見出し画像

モザンビーク②

ニャマタンダ郡の再定住地域へ向かった。モザンビーク政府は、洪水被害を受けた住民を、避難所から別の場所へ再定住させている。再定住地域は政府とコミュニティリーダーと調整されたさら地で、何もない。ゼロから生活を再建するために、支援が必要となるのだ。

(道中。壊れた道路で片側通行に。ジンバブエまで繋がる幹線道路)

(被災したとあるコミュニティ。伝統的な家屋ほど、被害は大きい)

(とある再定住地域。ゼロからコミュニティが出来上がることになる)

洪水で安全な水へのアクセスが不足し、人々は支援団体による給水タンクのほか、川やため池から水を得たりしている。

モザンビークは、農業や漁業は盛んな国。今回のサイクロンは、まさに収穫期を控えた被害となり、結果農家は収入減となる土地と農作物を失った。同時期、サイクロンを襲った北部は洪水被害、南部は干ばつによる食糧不足が深刻で、サイクロンによる被害により食糧不足の悪化が懸念されている。そのため、農業普及など生計支援が、今後求められていく。

被災地に近いマーケットでは、鮮やかな野菜が売られていた。

(干した魚も。街中でも、海老や魚を売るベンダーを見かける)

(モザンビークでは、写真右奥の女性のように、腰巻スカートも結構見かける)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?