ミレニアル世代が出会い・付き合うまでSNSをどう駆使しているかを詳しく分析したnoteはすでにいくつか上がっていると思います。

なので今回は、その先のお話。

晴れて付き合うことになったミレニアル世代の二人が、どんなアプリやサービスを使って良好な恋人関係を維持しているかについて書いていきます。

＜ミレニアルカップルの付き合い方　目次＞
■　インターネットは味方にできる！いや、する！

■　カップル専用アプリの現状とメリット

■　離れていても大丈夫な神機能「アルバム共有」と「画面共有」

■　記念日や誕生日の祝い方　
ーオンラインギフト、動画サプライズ、思い出をモノに残すということー

インターネットは味方にできる！いや、する！

私自身は96年生まれ、日本人同士のカップルですが、訳あって9000kmの超遠距離恋愛の真っ最中です。

なかなか会えない以上、SNSやスマホアプリは距離や時差を超えて円満なお付き合いを続けるためのライフライン。

留学やワーホリなどが特に盛んな学校なのもあり、周りのカップル達も様々に工夫をして関係維持を頑張っています。

「SNSは恋人との関係を悪化させる」なんて言葉をよくTwitterで見かけますが、少なくとも私の周りの学生たちは前向きにSNSを利用して、恋人との仲を縮めています。

カップル専用アプリの現状とメリット

カップルの連絡手段といえば、やはり一番人気はLINEです。
既に使っているアプリですし、付き合う以前にLINEで会話をしていた状態からそのまま使い続けるのが自然でしょう。

しかし、意外と周りで多いのがカップル専用アプリのユーザー。

Between, Couples, Pairyなどが有名ですが、私の周りだとBetweenを使うカップルが多めです。特に機能に大きな違いはないのですが、私も洗練されたデザインが気に入ってBetweenを使っています。

カップルアプリのすごいとこ。
LINEにあるようなチャット機能、アルバム機能はもちろん、記念日までのカウントダウンやアプリ内で使えるオリジナルスタンプ、互いの予定が把握できる共有カレンダー、自動でお揃いの写真に設定されるホーム画面など、これでもかというほどラブラブな二人だけの空間が出来上がるんです。

「連絡を取り合うくらいLINEでやれよ」と思うのですが、LINEは友達やバイト先、家族、授業の課題のグループワーク、好きな芸能人のLINE@配信なんかで常にフル稼働しています。
それらを捌くのに忙しくて、恋人とのたわいもない会話への返信はつい後回しにしてしまい、恋人の名前はLINE画面の下へ下へと追いやられしまいがち。
そこで「未読スルー問題」「友達と私で返信のスピードが違って病んじゃう問題」が出てくるわけです。
しかし！カップルアプリという特別な空間へコミュニケーションを分けることで、友達やバイト先などのたくさんの人間関係の中に恋人が埋もれてしまうことがなくなりました。

オンリーワンの通知音。常に別枠。特別な存在。それをスマホの中で可視化できることが、カップル専用アプリの一番のメリットであり、人気の秘密だと思います。

離れていても大丈夫な神機能「アルバム共有」と「画面共有」

LINEやカップルアプリでもアルバム機能はついていますが、iPhoneのiCloudを使ったアルバム共有機能を周りで使っている人も多いです。
私自身はもっぱらLINEアルバムですが、iCloud派の意見は「画質が良い」「勝手に同期してくれる」「アプリよりも端末に直接恋人との写真を保存しておきたい」とのこと。

なるほど。わかります。

同期というのが、アプリを介するよりもリアルタイムで繋がっている感じがして良さそうですね。

「繋がっている」ことを実感するために私がもっとも便利だと感じているのは画面共有の機能です。

LINEやSkype、Discordなどを使ってビデオ通話をすると、互いのPC画面の様子をそのまま映し出すことが出来るのですが、
例えば検索画面ひとつとっても、目の前で文字が打たれていくのを見るだけで「同じ空間を共有してる」気分が味わえるんです。
完成形じゃなくて、その編集段階を見ることでよりリアルに相手の存在を感じられます。遠距離ならではの感想かもしれませんが、画面共有を使えば、一緒に映画を見たりオススメの動画を見たりも出来るんです。同じ部屋にいるみたい。最高。

記念日や誕生日の祝い方　
ーオンラインギフト、動画サプライズ、思い出をモノに残すということー

恋人との関係を築くにあたり避けられないもの、それはプレゼント。

もちろん、お祝いに使うお店をインスタで調べたり、プレゼントの相場をメルカリで調べたり、相手のスマホを一緒に見てる時に出てくる広告を盗み見て最近の趣味やお気に入りのブランドを探ったりもするのですが、中でも私が重宝しているのがオンラインギフトサービスです。

遠距離恋愛という性質上、記念日の当日に会えることが少ないので、本命のプレゼントは後日渡すことになります。
そこで当日はLINEギフトなどのサービスを使って、ちょこっとしたプレゼントをオンラインで贈ることで、本人にそれを受け取る負担はかからないように、でもこちらの気持ちは伝わるように、お祝いすることができます。
恋人に限らず、友達同士でもLINEギフトのやりとりはとても盛んです。長くなってしまいそうなので、オンラインギフトについてはまた別の記事に書きたいと思います。

他にも周りで多いのが、動画のサプライズ。
例えば相手の友達にも協力してもらって動画でメッセージを集めます。
その時に、連絡ツールとして重宝するのがインスタのストーリー機能。

こんな感じで、「親しい友達リスト」や特定の人にストーリーを見られなくする設定を使えば、一気に数百人にメッセージの募集をかけられます。

こんな風に、便利に手軽に相手を喜ばせる方法がオンラインでもいくらでもあるのです。特に遠距離恋愛中の身にはありがたい限り。

そして、その反動で思い出をモノとして残すことの価値も上がっているように感じます。

SNSで簡単に写真を共有できるけど、あえてフォトブックを作る。

加工アプリで素敵な写真も撮れるけど、あえて写ルンですで撮って、お店に現像しに行く。

この時代に、あえて、手紙を投函する。

月並みな意見かもしれませんが、年賀状すらLINEで済ませる私たちにとっては、「手間暇をかける」という行為のハードルがすごく高いし、本当に特別な人にしか使わない切り札なんです。その前提が共有できているので、手間暇をかけてもらった時の嬉しさもひとしお。どっちにしろ最高にハッピーです。

オンラインでもオフラインでも、恋人のために出来ることが増えてきていて、私はとても楽しいお付き合いができています。

最後になってしまいましたが、私はこれが初noteでして、もしお気付きの点があれば、コメントなど頂ければとても嬉しいです...!