イスラム国幹部の元立命館大学准教授 モハマド・サイフラ・オザキの家に遊びに行き奥さんと会話した時の話

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2016年にバングラデシュの首都ダッカで日本人を含む22名がテロ事件により殺害された。この事件の首謀者は元立命館大学准教授のモハマド・サイフラ・オザキ(以下オザキ)だった。
オザキは大分県にある立命館アジア太平洋大学を卒業し、同大の同級生だった日本人女性と結婚し、5人の子供がいた。またオザキは同大で博士号を取得した後、2015年まで立命館大学の准教授として働いていた。
オザキが立命館大学の准教授として働いていた頃、滋賀県草津市にある一軒家に奥さんと子供と暮らしていた。そして事件発生の4年ほど前、私はその家に遊びに行き、オザキの奥さんとご飯を食べながら会話したことがある。その時のことについて書いていきたいと思う。なお奥さんはオザキや子供達とシリアに渡り、そこで空爆にあい現在は亡くなっている。

奥さんと知り合ったきっかけは、当時私が通っていた立命館大学のイスラム教徒の留学生の友達だ。彼女達と奥さんがイスラム教で繋がっていた。(奥さんはオザキと結婚後、イスラム教に改宗していた。)日本ではイスラム教徒はマイノリティであるから、同じイスラム教徒というだけで繋がりやすい。そしてその時はラマダンというイスラム教徒が日中に断食をする期間で、日が沈んだ後に奥さんの家に留学生が集まり、ハラルフード(イスラム教徒が食べることを許された料理)を持ち寄って食べる約束をしていた。
私はイスラム教徒ではなかったが、そこに参加させてもらったのだ。

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