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feather touch


feather touch(現役side)
vo…IL科2年 長坂優希
vo…OB 中山剛史
gt…OB 齋藤一輝
ba…OB 佐藤広夢
dr…OB 山本悠介

現軽音部部長である長坂優希(vo)を中心に組まれた5人組、feather touch。
卒業生として参加するのは、ラップが持ち味の中山剛史(vo)、ライヴ出演にあたり楽器を新調した斎藤一輝(gt)と佐藤広夢(ba)、このバンドの裏のプロデューサーといわれる山本悠介(dr)。
取材時は残念ながら中山が欠席となったが、他の4人が楽しくバンドについて話しをしてくれた。

●バンドの結成のきっかけや時期についてうかがいたいと思います。
長坂 元は俺がLM.Cというアーティストのラップが入っている曲をやりたくて、(中山)剛史先輩を入れて”ツイン・ヴォーカルでやりたいな”と思って組みだしたんです。あと、構想を練っていたのが卒業ライヴ前だったので”先輩達と組みたいな”と思っていたことですね。
斎藤 だけど卒業ライヴの出演枠が少なくて、その時は出演することができなかったんです。それで今回、現役も卒業生も参加できるライヴがあると聞いて、このバンドで出演することになりました。
●なるほど。今回はリベンジみたいな感じなんですね。
斎藤 そうですね。
●取材日の今日が初練習だと聞いたんですが、どうでしたか?
長坂 楽しかったでーす。
斎藤 まぁ、不安はありますね。練習だけどメンバー全員集まって、音を合わせてみてどういう感じで練習をしていくのか確かめる日でした。各々問題点が見えてきたんですけど、そこは練習して頑張ります(笑)。
●そうなんですね。っというか、異様な雰囲気を出している人が(笑)。

佐藤 取材中すみません、プロデューサーみたいな人がいて(笑)。
長坂 どこを見てるのか分からない。
山本 いやいや、僕はもう一番下っ端ですよ。
●(笑)。ライヴ当日は何曲ぐらいやりますか?
斎藤 4〜5曲程度ですね。
長坂 まぁ、4曲ぐらいになるのかなー。
佐藤 ながぱんがMCで話せば大丈夫だよ。
長坂 多分俺は喋れないですよ。
斎藤 あれ? 今回もバンド映像的なものは作るの?
長坂 ありますよ!
斎藤 じゃあ、4曲で。
一同 (笑)。
●コピーするアーティストは一緒ですか?
斎藤 いや、バラバラです。
長坂 統一性がないです。今アニソンをやろうかなって話してる段階ですね。
長坂 あと、このバンドはツイン・ヴォーカルなので生かしていきたいなって思います。
斎藤 ツイン・ヴォーカルなのに、楽器陣が3人しか居ないっていう。
●3ピースなんですね!
山本 そこがちょっと不安ですね。
佐藤 しかも、ツイン・ヴォーカルの曲を探しているのに剛史のアイデンティティであるラップの曲がないっていう。
●非常事態みたいですね(笑)。
長坂 そうなんですよ。1日目のライヴに出演するバンドのレベルがすごく高いから、このバンドがどうなるのか不安です。力負けしちゃうんじゃないかって。
●ながぱんは1年ぶりのヴォーカルなんですね。
長坂 そうです。
佐藤 満を持してのヴォーカル!
斎藤 去年からどれくらい成長したかが、このバンドの見所ですね。
●ながぱん自身、周りが卒業生ばかりでどういう心境なんですか?
長坂 先輩達と組めると思ってなかったバンドなので、すごく嬉しいですね。先輩達が大好きなので!
佐藤 でも、バンド内での温度差が気になるのがこのバンドですよね。ながぱんに対しては結構みんな……(笑)。でも、彼(山本悠介)だけ優しい。
山本 まぁ僕は、彼のことを諦めてるので。
長坂 え! そういうことだったんですか!?
佐藤 一番厳しかった(笑)。
長坂 俺ここからバンドやっていくのは厳しい。みんな俺のことが嫌いみたい(笑)!
●頑張ってください(笑)。曲の話しにもどるんですけど、アーティストは決まってますか?
長坂 んー、確定していたものがあったんですけど、メンバーにいたキーボードが抜けちゃったのでまだ一からになったんですよね。今日、残ったメンバーで話し合ってバンドの方針をいろいろ決めていきます。
●楽器陣が3人に減ってより不安ですよね。
山本 元々キーボードもいて、ツイン・ヴォーカルっていう状態だったので、曲のバリエーションとか割といけるかなと考えていたんですけど、今日スタジオに入って通してみた感触は寂しかったなと。なので、当初考えていた楽曲はできないかなっていう印象で、じゃあここからどうするのかっていう感じです。
●なるほど、たしかに楽器陣によって楽曲のレンジが決まってきますよね。そして、取材日から当日まで3ヶ月ないんですけど、どう詰めていきたいですか?
斎藤 曲数を少し削ってでも、1曲の完成度を上げてちゃんと聴けるものにする。
長坂 あとは、ライヴを楽しむってことかな。
山本 周りに”ここは、他にはないよね”って言われるような何かしらの強みを見つけたい。それをプッシュしていけるような音楽を選んだりとか、練習の方向性とかっていうのを固めていけば、そんなにクオリティが高くなくても、正直な話し”特徴的な部分がある”って覚えてもらえるのかなと思います。
●言ってることがバンマスですね。
佐藤 裏のバンマスですね。
山本 いや、プロデューサーです。
●すごい、このバンドにはドラマー兼プロデューサーが居るんですね(笑)。ながぱんは剛史とツイン・ヴォーカルで、今日の練習はどうでしたか?
長坂 いや、剛史先輩は今朝急に仕事の関係で来れなくなったんです。だから、今日は1人で歌った感じですね。
●初めてのツイン・ヴォーカルで不安なこととかありますか?
長坂 特にはないんですけど、やってみたかったんですよね。やるなら剛史先輩のラップと一緒に何かできればなと。
●なるほど。楽器陣は、3人でバンドをやるということが初めてですよね?
斎藤 そうですね。俺とむんむん(佐藤広夢)か、俺とスケベ(山本悠介)みたいな感じです。
山本 俺とむんむんはやったことない。
●リズム体が初めてなんですね。機材は何か変わりますか?
斎藤 僕はギターが変わりました。当たり前のことなんですけど、生音も歪み方もいろいろ変わっていたので、今日スタジオに入ってアンプを通した音に困惑しましたね。ストラトに近い歪み方なんですけど、ちゃんとテレキャスの音もするっていう。なので、使い勝手は良いですね!
佐藤 ベースも変えます!
山本 ドラムも変えます。
一同 お!!
●何買うんですか!?
山本 嘘です、変えません(笑)。
斎藤 ドラムは会場によって変わるんだよね(笑)。
長坂 ヴォーカルの心も徐々に変わっていきます。
山本 俺がうまく落としたのに。
●(笑)。最後にバンマスのながぱんに、このバンドについてお願いします。
長坂 さっきも話したんですけど、卒業ライヴに出演ができなくて結構ショックを受けたバンドなんです。先輩達が卒業してしまって”もうできない”と思っていたんですけど、今回のライヴでできることになって、俺1人だけかもしれないですけどテンション上がっている感じです。なので、悔いの残らないように楽しくやりたいです!
●ありがとうございます。
佐藤 プロデューサー(山本)、今のコメントどうですか?
山本 ……カットだね。
斎藤 でも等身大的な部分は出ていたね。
山本 まぁ、良いんじゃないかな。そこまで着飾らなくて良いです。
斎藤 そうだね、ハートが伝われば。
山本 任せてください。
●ながぱんを筆頭に裏のプロデューサーがヨイショしつつ、ライヴ当日まで頑張ってください! 本日はありがとうございました。
一同 はい! 宜しくお願いしまーす!


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