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ナンがたべ隊


ナンがたべ隊(現役side)
vo…G科1年 岩下彩華
vo…V科1年 高野広菜
gt…V科1年 宮崎敦也
ba…V科1年 及川真也
dr…V科2年 岡田佳大


現役生のみで組まれた5人組バンド、ナンがたべ隊。
軽音部に入部したころから「1年生でバンドを組みたい」と考えていた、岩下彩華(vo)、宮崎敦也(gt)、及川真也(bs)、少しして高野広菜(vo)が加入し、このバンドを陰ながら支える岡田佳大(dr)。
メンバー全員初めてライヴ・ハウスで各パートを披露する、フレッシュな バンド!
そんな彼らに、初めてのスタジオのときや1年生には入部したきっかけなどを聞いてきました。


●バンドの結成のきっかけは?
岡田 「1年生でバンドを組みたい」って話しになったんですけど、ただそれだとみんな初心者なので、まとめる人が居なかったんです。堀野先生(軽音部顧問)から「よっしー(岡田の愛称)、ドラムできるからやれよ」って言われて、組みました。
宮崎 そう言われたのと、よっしー先輩が「1年生と組みたいから、まだバンド組んでもいけるぜ!」って言ってくれたから、「先輩お願いします!!」って。
●時期はいつぐらいだったんですか?
宮崎 1年生で軽音部に最初からいる、3人(岩下・宮崎・及川)で「バンドを組みたい」って話しをしていて、その頃から1年生で組むって決めてましたね。そしたら後々ひろ(高野の愛称)も入ってくれました。
岡田 春のサークル・フェスタを行った時点で、その3人が入部してくれたんです。おいちゃん(及川の愛称)は、堀野先生にジャンケンで負けて入ったんですよ(笑)。
宮崎 俺が先に入って、おいちゃんが迷ってたから堀野先生が「ジャンケンで、先生が勝ったら入部する」って言ったんだよね。
●それで良かった?
及川 良かったです。
岡田 このことがキッカケで、おいちゃんはベースを始めたしね。
及川 知り合いのオタクからの貰い物ですけど。
●みんな初心者なんですか?
宮崎 ちょっと知識はあったぐらいですかね。
及川 何も……触ったことも……。
岡田 みんなほぼ初心者って感じですね。
●せっかくなので、1年生は何故軽音部に入ったんですか?
宮崎 元々中学ぐらいからバンドとかに興味があって、ギターを買ってちょっと練習をしてたけど、TAB譜の読み方が分からなくて断念しました。高校の時に軽音部に入ろうか迷って、ライヴを観に行ったんですけど、通ってた高校が荒れてる高校で軽音部の先輩達が怖過ぎて”やめよう”って(笑)。
●おいちゃんは、ジャンケンに負けたからと。
及川 ノリです。
高野 私はecbo(映像サークル)に入っていて1人だったんですよ。あっちゃんがecboに入ってくれるなら、私が軽音部に入るっていうことで(笑)。
●あややはどうですか?
岩下 全然ヴォーカルとかの知識や経験はなかったんですけど、ただ単に歌うことが好きだったので。もちろんカラオケとかも。
●なぜバンド名が「ナンがたべ隊」なんですか?
岩下 バンド名が決まらなくて、みんなの頭文字とか好きな言葉とか考えたけど、全然進まなくて。
宮崎 丁度その時に、みんなナンにハマっていたんですよ。おいちゃんが調べて、並木橋にあるカレー屋さんに行くことになったら、みんなナンをバクバク食ってたんです。その後ぐらいにおいちゃんが、「ナンが食べたい、で良いんじゃない?」っていきなり言いだしたんです。
宮崎 そこから一部を漢字にしたりとかして、決まりました。
及川 結果ノリです。ミーティングの時に最終決定しましたし。
●最近はナンを食べましたか?
岩下 この前行ったよね!
宮崎 とりあえずこのバンドは全員行ってますね。
岡田 美味しくて、ハマっちゃいました(笑)。
●もう練習は結構やってる感じですか?
高野 全員では3回かな?
岡田 この取材がある2日前にスタジオ練習があったんですけど、風邪を引いてしまってドラム欠席でした。
●その状況はどうでした……?
岩下 1回目がボロボロでしたね。
宮崎 最初の30分はピッタリは合わなくて、”どうするか”ってなってから「とりあえず、ギターに合わせて」って、ギターに合わせて少しずつ合わせていましたね。
岡田 高熱でうなされてたんですけど、練習していた1曲をガレージバンドで打ち込んだんですよ。それを共有サイトにあげて「これに合わせて、できるといいね」って。
宮崎 ただ他のメンバーで話しをしていたのは、「先輩、有り難いんだけど寝て」って。
●最初、初めてスタジオに入ったときのこととか覚えていますか?
宮崎 スタジオに入った瞬間に緊張がマックスで、”小さな恋の歌”の覚えていたTAB譜を全部忘れてしまいました。その日、堀野先生とかも観に来てくれていて「とりあえず失敗しても良いから、1回やって」って言われたけど、忘れたからほとんど弾けずに終わった(笑)。
●緊張しましたか?
岩下 結構……。
高野 先生とかが見てたからね。
岡田 ながぱんも来てたんですけど、すごくニヤニヤして見られたから気持ち悪かった。
一同 爆笑。
●本番の10月12日まで、取材日から後1ヶ月ほどとなりますね。楽曲とかはどうなっているんですか?
高野 爽やか青春バンド。
宮崎 とりあえずGReeeenの”花唄”と、MONGOL800の”小さな恋の歌”。俺等が初心者だから、あんまり難しい曲はできないので。
岡田 まぁ、今のところは爽やか青春ロックみたいなやつを売りにしていきます! もしかしたら、当日変わるかもっていう(笑)。
●みんな仲良さそうですね。
一同 (沈黙)。
●今聞いたらダメなこと聞いてしまった!?
岩下 ちょっとやめてよ(笑)。
宮崎 違う違う! 何故か先輩方や、OB・OGの方々に「1年生は家族みたい」って言われるから(笑)。
●良い感じにバランスが取れているような気はしますね! 当日までスタジオは何回ぐらい入りたいですか?
岡田 4回はほしいかなー。
宮崎 あと2曲決めて完成させるってなると、あと3〜4回入らないと不味いぞ。しかも、4曲連続でやるわけですよね。それだったらちゃんと4曲通してやれるのかっていうのを、確認しないといけないし。
岩下 MCもしないといけない。
宮崎 ライヴでは、ひろちゃんがすごいことを言ってくれるみたいです。
高野 ちょいちょいちょい、君そうやって私を上げるなよ。
宮崎 多分みんながお腹が痛くなるぐらい、面白いことを言ってくれると思います。
岡田 スタジオに入ってどれだけ緊張が解けるかだね。だって、1年生達の話しを聞いていて初々しいですもん。
●例えばどんなことですか?
岡田 「ちゃんと4曲通してできないとダメだね」とか。
●ライヴ・ハウスに行って演奏をするのも初めてなんですね。
岡田 俺としては、軽音部のちゃんとしたライヴで初めてドラムを叩くのでワクワクしていますよ! チャイナ・シンバルとかスプラッシュ・シンバルを持って行きます。
●それでは、意気込みなどをお願いします!
宮崎 残り2曲が決まってないけど、俺の右腕が持つか……。”小さな恋のうた”で、すでに手首が死にかけているので、当日まで強化するしかないって感じです。
岡田 俺は、とりあえず演奏しやすい、歌いやすいリズム・キープですかね。あんまり魅せるドラムではなくて、後ろに引っ込んで叩きます。
高野 できるだけ3年生と2年生のバンドまでを盛り上げられるように頑張りたいです。
及川 目立つ間違いをしないように、頑張ります。
岩下 どれだけ先輩や同級生に迷惑をかけないかっていうのが、本当に今一番思っていることです(笑)。あとは、10月4日に出演したカリフォルニアは先輩とやってカッコ良い感じで、このバンドは1年生キラキラって感じでやっているので、どれだけ違いを魅せられるかっていう部分でも頑張りたいなと。
●最後の質問です。カレーを食べるときは、ライスかナンどちらですか?
及川 ナンはナン、カレーはカレー。
岡田 カレーは飲みものです。
宮崎 ただカレーがあるから付けるだけで、ナンしかないならむしろそっちの方が良いぐらい。
岡田 ナンが美味しいんです!! カレーが食べたいわけじゃないんです!
及川 本当に、ナンが食べたいんです。ナンにスポットを当ててください。
岩下 でも、私はパン嫌いなのでライス派なんですよね。
●分かりました(笑)。当日頑張ってキラキラした演奏、姿を魅せて下さい。今日はありがとうございました! 
一同 ありがとうございました!


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