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休符も音楽の一部です。

こんにちは♬
風邪を引きました。久しぶりです。
息子2が連休中風邪を引きまして。見事にいただきました。てきめんです。
麻黄湯飲んで治します〜。


レッスンしていると時々不思議な現象が起こります。
超常現象じゃないです(笑)
休符をすっ飛ばして演奏する生徒さんが結構いらっしゃいます。
「ここは、ウン、ウン、と数えてから出ましょうね〜」
と言ったり、
音符を階名で歌ったりする時に「休符も一緒に歌いましょうね」とお伝えするのですが、
だいたいの生徒さんが「音符だけ」を声に出すんです。
何も言わずに休符も歌う生徒さんはほぼいません(笑)

「そんなの知ってるよ!当たり前でしょ!」って思う方はここまでで(笑)毎度おなじみの台詞ですが。

休符というのはただ「お休みする」ためにあるのではありません。
きちんと意味があって「音を出さない」ためのものなのです。

休符が入ることで、音楽にメリハリが付きます。
流れるようなメロディで突然休符が入ると「ハッ」とします。
長い休符のあとに、トランペットがバーンと入ってくると「おおっ」となります。
そんな役割をしてくれているのです、簡単に言うと。

音符は「タン、タン」と言うことができるのに、休符になると「ウン」なのか、「ウ」なのか、区別がつかない生徒さんも時々いらっしゃいます。

パッと見て、音符の音の長さがわかるように、休符もパッと見てわかるといいのですが、普段から休符をきちんと読まないでいると、考えないと言葉が出てこなかったりします。

休符も、音符と全く同じ価値のあるものです。
音を出すのも、音を出さないのも曲を作る大切な要素なのです。

どうか皆さん、休符も読んであげてください(笑)
休符たちが音も立てずに訴えてますよ。

ではまた。ばいば〜い!

トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬