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歌と楽譜

こんにちは♬
毎日noteを書くといったのに昨日は朝から仕事と、ちょっと犬のオフ会に顔を出したため時間がありませんでした笑
また1日目から出直しです。


今日は本当に今までの疲れを取りたい!と思い3/4休をいただいて笑
朝気が済むまで寝て、昼から公園に散歩に行ったりしてきました。
午後からの仕事は、ヴォーカルの歌いまわしの聞き取りと、譜面に起こす作業です。

ヴォーカルの歌いまわしっていうのはジャズのアドリブと同じで、少しだけ違うのはメロディという軸があってそれを大幅にフェイクしている、というところ。
いわゆる「フェイクメロディ」というやつなんですが、
これを譜面にするってなかなか難しいんですよねえ。

音符にあらわせない「間」があったり、「ため」があったり。

まあそれが仕事なんでちゃんとそこも楽譜にしますけれども。

そもそも歌を楽譜で表すとビックリすることってありますよね。
一番多く目にするのはJ-POPなどの楽曲を吹奏楽や楽器で演奏する時ですが、「えっ、聞くと簡単なのに吹くと意外と難しいよ〜」ってな曲がとても多いわけです。

私が一番衝撃を受けたのは、SMAPの「世界に一つだけの花」かなっと思います。
ものすごいヒットして、楽譜もたくさん店頭に並んでいて、私も例のごとく生徒さんのレッスンで使ったり、カラオケ音源で演奏したりするために買ったのですが、シンコペーションのオンパレードで譜面が真っ黒!笑
16分音符とタイばかりの楽譜でした。

スクリーンショット 2019-11-04 22.32.23

こんなリズムなんです。
(音程をつけると著作権上よくないのでリズムだけ)

ね、びっくりしませんか?
耳障りがいいからといって、譜面が簡単とは限らないという一番の例だと思います笑

その点、最近流行りの米津玄師さんの曲。
シンコペーションが多いかなあと思ったら、そうでもない。。。
意外と難しそうに聞こえるけど、実はとても拍が取りやすいリズムで構成されているんです。

だから、管楽器なんかで演奏するときはとっても演奏しやすかったりします。複雑に聞こえるのにね笑


でも基本的にアドリブにしろ、こういった歌いまわしにしろ、それはその人の真似をしているに過ぎないので。
結局は自分の引き出しをちゃんと増やさないとなんですけどね〜。


そんな訳でヴォーカルの聞き取りをしながら考えてみました。

ではまた。ばいば〜い!

トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬