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”大根のみりん粕和え” 愛知の醸造文化に魅かれて❕

碧南市にある「三河みりん」の蔵を訪ねました。地元の<もち米・米こうじ・焼酎>、素材・技・知恵・環境などによって醸し出された奥深い風味!
「江戸の料理と食生活」(以前に紹介)にも載って、250年の歴史を感じます。
今までにも、大きな木桶で仕込む豆味噌や、酒や酢の「つくり手(作りて・造りて・創りて)さん達」のお話しを聞く機会があり、歴史と文化と味に感動していました。
食材に火を入れたり、調味をして料理に仕上げる私たちは、農産物や水産・畜産物を育てたり加工をする方々、調味料をつくる方々の恩恵をどれほど多く受けているのだろう!と改めて思いました。

”大根のみりん粕和え”


表題の写真です。
作り方:いちょう切りにした大根に1%の塩をなじませ、水けを絞ってから、みりん粕と薄口醤油に柚子胡椒を少し加えて和える。

”さわらの粕漬け焼き”

身がほろっと取れ、優しい甘さが嬉しい

作り方:さわらに薄塩をあて、暫くおいて水けを拭く。
みりん粕と味噌(色が薄めで甘味が控えめなもの)を合わせ、水か酒でのばした床に半日~1日漬けて、弱めの火加減で焼く。

”かぶと鶏肉のクリームシチュー”

お腹に優しい和風スープ

作り方:① 玉ねぎ、にんじん、かぶ(皮を厚めにむき、大きいくし形に切る)を昆布とかつお節のだし汁で煮る(後で牛乳を加えるのを考慮)。
② 鶏肉に塩・こしょうをふり、油を引いたフライパンで表面を焼く。小麦粉を加えて軽く炒め、野菜を煮ているだし汁に入れる(かぶが柔らかくなってしまう前に)。
③ 鶏肉に火が通ると、みりん粕と牛乳を加え、塩 こしょうで味を整える。
    

”大根と鶏肉のみりん煮”

大根と鶏肉
それぞれ素材のうま味が活きている

作り方:① 大根と好みの野菜を昆布とかつお節のだし汁で煮る。
② 鶏肉に塩・こしょうをふり、油を引いたフライパンでにんにく(薄切り)と一緒に炒め、野菜を煮ているだし汁に入れる(フライパンに残った油は入れない)。みりん(2人分で60ml位)と塩(後で薄口醤油を入れるので、控えめに)を加えて、鶏肉に火が通り、大根が軟らかくなるまで煮る。
③ 仕上げに薄口醤油で香りをつける。好みで粗挽き黒こしょうをふる。


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