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第37回全日本選抜競輪(GI)二日目レポート スタールビー賞レースはゴール前勝負を制した平原康多。三日目は準決勝!

第37回全日本選抜競輪(GI)二日目は二次予選とスタールビー賞レースが勝ち上がり戦として行われました。

二次予選は、若手の勝ち上がりが印象的でしたね。

ネクストジェネレーションとなりつつあるのでしょうか。

若手が頑張るのは良いと思います!


さて、ベテラン勢は冷静なレースで勝ち上がり、若手は熱いレースで勝ち上がっていました。

嘉永泰斗、眞杉匠、松井宏祐が良いレースをしていました。

浅井康太は非常に冷静なレース、新田祐大は熱い捲りで勝利し、スタールビー賞は平原康多が上手い位置取りから捲り追い込みで勝利しています。


明日の準決勝戦は結構難しそうですね。どんなレースになるのか楽しみです。


《ダッグアウトから》

■6レース

●1着の浅井康太

「粘られるのは想定外で、油断したというかそれで番手を取られました。東口(善朋)さんの後ろに入った時に原田さんが捲っていった時はやばいなと思ったけど、その後の東口さんが持っていったのは失格だなと判断して、勝ち上がれる走りをしました。調子はぼちぼちですけど、少しずつよくなっているのかなと思います」

●2着の原田研太朗

「バックからの風がスゴすぎて、余裕はありませんでした。でも、昨日よりは体調はいいです」

●3着の野原雅也
「飛びつきは全然考えてなかったんですけど、身体が勝手に動きました。山田(諒)君もずっと踏んでいたし、きつかったですね。万全の状態ではないけど、積極的なレースをしっかりしたいと思います」

■7レース

●1着の新田祐大

「なるべき積極的に行きたい気持ちはあったので、結果あの位置になって、そこから仕掛けました。今日は風が強過ぎましたね。しかも一定ではなく、吹いたり、止んだり、3コーナーは前から吹いたり、横から吹いたりしていて難しかったです。」

●2着の成田和也

「伊東で新田と一緒に走って、気づいたこともあったので、それが今回活きました。しっかり2人で勝ち上がれてよかったです」

●3着の坂井洋

「打鐘で来てくれたら、引いて3番手からと思ってました。まずは新田さんを後ろに置かないとどうにもならないですからね。でも、最後に新田さんに来られて、力の差を見せつけられました」

■8レース

●1着の和田健太郎

「打鐘で雄太がちゃんと踏んでくれたんで、新山(響平)君も叩くのきつかったと思います。そこを英明が行ったけど、ペースを雄太が作ったことによって、落車もあったけど、落車がなくても、ごちゃっとして、雄太が仕掛ける展開になっていたと思います。しっかり踏んでくれたおかげですね。7車と9車の違いというか、昨日も走ってみて思ったけど7車と9車の差なのか、追い込みは9車の方がチャンスありますね。僕は風の方が好きなので、むしろ吹いてくれた方がいいですね」

●2着の渡邉雄太

「踏んだ時に行けそうだなって思ったので、調子はいいですね」

●3着の中本匠栄

「ヒデさん(山田英明)のスピードよかったし、行ってしまうなって感じはしましたけど、それで落車があって、自分も転びそうでした。それを避けてから、周りを確認して、ちょっと仕掛けるの迷ったんですけど、なんとか3着に入れているしよかったと思います。今日はラインのおかげです。ちょっとヒデさんのケガが心配ですけど、明日また頑張りたいです」

■9レース

●1着の嘉永泰斗

「(連勝に)ちょっとびっくりしています! 初手はあの位置からで、小松崎さんが切った上を切って、レースを動かそうと思ったんですけど、突っ張られたので、一旦あそこでひと呼吸おいて、誰かが仕掛けて、それから仕掛けようと思いました。踏み出しはよかったですね。初戦で勝てて、それで余裕がもてました。明日も出し切れるように頑張りたいと思います」

●2着の山崎芳仁

「2人とも車番はよくないし、後ろから何でもって言ってました。4コーナーからは大地には悪いけど前に踏ませてもらって、でも、大地も3着に入ってくれたんでよかったですね。地脚なんで重い方が走りやすいですね」

●3着の小松崎大地

「あそこでしっかり叩いてくる清水(裕友)はさすがですね。赤いパンツを履いている理由だと思います。自分が思ったよりも仕掛けは早かったので、自分に一番苦しい展開になりましたけど、自分を信じて仕掛けました。風を受ける面積は一番大きいけど、その割になんとか出たと思います」

■10レース

●1着の太田竜馬

「行くタイミングは想定通りでした。今日は風も強いんで慌てて行ってもきついだけだなと思っていたので」

●2着の宿口陽一

「太田君のスピードは鈍く見えたので、遅く行っても大丈夫かなと思ったけど、来られてしまったので、ちょっと感覚を修正していきたいと思います。眞杉君が強かったですね」

●3着の眞杉匠

「突っ張ろうと思ったけど、いい勢いで来たので、引いて巻き返しました。疲れはすごいけど、身体の感じはいいです」


■11レース

●1着の松井宏佑

「風が強かった行けるかなと思ったけど、いい感じで先行できる流れになりましたね。先行で押し切れてよかったです。松坂さんにはずっとお世話になっていたし、ワンツーが決まって、少しは恩返しができたんじゃないかと思います」

●2着の松坂洋平

「松井の気持ちが嬉しかったです。走る前は『お前の好きなように走ってくれ』とは言ってました。僕の後ろで並走になっていたのはわかったので、内をあけたりとかできなかったので脚にはきてましたね。うまい先行でした。アマチュアの時に一緒に練習していた後輩なんでワンツーは嬉しいですね!」

●3着の神山拓弥

「最後は、やっぱり地元の2人が仕掛けないと自分は仕掛けられないですからね。昨日よりも今日の方が身体がよかったですね。昨日のレース後にリラックスして過ごせたのがよかったんだと思います。地元の2人と決めたかったのは残念ですが、宇都宮の後輩が2人が勝ち上がっているし、一緒に頑張りたいですね」


■12レース スタールビー賞レース

●1着の平原康多

「松浦の仕掛けたポイントが、自分と、古性(優作)の仕掛けるポイントがかぶりましたね。今日のコンディションは皆がきつかったと思うけど、きつかったのは皆も一緒ですからね。自分の体調は悪くないですね」

●2着の松浦悠士

「深谷さんが前だったし、切るところもハイピッチなってにしまったし、(山崎)賢人君にきついレースになったと思います。賢人君が深谷(知広)君を突っ張ろうとしていたから、4番手に迎え入れようかと思ったんですけど、鈴木(裕)さんがすごいスピードで来たので、入れられないなって思って、詰める勢いでそのまま行きました。いつもは合わせられるのに、郡司(浩平)君を越えられたので、調子はいいですね」

●3着の佐藤慎太郎

「ゴールでいい勝負ができているので、状態はいいのかなと思います」


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