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第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 2日目レポート

二次予選から雨が降ってきた弥彦。走った選手たちは「昨日と違うバンクみたい」と言うくらい雨と風がすごかったです。
そうなんです。7レースが終わったあたりから雨が降り出し、そこからが悲惨。土砂降り状態になったり小康状態になったりで、ローズカップまで雨。
参りましたが、今回は雨仕様で臨みましたのでまあ何とか。
明日も雨模様なので頑張っていきたいと思います。
明日は準決勝ですよ!

■6レース 二次予選B
●1着の渡邉一成

渡邉一成

「急に風が吹いてきたので、向かい風ではなく楽なところで踏むようにってアドバイスして、それがドンピシャでしたね。上手く援護できなかったけど、小原(佑太)がいいレースをしてくれたおかげです。自分も番手で緊張するけど、2日間前で走るナショナルチームの2人も、バック20本もっている人間が後ろでプシャッターを与えると思うし、そこら辺も安心して駆けてもらえるような選手になりたいです」
●2着の浅井康太
「中団、中団まわれたらということだったんですけど、中団で小原君が粘ったので、そのタイミングで志田(龍星)は行って、先行体勢入りましたし、それで小原君の仕掛けを待ったという形でしたね。ゴール前はいつもはすんなり力が入るけど、今日は盆踊りみたくサドルがバタバタしてました。気持ちを入れて走ったおかげで勝ち上がれたと思います。修正点を探しながら走っている感じです」

■7レース 二次予選B
●1着の河端朋之

河端朋之スマイル

「切って切ってなら自分が行ってもよかったけど、赤板から踏み合いだったので、中団からと思いました。残り1周から深谷(知広)がかかっていったので、今の状態では捲れないなと思って、後ろから来たのに合わせて踏みました。深谷も最後まで強かったので、ギリギリでしたね。ワンツーが何より嬉しいです」
●2着の小倉竜二
「ちょうどいいところでイン切りで深谷が来て、上手くいきました。ハンドル投げで(深谷に)勝ったかなと思ったけど、最近よくそれで負けているので、勝ててよかったです。手応えは犬伏がいないといいです。刺激にはなっているんですけど、パワーが違い過ぎて、行くタイミングが違うので、それを上回るパワーがないとなかなかついていけないですね」

■8レース 二次予選B
●1着の松本貴治

微笑む松本貴治

「余裕はありました。いいペースで駆けてくれたので、自分も脚はたまっていたし、よかったです。脚はいいですね。今後も犬伏君の後ろをまわることはあるだろうし、しっかりついていきたいと思っています」
●2着の犬伏湧也
「自転車を戻したのがいい要因になったのかなと思います。(前のレースで小倉さんが勝ち上がったのは)プレッシャーになりました(笑)。番手になったけど、なんか背中を押されているような感じがあったので(笑)、出て行きました。出て行ける自信はあったので。貴治さんは強いので抜かれたのはしょうがないっす。直線が長い感じるので、そこの攻略が準決勝で大事になっていくかなと思います」

■9レース 二次予選A
●1着の和田健太郎

和田健太郎

「菊池(岳仁)君がちょっと踏んで、もう3コーナーだしって申し訳ないけど内に行かせてもらいました。渡部君が余裕あるのもわかったし、雄一さんもしっかり仕事していたし、たぶん締められたら止まるかなって思って、渡部君が外を見て戻ったところで、行くことを判断しました。状況はすごくいいわけではないけど、着はまとまっていますね」
●2着の寺崎浩平
「取れた位置からタイミングを見ていこうと思いました。残り1周で行ける感じがなくて、捲り追い込みみたいな感じになったのがよくないですね。赤板で他人任せの動きになったことがダメでした」
●3着の渡部幸訓
「メンバー状、きびしくなるのは覚悟していました。(中野)慎詞なら行けるだろうし、あとは僕と(佐々木)雄一さんが何とかするという感じでした。僕が車間を空けられたら、3人で決まったもしれないですね。ヨコの仕事は北の先輩たちに比べればまだまだなんで、もっと磨いていきたいです」

■10レース 二次予選A
●1着の三谷竜生

三谷竜生

「バックでとらえられるなと思いました。しっかりクールダウンして、勝ち上がりたいと思います」
●2着の南修二
「雨で全部は見えてなかったけど、ついていくのに集中していきました。2着は脚力通りかなと思います。身体は入ってからいいと思います」
●3着の成田和也
「ああゆう展開は予想していましたね。自分も桑原(大志)さんを捌ければよかったけど、ちょっと前を踏んでいるところだったので、対応できませんでした。今開催は久しぶりに走れていますね」

■11レース 二次予選A
●1着の山口拳矢

山口拳矢

「(松本)秀之介君に中団に入られないようにだけ注意して、秀之介君がいなくなったところで行こうと決めていました。今日は風もあって昨日とは違いましたね。でも、1人2人抜けるかなって思ったら1着まで届いているので脚はいいと思います。直線に入ったら急に伸びました」
●2着の諸橋愛
「踏み出しもしっかり反応できたし、熊本記念よりも身体の調子はいいですね。今回は番組も恵まれているし、そういうところも活かして頑張っていきたいです」
●3着の新山響平
「僕も車番よかったので前取りにいったけど雨谷(一樹)さんがスタート早いですね。もう今日は前取って突っ張ろうと思いました。松本の動きを警戒して、2回くらい来たのでペースは上がりました。踏まされた分、末はいっぱいいっぱいでした。直線の長さを感じているので調子はいいとは言えないけど、悪くもないと思います」

■12レース ローズカップ
●1着の古性優作

ローズの花束をもつ古性優作

「小松崎さんの巻き返しも早くて強かったですね。眞杉(匠)君も2周行っていて、あれだけの距離を行っていたらしんどいと思うし、慎太郎さん僕の外にへばりついていたので決められる雰囲気はなかったので、(内)空いたときに踏んだ感じでした。準決勝も自力で頑張ります」

●2着の山田久徳

山田久徳

「作戦は特になく、もう信頼して古性についていきました。あれで古性を抜けていたら絶好調と言えるんですけど、抜けてないのでまぁまぁかな」
●3着の佐藤慎太郎
「(小松崎)大地が主導権を取るって言ってくれました。引いてすかさず行ったところに、大地の先行意欲を感じましたね。」

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