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第74回高松宮記念杯競輪(GI) 準決勝レポート

準決勝、2着権利の勝ち上がりはやはり熾烈、激烈の熱いレースになりました。
脇本雄太選手が1着1着1着1着で勝ち上がってきています。古性優作選手も初日の落車を感じさせない強さですね。
それから、2度目のGI決勝になる松井宏佑選手、競輪界イチの自在選手・松浦悠士選手、SSになってさらに強くなっている新山響平選手らとすごーーーくいいメンバーが決勝戦に顔をそろいました。

決勝戦も岸和田競輪場で楽しみましょう!!

■9レース

最終1コーナー
最終3コーナー
ゴール前
ゴール

●1着の古性優作

古性

「…しっかり(村上)博幸さんににチャンスなくて申し訳なかったです。自分も早めに仕掛けられたらよかったんですけど、山田(英明)さんの動きですごくタイミングがずれて難しかったですね。ヒデさんと並走になって、そこでバック踏んですぐに行こうと思って、ヒデさんの後ろからすぐに行ったんですけど、たまたま浅井(康太)さんが来てたのは見えたけど、そこはもう自分も踏み込んでいました」

●2着の稲川翔

稲川

「優作を信頼してましたに尽きます。僕は前も後ろも信頼できる選手なんで、自分がミスしないことを心がけてました。優作はすごいプレッシャーを感じていたと思うし、本意ではないと思うけど、勝つレースをしてくれたおかげで僕にもチャンスが生まれました」

■10レース

最終4コーナー、大外捲っていく松井
ゴール

●1着の松井宏佑

松井

「できれば北井(佑季)君も力を出したいということで突っ張ろうと思ったけど、新山君が強くて、上を行かれちゃいましたね。新山さんは地脚だけじゃなくて、トップスピードもありますね。北日本に出切られてからは、北井さんの気持ちを受け取って1着を取ろうと思いました、1着届いてよかったです。4走は疲れました(笑)、が、あと1日、しっかりケアして頑張ります。結果はどんな形でもしいっかり自分の力を出し切ります!」

●2着の新山響平

新山

「赤板めがけていっても、レベルもあがっていますし、もたないだろうと思って、カマそうと思いました。北井(佑季)さんがスピードをあげていたので、それを使ってスピードをあげました。ずっとニュートラル入れられなくて、きつかったです。」

■11レース

最終ホーム過ぎ
最終2センター
ゴール前
ゴール

●1着の脇本雄太

脇本

「理想は嘉永君よりも後に動きたかったです。ちょっと松浦君の動きで止まっている感覚もありましたし、そこはチャンスかなと思って捲りました。道中も含めて昨日よりも余裕はなかったですね。古性君と稲川さんの2人が上がっていたので、それを見て緊張感はさらに高まりました。決勝は近畿の先頭で頑張りたいと思います」

●2着の山田庸平

山田

「松浦君はあの位置を取らないと勝負圏がないというのをしっかりわかっているので流石だと思い増した。(嘉永)泰斗もあれ以上踏んだらきついだろうなというのはわかったので後ろ中団になりました。泰斗は後半踏めるタイプなので判断難しかったんですけど、自分も早めにコースがなくなる前に踏んだ形でした。セッティングを戻して今日が一番よかったんですけど、ハイレベルだったんできつかったですね。昨年から1年間、自分の足らないところを練習してきたので、またここで1年間の成長している走りを見せれたらと思いますし、後輩が頑張ってくれた「おかげでここまでこれたと思うので気合を入れて頑張ります」

■12レース

最終1コーナー
ゴール前
ゴール

●1着の郡司浩平

郡司

「おさえにくるの早かったですし、早めに立て直せるんだったら立て直して、ちょうど落ち着いたタイミングで北日本が前に踏んで、そのスピードをもらって行くっていう形だったので、僕はしっかりついていくだけと思っていました。(深谷さんは)行けるスピードだってわかったんですけど、小松崎さんもかなり踏んでいたと思うので、その分脚を使ったでしょうし、内藤(秀久)さんも絡まれてしまったので、その辺は北日本が上手かったというかしっかり位置を取りにきましたね。小松崎さんがすぐに来るのは難しいだろうと思ったので、あとは眞杉(匠)の一発だけ見ていました。眞杉を止めるところまではよかったんですけど、その後は外並走で詰まってしまったので、のまれてしまっては終わるので先に踏ませてもらいました。ギリギリでした。決勝は、松井も力で決勝に乗れるようになっているし、今後につながるレースにしたいと思います」

●2着の佐藤慎太郎

佐藤

「(小松崎)大地は郡司の仕掛けを見えてから、動く必要がありましたからね。その分、大地の判断も難しかったんじゃやないかと思います。最後は郡司の内に僕が行けば大地が3着に入れた可能性もありますね。ただ、普通に考えてばあのコース取りは正解だったと思います。自分の状態はいいままきているかなと思います。決勝に向けて自転車をきれいに磨きたいと思います」

■全てのレースが終わり3着5人の中から1人だけ勝ち上がった松浦悠士

松浦

「(待っている時)メチャクチャ手も足も震えました(苦笑)。レースはどれだけ脚を使っても犬伏(湧也)君の3番手を取ると強い気持ちで臨みました。犬伏君が楽に駆けれたので、もうひとかかりするかなと思って、なかなか出るという選択肢を取れなかったんですけど、バックで詰まってきたんで、もしかしたら捲れるかもと思って行った感じでした。できたら嘉永君をバシっと止めて浮かせて脇本さんへの牽制にしようと思ったんですけど、嘉永君がかなり強くて2回くらい当たりながら出た感じですね。東口(善朋)さんに行かれて4着かもと思ったけど、あとでビジョンを見たらいい勝負できていたし、3着同着の段階でもっているなと思いました。これで慎太郎さんが3着だったとしてもしょうがないなと思ってました。身体はきついですけど、皆、条件は一緒なので頑張りたいです」

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