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第39回共同通信社杯(GII) 初日レポート

叩く⑨嘉永泰斗
気合いを入れて仕掛ける⑦犬伏湧也


初日からびっくりな展開が続きましたね。
新田祐大選手。平原康多選手の突っ張り先行はその心意気がすごかったですね。
新山響平選手が2着以下を大きく引き離して1着、守澤太志選手も最終バックから番手捲りを打つなど、いつも以上に力の入ったレースを見せてくれました。

2日目も自動番組になるので、意外な組み合わせのラインを楽しみたいですね。

■1レース
●1着の南修二

南修二

「前のおかげです。(藤井)栄二は頑張ってくれたし、翔も止めてくれましたしね。自分は脚を使ってなかったから最後進んだように見えたんだと思います。立川よりも調子はいい感じがしますね」
●2着の稲川翔
「(藤井)栄二はいつも通り強気に攻めるって言ってくれました。もうちょっと早く来てくれたらよかったんですけどね。皆、朝早いレースに慣れていない人ばっかりなので、ちょっと来るのが遅かったですね。南さんとワンツーはよかったです。でも、栄二は見捨てられないし、」
●3着の浅井康太
「8、9番手はライン戦だし、しょうがないです。山根(将太)君が踏んだ感じを見て、これは行き切れないスピードかなと判断して、内に行きました。ラインのおかげで3着まで入れたけど、むちょっとラインの競走をしたかったですね」

■2レース
●1着の野口裕史

野口裕史

「とにかく赤板で動こうと思っていました。小原さんも3番手ついてくれたので。けっこう思い通りに走れました。調子もあがってきて、また練習もできるようになってきたし、このまま焦らずに積み重ねていきたいですね」
●2着の佐藤壮
「前のおかげです! バックからの踏み直しがすごくて、野口サマサマです! 二次予選Aは格上の人達ばっかりになると思うので、いい勉強になりますね」
●3着の小原太樹
「信頼して2人についていました。」

■3レース
●1着の雨谷一樹

雨谷一樹

「作戦は先行だったんですけど、ああゆうレース展開になると思ってなかったので、ハイペースできつかったですね。橋本(瑠偉)君も頑張ってくれたんですけど、自分でなんとかしないといけないと思って内に行きました。誰かが落車したのもわかって、それからはレースの流れを見て、南(潤)君が仕掛けたのも見て、松谷さんをめがけて行きました」
●2着の松谷英幸
「出来たら中団っていう作戦だったけど、突っ張る作戦はなかったですね~。すごかったですね! あとは佐々木(悠葵)君か南君が来ると思ったら、南君が来たので一回振りました」

■4レース
●1着の佐々木豪

佐々木豪

「平原(康多)さんがいい勢いだったので、切り替えて中団取ってからと思いました。3コーナーが重くてきつかったですね」
●2着の大川龍二

大川龍二

「打鐘のとこが勝負って思ってました。出たとこで隅田(洋介)が合ってしまって危なかったです。今回はうちのSSがいないので、でも、広島はあいつだけじゃないってことで(町田)大我と頑張ろうと言って今回来ました」
●3着の小川真太郎
「作戦と全部違っていて、あれ? あれ? って思いながら走ってきつかったですね(笑)」

■5レース
●1着の柏野智典

柏野智典

「あの並びがよかったですね。後ろが慎太郎さんだったし、慎太郎さんはシュート捲りか、あの距離で内を空けたら来られると思ってしっかり気をつけてました」
●2着の佐藤慎太郎

佐藤慎太郎

「恥ずかしいですね、変なとこで内に入ってしまって。心ではダメだって思うのに、責任感の強さが出た形だったんでしょうね。自力のありがたみを感じた一戦です」

■6レース
●1着の三谷竜生

三谷竜生

「ほぼ作戦通りでしたね。寺崎(浩平)は頼もしかったですね。寺崎は強かったけど、ライン2車で難しかったけど、残したかったですね」
●2着の櫻井正孝
「疲れました(笑)。眞杉はタイトルを獲ったあとだし、まずは自分が勝つレースをしてくれって言いました。打鐘で離れてしまいました。ゴールで眞杉と合って、頭を出し合ってゴールしたのはいい思いでになりますね(笑)」
●3着の眞杉匠
「前取った時点で全部突っ張るつもりだったけど、自転車が全く進まんかったです(苦笑)。松本(秀之介)を突っ張って、寺崎さんも突っ張りたかったけど間に合わなくて。すぐに2コーナーから出なきゃいけなかったけど、ダメでした。ちょっとセッティングを見直してみます」

■7レース
●1着の嘉永泰斗

嘉永泰斗

「3人で決まって、最高の結果になりました。北井(佑季)さんも突っ張りそうな気配あったし、そこでごちゃごちゃしたので行きやすくなりましたね。出切ったからちょっと重かったけど、それで逃げ切れてよかったです。ちょっとセッティングいじろうと思います」
●2着の松岡辰泰
「最後ギリギリ行けたと思ったけど、経験不足で差せませんでした。山田さんに差されたかと思いました(苦笑)。こういう並びは、いい経験になりました」
●3着の山田庸平
「番手じゃなく3番手だとバックを踏むことも多くて難しかったし、今日はいい勉強になりました」

■8レース
●1着の山口拳矢

山口拳矢

「志田(龍星)君も全力というよりペースだったので、守澤さんのとこを越えればラインで決まるかなと思ってました。志田君も守澤さんにより前に出たが、横をくらって厳しそうでした。今日は緊張しました。人の後ろにつくのは緊張しますね」
●2着の守澤太志

守澤太志

「理想通りの展開だったけど、ラインで決められなかったのが残念です。酒井(雄多)も行ってくれたし、根本(哲吏)君も自力なのに3番手についてくれて、ちょっと長かったけど行きました。4コーナーから山口君がすごい勢いで絶望しました(苦笑)。でも、地元で気合いが入りましたね」
●3着の園田匠
「最後ちょっと待った分、伸びが足らなかったですね。でも、脚的には余裕がありました」

■9レース
●1着の古性優作

古性優作

「(中西)大が躊躇なく前って行ってくれたので。坂井が赤板過ぎにカンナ削りにきたんで、張りながら削られへんようにしたけど、どこまで下がったのかわからなかったので難しかったですね。博幸さんもいたし、前に踏ませてもらいました。調子はいいとは言えないけど、組み立てでカバーしていきたいです」
●2着の坂井洋
「突っ張られても、脚をけずるだけけずりたいと思ったけど、けずれなかったですね。仕掛けるのが遅くてたまたま確定板に乗れたと思います」
●3着の村上博幸
「古性の判断にしっかりついていって、あとは内に意識がいっていましたね。そこをすくわれたらどうしようもないので。最後の坂井は見えませんでしたね。脚はよくてペダルは回せていたと思います」

■10レース
●1着の犬伏湧也

犬伏湧也

「並びは作戦通りでした。予想以上に吉田(有希)君と深谷(知広)さん並走していたので、スピードもらいながら踏み込めていけた感じでしたね。先輩たちから風が強いって聞いていたので、気合入れて走りました。追いのとこでスピードに乗せて、あとは我慢するだけでした。深谷さん、吉田くんがいる中で主導権取れたし、こううレースを続けていければいいなと思います」
●2着の深谷知広
「犬伏がすごいかかりで行くタイミングはなかったですね。2コーナーで追いついた感じで少しでも脚をためさせてもらって、少しでも前へって感じでした」

■11レース
●1着の新山響平

新山響平

「嵯峨(昇喜郎)が打鐘で気合いを入れたレースをしてくれました。後ろを見た時に裕友が捌いているのが見えて、その後、町田が入って仕掛けてきたのも見えたので、そこで嵯峨をむかい入れて行かせてもいい着になるかなって思ったんですけども、出た時に町田が流していたので、変に追い上げられて嵯峨び頑張りをムダにはできないなって思ったので前に踏ませてもらいました。バックで脚に来てたれ気味になったけど、誰も来なかったので脚をまわしてゴール目指しました。脚にきたのは、緊張だったんですかね(苦笑)。今日は自動番組でラインに恵まれて1着だったけど、今度は僕がそういうレースをしていきたいと思います」
●2着の清水裕友
「嵯峨君が赤板ですごいダッシュで出切ったところで、(小松崎)大地さんが離れていたので、町田(太我)を入るようにと思ったんですけど、連結外したし、結果いらんことしましたね。うーん、小松崎さんを意識し過ぎて、一番強い選手に入られて、ラインに申し訳ない」
●3着の山岸佳太
「野田(源一)さんについていくこともちょっと思いましたが、ハイペースからの捲りの練習をしてきたので、単騎だし、ここで出してみようと思いました」

■12レース
●1着の島川将貴

島川将貴

「位置取ってからの仕掛けってアドバイスをもらいました。3番手に伊藤(信)さんが見えたので、そこだけは入れないようにしました。身体的にはいいですね。」
●2着の小倉竜二
「単騎だけ入れないように中団っていう作戦でした。身内同士ではすったけど、2人で決まってよかったです。でも、島川を3回連続で抜けてないのは悔しいです。1着が欲しいですね」
●3着の窓場千加頼
「単騎だったんでしっかり勝ち上がれるようにと思っていました。明日も頑張ります」


2025年日本国際博覧会協会の高科淳副事務総長による青森市長表敬訪問が行われました。

左から、ねぶたん、ミャクミャク、高科淳副事務総長、西秀記青森市長、競輪事業所長、葵萌輪ちゃん
ミャクミャクサマのしっぽ(?)にも目があるんですね


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