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第39回共同通信社杯(GII) 2日目レポート

S級S班が次々と飛ぶという大波乱の二次予選。

古性優作選手は残念ながら家事都合欠となりました。
が、何度見直しても12レース最終1センターからの古性選手のイリュージョンのような動きは見事です。卓越したボディーバランスとレースセンスがなせる業でしたね。

そして、地元の新山響平選手が頑張っています!

1番新山響平。声援は「ひびきーーー」となっております。高級ブランドウイスキーの「響」にかけている?

二次予選は初連携の稲川翔選手とワンツー。レース後は「決勝にあがるのが今回の最低限の目標」と話してました。そのためには明日の準決勝が正念場となります。

今回は、初ビッグ準決勝進出の選手も多く、どんな展開になるか楽しみですね。

■6レース 二次予選B
●1着の阿部拓真

阿部拓真

「今日は前の星野(洋輝)のおかげです。(畑段嵐士の後ろに切り替えて)番手にハマってからはしっかり決まるようにと思って走りました。ビッグの準決勝は初めてなので素直に嬉しいです。タテもヨコも微妙ですが(笑)、総力戦で頑張りたいですね」
●2着の成田和也
「阿部もムリヤリ出ていった感じだったので、一緒に行って一緒に詰まってもあれかなと思って、多少余裕をもっていきました。でも、そこから伸びてないんで課題ですね。落ち着いては走れていると思います」
●3着の桑原大志
「恩田(淳平)君が動く前に、一か八か追い上げていこうと思いました。一生懸命に踏んだけど、伸びていく脚はなかったですね。こういう舞台で戦えていることが嬉しいですね。桑原が頑張っているなら自分もって思ってもらえればいいなと思います」

■7レース 二次予選B
●1着の坂本貴史

坂本貴史

「地元だからというより、ビッグレースで1着は嬉しいですね。自分より他の人たちの声援が大きくて、地元なのかなって(笑)、もっと応援をお願いしたいです! 窓場は行き遅れないと思ったので、窓場が強かったです。」
●2着の窓場千加頼
「今日は位置を取りつつ、捲りたかったです。先に仕掛けようと思っていたので決まってよかったです。いっぱいでしたが、力を出し切ろうとゴールまで踏もうと思ってました。久しぶりのビッグですが、動けているのでよかったです。ここに向けてというより、常に進化していきたいです」
●3着の隅田洋介
「山崎(賢人)も行きたそうにしていたんですけど、ちょっと難しそうでしたね。3コーナーの登りで捲りが止まったので、3着権利なので踏ませてもらいました。最後はいいとこ踏めたので、脚は悪くないです」

■8レース 二次予選B
●1着の小原太樹

小原太樹

「いつも雄太は仕掛けてくれるんで、今日も信頼してついていきました。昨日よりも今日の方がいいですね。同じのですけど、新しい靴に変えて、反応がよくなった気がします」
●2着の渡邉雄太
「引いた方がいいと思って引いたけど、そこで寺崎(浩平)君が流して、引き切れなくて野田(源一)さんに差していたような感じになりました。山岸さんが来たので、それを目標にして、最後は長島さんを目標に頑張りました。昨日も今日もですけど、引くのが遅いので、そういうところの判断をしっかりしていきたいですね」
●3着の長島大介
「山岸(佳太)君が行き切れないかなって、後ろを見てなくて、焦ってしまって失敗だったかなって思います。自分的には苦しくないかったし、感触は悪くないですね」

■9レース 二次予選B
●1着の岩本俊介

岩本俊介

「新田(祐大)さんが粘ったのを凌げたのはよかったけど、その前に絶対に内を空けないと思っていたのに空けたのがダメですね。調子は悪くないと思います。昨日は慣れない3番手だったのもあると思いますけど。青森は走りやすいし、のびのびと走らせてくれる感じがしますね」
●2着の北井佑季
「最後抜かれているし、ちょっとオーバーペースだったかもしれませんね。でも、今日は前も踏んでいたし、あれが精いっぱいでした。開催の間隔が空いてない分、レース感覚的にはいいし、疲労も徐々に抜けてきました」
●2着同着の久米良
「小川(真太郎)も相当苦しかったと思うのに、よく飛びついてくれました。最後は皆が脚を使っていた分、使っていなかった僕が伸びたように見えたんだと思います。ここまで練習もしっかりできたし、それがいいんだと思います」

■10レース 二次予選A
●1着の犬伏湧也

犬伏湧也

「フタはされると思ったけど、あんなに長いことフタされるのは予想外でした。引いてカマしたらラインで決まらないと思ったので、勝負だと思って内に行きました。脚はいいけど、ラインで決まるようにですね。色んなことを考えていかなきゃいけないので、今日もいい勉強になりました」
●2着の嘉永泰斗
「今日は取れたところから流れを見ていこうと思いました。坂井(洋)さんがずっと犬伏をフタしてて、あれで坂井さんが踏んで、自分とこかぶってしまったら最悪なので、それなら先に踏もうと思いました。今日の方が脚がしっくりしたけど、犬伏さんが強かったですね」
●3着の浅井康太
「坂井君が中団まわるイメージはあったので、犬伏君が1人で来るかラインで来るかで勝負と思っていたけど、もつれてくれたおかげで自分たちに展開向いたけど、脚のある嘉永君が1人できたのに恵まれて追走できました。けど、南(修二)さんにいいプレッシャーをもらって、自分で走る気持ちは大事だなって実感しました」

■11レース 二次予選A
●1着の稲川翔

稲川翔

「とくに作戦は立てずでした。でも、いつもレースを見ていますからね。しっかりついていって、しっかりサポートできるところはサポートしたいと思ってました。今日は最低限ワンツーかなと思っていたので、ゴール勝負できたし、よかったと思います」
●2着の新山響平

新山響平

「発走機についた時からすごい応援でしたね。前から突っ張るだけ突っ張ろうと思ったけど、大川(龍二)さんを突っ張ってひと息ついたところで松岡(辰泰)に来られました。あれに深谷さんがついてきたら最悪の展開になっていた可能性もあるので、それは反省かなと思います。来ないでって目で牽制していたけど、来なくてよかったです。でも、そういうとこをもっと考えなきゃですね。捲れているし、脚は悪くないけど、もっとスパッと出たかったですね」
●3着の深谷知広
「(山口)拳矢を見ていて遅くなったのもあるし、自分に自信がなくて仕掛けが遅くなってしまい、野口(裕史)さんに迷惑かけてしまいましたね。自分の中で青森のあのコースは伸びるコースだと思うけど、思っていたよりも伸びましたね」

■12レース 二次予選A
●1着の清水裕友

清水裕友

「島川(将貴)さんのおかげですね。古性(優作)さんを飛ばしたと思ったら、古性さんに飛ばされたので、えーってちょっと理解できなかったですね。(3コーナー)下りだったので、下りきろうと思って。最後はいっぱいでくわれたかと思ったけど、1着に粘れてよかったです」
●3着の佐藤壮

佐藤壮

「同期の古性さんを信頼してついていきました。外を踏む脚はなかったので内を踏んでいたら、古性さんが降りてきたので、ラッキーでした。慎太郎さんの横を通る時はびびりながらでしたね(笑)。4コーナーを回った時にはもうヘロヘロだったので差されたかと思ったけど、3着に入れてラッキーでした」
●4着の佐藤慎太郎

佐藤慎太郎

「いやー、古性の動きがすごかったですね。あれが自分のミスなら反省もできるんだけど、あれをどうしたらよかったのか、うーん今後の課題ですね。でも、すごかった! ノストラダムスの大予言のアンゴルモアの大魔王がふってきたみたいな。えっ、ナニコレ? すげーって見ちゃった(苦笑)。あそこでバック踏んで、古性にスイッチできれば3着もしくは2着に入れたかと思いますけど。島川も頑張ってくれたし、裕友のブロックもよかったし、3着に入りたかったですね」

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