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塩原元湯温泉・スペーシア旅行記

 もともと興味があった塩原温泉に浸かるついでに帰り道新型スペーシアの乗って酒飲んで帰ってきました。しかし、福井の鯖江、新潟の清津峡・松之山、宍道湖・備後落合高尾の湯、そして今回の塩原と旅行行きすぎな感じはあるな。有給が余りまくってるので仕方なし。地元で飛んで埼玉みててもよかったんだがね。


行きは那須塩原から

塩原温泉へ

 毎度おなじみ新幹線のえきねっと早得30で那須塩原を目指す。割引のある新幹線の都合で9時40分発。お山に停車する新幹線には久しぶりの乗車。別にどうでもいい話だけれどもね。

お山に停車、おやまぁ。

 那須塩原に到着は10時25分。新幹線から在来線の接続は無慈悲にとらず宇都宮方面行きの在来線27分発を落とす。特に那須塩原の駅に何があるわけでもないし、約30分在来線を待つ。別に割引新幹線のために早めに駅についてるのでプレシャーもないし、11時那須塩原発のバスでも構わないので、ここら辺は余裕。西那須野に移動してからバスに乗る予定なのだが、同じバスの乗ることになるが、西那須野から乗ったほうが少し安いのと、バスに乗ってる時間追加で20分は疲れるので、西那須野まわる方がおすすめです。西那須野で令によりビールを購入、駅から少し遠いがコンビニないことはないので準備は万端、塩原温泉郷へ向かう。

塩原温泉郷でランチ

 西那須野駅11:23初の塩原バスターミナル行きのバスに乗車し塩原温泉を目指す。那須塩原という新幹線の駅名があまりに有名で塩原に対するイメージがあんまりなかったものの、そこそこの観光スポットはありそう。関東に住んでいれば「ホテルニュー塩原♪」のテレビCMの印象はあるけれどもね。ネットで調べてもなすと塩原がごっちゃになってて、那須ハイランドパークとか、那須方面のテーマ泊ばっかり出てくるので、事前に下調べは重要かな。もみじ谷大吊橋から紅葉見つつダムというのもあったのだが、紅葉見事に終わってる季節なので(11月30日)スルー。ここ結構手前なんだよ。まずはちょうど12時ごろになるのでご飯食べてから軽めの散策にすべく終点を目指す。目的は塩原バスターミナルで、そこのすぐそばにある「見晴台マス釣り場」でここの釣り堀で釣りをして、釣り上げた魚をフライト化にしてもらう、レジャーめしの予定である。
 うん、事前に到着前にネットで調べたら、臨時休業。前日に調べたときも臨時休業と書いてあったので冬季は休業かもしれない。ならばと思い、一つ手前のバス停で降りてお蕎麦屋さんへ。バス停を降りてすぐそばのお店に行くと、

 見事に不定休を引く。バスの終点まではそう遠くないので歩いて行って第三の候補のお店、居酒屋チックなところに行く。

 開いててよかったと思いつつ、何を食おうか思案してると「今日いいマグロは言ってますよ」とおすすめされたのでそれをいただくことにしたのだが、

 海なし県栃木でこれが大当たり!980円でこれが出てくるとは!実においしかった!塩原に泊まるのであれば、次宿で飯なしで、居酒屋として利用してみたいと思うくらいである。ちなみに塩原バスターミナル付近の遊歩道と立ち寄り湯。終わりかけの紅葉が見れたが、これ紅葉の頃はさぞ素晴らしい立ち寄り湯であろう。「古町温泉 もみじの湯」というそうですが、現在コロナ以降臨時休業中です。HPも見当たらず。

塩原温泉を軽く散策

 お昼を食べた後は軽く散策。塩原温泉は初めて来たのだが、伯耆川を中心にそこそこ長い温泉街をなしているようである。再びバスに乗り、今度はきた道を戻り塩原福渡バス停で降り、ハイキング。短い距離だが天狗岩をみて、野点岩を見て七つ岩というのを見て吊橋を渡り、ビジターセンターへ。そこで多少時間をつぶし、バスに乗り再び塩原バスターミナルへ行く算段である。お宿への送迎が塩原バスターミナルからなのでバス停に出る必要があるのと、バスの時刻に合わせて送迎が来るのでね。

 歩道を少し歩くと駐車場があり、そこばボルタリングのスポットらしく、大きな荷物やマットを持った人がちらほら見える。その駐車場から真正面を見ると天狗岩が見えてきます。バスでも同じところ通過してるのですが、バスはそれなりに飛ばすし、よく見えません。歩いてみた感じがこちら。

天狗岩

 えーとこれ何がすごいかというと、岩肌じゃなくて一枚岩だそうです。うっそでーとか思ったりもします。地図で見るとここら辺から塩原ボルダーって名前がついてますが、大きめの岩がたくさんあるので、ボルタリングのことなんだなぁ、とここにきて気が付きました。釣り人とけんかするなという注意書きがおもしろかったです。

多分ボルダリングしてるところ

 ちなみに野点岩の写真。晴れてるのに雪降っててあまりにも寒いので野点岩の遠景写真撮り忘れて他原拝借しようと思ったのだが、全然写真がなかったのでご容赦を。

野点岩から

 策がついてるのでわかると思いますが、馬鹿でかい岩の上からです。塩原の峡谷が眺められます。

 七つ岩といわれるぼこぼこ岩石地帯がこちら。思いのほか簡単にぼこぼこ岩石地帯が拝めます。

 ここから少し歩いて七つ岩つり橋。紅葉の季節じゃないので、寒すぎて吊り橋の上で写真ここも撮ってなかったな。橋のたもとの広場に足湯もありましたが、なんせ雪降ってるので足湯の温度も下がってて疲れませんでした。吊り橋わたるとすぐそこにビジターセンターがあり、ものすごく短めのおまけハイキング終了。ビジターセンター自体散策路もあり、ちょっとした時間つぶしには最適かもしれません。ちょっとした展望台があって、そこから天狗岩も見れますし、いろんな解説があり、バス待ちにはちょうどいいです。

温泉娘もいたよ。

奥塩原温泉大出館へ

お宿到着

 ビジターセンターでバスに乗り、そこから塩原バスセンターに向かう予定で宿に電話連絡。どのバスに乗ったかで、その時間に合わせて総劇に来てくれるシステムらしいのだが、本日この時間の送迎希望客があちしらしかいなかったのでなんと行為でビジターセンターまで迎えに来てくれることに。雪降ってるしありがたいことこの上ない。
 今回泊まるのは塩原でも塩原湯元温泉の大出館。塩原温泉郷から車で20分くらいのところ海抜800mのところに3件の宿があり、その中で一番高いところに位置する。塩原温泉は箒川沿いに開けた温泉街であるが、塩原元湯は温泉街ではなく温泉地。奥塩原だと温泉湯畑などが見れて、それはそれで面白いし、湯めぐりなんかもあるので、それも魅力なんだけれども、この塩原元湯の大出館は日本で唯一黒色の濁り湯のあるお宿なのでね。今回はそこをチョイスしました。

 宿に入ると、すでにほんのりと硫黄の香りがしてよい感じです。今回は3人1室でということで角部屋の良いところに案内してもらい、到着も3時前ということもありまずはお風呂をいただくことにする。もちろん隅の湯の方から入る。お宿は3階建てなのだが、入り口は3階、そっこからエレベーターで降りて1回へ、その角に温泉があります。

 墨の湯は鹿の湯とセットで同じ部屋にある内湯。時間帯で女性専用になります。他は、女湯は高尾の湯と子宝の湯で固定、残りは基本混浴のつくり。泉質は墨の湯以外は同じなので特に気にすることはないかな。で、男性の時間だったので早速墨の湯へ。写真は公式のもの。

墨の湯、薄めた墨汁みたいなお風呂

 正直な感想をまず書くと、内湯なのにもかかわらずちょっとぬるすぎてきつかった。おそらく誰か水入れて薄めた後なのかな?あとは外気が雪降って寒かったのもあるとおもう。ちょっときつかったのですぐあがってしまいました。はしごしてすぐ隣のお湯、鹿の湯に入りましたが、墨の湯よりあったかい程度。うーむ。隣の露天とかも試しましたが、墨の湯よりはあったかい程度でちょっと萎えたのが最初の感想。
 部屋でアナログゲームなどをたしなみつつ、一定の時間を経て貸切風呂でリベンジを望む。ビンゴ!こっちはあったかかった。墨の湯以外は全部源泉は同じはずなのでやっぱり誰かが薄めてたんじゃないかな?日帰りでヒートショックじゃないけれども、体冷えてて。即、仲間にも報告してリベンジ開始。単純に源泉から出てる湯量が多い露天風呂と、貸切湯は温度がいい感じでした。で、こちらの五色の湯の成分の温泉のレビューから。

五色の湯(露天と内湯)

(藤の湯)貸切湯 公式より
岩の湯

 温泉名が五色の湯ということで条件によって色がある程度変わる濁り湯です。条件に寄りってのもあるので、日によっては内湯と外湯で色が変わることもあるのかな?源泉かけ流し100%にこだわっているといろんなところに書いてあるだけあり、すごく温泉成分が多い感じで肌に目に見えて温泉成分が感じられるし、湯の動きが好きない露天風呂の給油口の反対側のあたりだと表面にも温泉成分が浮いているのがわかります。もちろん沈殿しているのもあり、お風呂の端を手でまさぐると、泥のような感じで温泉成分を手で救い上げることができて面白いです。寒いのは難点でしたが、雪見風呂しながらちゃんと温まれる感じでしたね。ちゃんと温まれれば温泉成分もよいので満足のいくものでした。天地効果じゃないけれども、やっぱり濁り湯につかっているってのは楽しいものです。濁り方もなかなか色がついてるとやはりいいですね。個人的には硫黄の香りは、成分としては多いけれども、そこまで気にならない感じです。やっぱ草津とか殺傷石がすごすぎるんだって。
 そのままあとで入りなおした墨の湯も

墨の湯(内湯)

墨の湯

 見てのとうりまとなりに、五色の湯の湯舟があり入り比べができます。あと温泉は生き物なので時間帯によって墨の湯の成分というか、濁り方も変わってきます。入った感想としては夜はいりなおした時が一番濃かったかな。泊まってる間はいつでも入れるので感じられます。入った感想はぬるめのお湯でゆっくり入るか、すぐ隣の浴槽であったまって、サウナ的にあったまって温湯につかる的な使い方が良いのかな。木の湯舟の中にやっぱりたくさんの湯の華成分が沈殿しておりそれがやはり泥のように四隅あたりに沈殿してて面白いです。お肌に着く湯の華成分もやはり黒というか、炭火の灰みたいな色ですね。灰色よりも黒い感じ。黒くなるお湯自体全国にないわけじゃないけれども、鉄分の関係で酸化して黒くなるとかその感じだと赤黒くなるので、黒くなる方向性が違った感じかな。女性能のハイパックみたいなお風呂の色といえばわかりやすいかもしれない。ただ、温度はぬる湯なので冬の時期より夏の時期のほうがおすすめかな。源泉かけ流しなので加温してないので、お湯が生き物ですのでね。
 成分的な話を詳しくすると、毎分1.16リットルでPH6.4なので中性温泉なのですが、硫黄分を大量に含んでおり、ほんのりとした卵の匂いがかんじられます。溶解物が1395mg/kgと豊富で、その中でいわゆる硫黄成分が35㎎と豊富です。そしてその黒い墨の湯の特徴である鉄分は5.5mgと鉄泉と書かれるほどの量ではないですが、塩原では一番多いそうです。
 五色の湯のほうは毎分148リットルも湧出しており、PH6.2。溶解成分が2303mg/kgとすごく豊富。硫黄成分は62mgもあり硫黄成分としてもかなり濃厚なほう、2gあれば硫黄泉と名乗れるのでかなり濃厚なのがわかります。また炭酸ガスが836mgとかなり多めに含まれてます。鉄分が全くないものの、それ以外では温度・湯量ともに墨の湯より多いので、メインは五色の湯の方の温泉を楽しむのが正解なのかもしれませんね。ただ、墨の湯の方見てみても湧出量が少ないこと考えると、黒く濁る日本で唯一の相当希少な湯を源泉かけ流しで楽しめるということになります。夏に来てみたいねぇ。

大出館のごはん

 ご飯は6時からと6時半からが選べます。あちしらは男だけだったので、風呂入ってゆったりしての6時半からにしましたが、女性がいる場合は6時からをお勧めします。墨の湯の女性専用の時間が7時から8時半なので(早い時間は14時から15時)、早めにご飯にした方が良いと思います。
 さて、そのごはん。

 スタンダードで牛しゃぶがメインで鮎とかついてこの感じで見切れてますが釜めしがついてます。課金すると釜めしがウナギ釜めしに、しゃぶしゃぶがすき焼き、ステーキにとグレードアップしますが、正直このままで十分かな。ご飯は全体的においしかったです。しゃぶしゃぶが普通においしいのと、釜めしがおいしかったですね。特に釜めし、だし巻き卵ときのこの釜めしだったんですが、だし巻き卵が入ってるのは初めてで、これがなかなかにおいしかった。しかも味編でおだしを入れてのお茶漬けに変更できるのは、おいしく面白かったです。豪勢な旅館でどばーっとした量が出てくるのが好みという方には物足りないかもしれないけれども、あちしはこのくらいの量のほうがちょうどよかったな。別注のイワナの骨酒も面白かったですね。3000円だけれども旅に来てるのだからこれくらいのぜいたくは良かろう。

骨酒

 骨酒といっても丸々イワナが入っていて、それをアルミにくるんで夜食にしました。燻製とかほしたものを酒にいれた感じかな。フグのひれ酒みたいな感じ。

 お部屋の方は3人で寝るには広々。ただ、この時期だとエアコンの危機が多少弱いので、寒ければストーブ持ってきま素とのことでした。しかし、エアコン27℃設定でしたが30℃まで上げると問題なく過ごせたかな。あめにゅティーに関しては部屋にはエアコンありだが、髭剃り、シャンプーリンスはなし。ドライヤーは部屋に設置してあります。いたるところが硫黄成分や温泉にかなりやられるらしく、古性率が激しく、じゃ口も黒ずんでいますがそれも風情でしょう。テレビエアコン時計塔とにかく家電が壊れると旅館の注が気ではないけれども、部屋の案内に書いてありました。そのため部屋に冷蔵庫はついてませんでしたね。反面ビールはスーパードライながらも350円と温泉宿にしてはかなりリーズナブルです。

安心して酒が飲めた

あと、チェックインした時にはすでにお布団敷いてある形でした。特に問題はないです。

チェックアウトまで

 翌朝仕事柄朝が早いので日の出前に目が覚める。せっかくなので日の出に合わせて露天風呂でも味わおうと思って風呂へ。ちょうど誰もおらず、いい感じにあったまった露天温泉で日の出を迎える。

湯口から出るお湯はまだ濁ってないのに、不思議だよね

 実に気持ちの良い朝ぶろであった。ちなみに昨日からの少量ながらの雪で雪見風呂が思わず楽しめたのは12月1日にしては幸運だったかな。おかげで外気は寒かったけれども。

 墨の湯の方は初日の最初に入ったころに比べれば暖かかったけれども、やはりぬるめ。タオルを浸せば済み色に染まるというので楽しみに染めてみようとしたのですが思いのほか染まらず。昨日は雪というので、雪や雨の時のほうが染まりやすいとは聞いてはいたけれどもね。
 朝ごはんは8時からでこんな感じ。一般的な朝ごはんです。

 朝ごはんを食した後帰りの送迎をお願いし、目的地が今度は那須塩原ではなく野岩鉄道の上三依塩原温泉口駅なので塩原バスセンターからその目的地域のバスに間に合うようにお願いすると、10時28分発なので10時ごろフロントへ、とのこと。10時チェックアウトなのにありがたい。最後まで思う存分温泉を楽しませていただきました。名湯だと思うよ、元塩原温泉。料金的には3人で宿泊料だけなら5万円切ってるので(一人1万5千円ちょい×3)別注合わせて5万ちょいとかなりこのクラスの温泉に浸かるにしてはリーズナブル。おすすめのような気がします。

鬼怒川温泉方面

野岩鉄道に乗る

 今回の目的のもう一つに新型スペーシアに乗るというのがあるのと、塩原温泉方面の観光は済ませているので栃木を横断鬼怒川温泉方面に向かう。

こんな感じの移動

 地図で見ればわかる通り上三依塩原温泉口の方がなす行くより近いのである。このまま龍王峡を見学して鬼怒川の方に向かうというルートである。バスは塩原の温泉街のところは普通に走っているのだが、塩原市を出た途端、ノンストップで駅へ向かう。道中かなり上っていたので、神宮露塩原温泉口に着くととても寒かったです。

奥の山が雪化粧する上三依塩原温泉口駅

 そこそこ立派な駅舎がありますが無人駅。切符の販売機もなし。待合室に暖房器具らしきものはあるが、つけていいものかわからず。日が当たるホームで電車を待ちます。ここかtらまずは野岩鉄道で龍王峡駅を目指します。
 ちなみに野岩鉄道、ほとんどの列車が東武特急リバティです。乗らなきゃ電車はほぼありません。しかし野岩鉄道内のみに関しては各駅に停車する普通列車扱いなので特急料金なしで乗車することができます。

東武リバティ

 開いてる席に勝手に座ってくれ方式で指定券もってる人が乗ってきたらどいてくれシステム。ただし、鬼怒川温泉より先は特急指定席券持ってねぇ奴は降りろシステム。車内ではよく指定席券売り切れのアナウンスが流れてますが、客が来るまでであれば鬼怒川温泉までは座ってても何の違法もなく特例措置で許されます。そのこと知らない人々がよくデッキに立ってますが、そこらへんは情報戦です。

龍王峡散策

 到着しましたるは龍王峡、あんま降りる人はいませんでしたが紅葉もよく映える、一大峡谷でございます。日本三大峡谷ではないけれども全国観光地百選渓谷の部第5位に輝いた奇勝です。

龍王峡の駅

 ここをハイキング県観光としゃれこみにいたわけです。ちなみに宿を10時にチェックアウトして到着は11時41分。おなかがすいてればご飯食べてから、そうでなければまずハイキングしてからと計画しており、ハイキングを先にすることにする。帰りの電車は13時52分、1時間ハイキングの1時間めしの予定でした。

 この中の②のコースを逆からまわってくる予定。白岩というところにバス停があり、1時間程度のハイキングということなのでね。事前にバスの時刻表を調べて、リバティ降りてすぐのバスがある予定でしたが、ちょうど12月1日から時刻変更で来なくなってて25分のバス待ちになる。この逆回りのほうがバスに間に合わないとジエンドではなく、龍王峡の駅までくればバスでも電車でも何とかなるからという算段です。
 で、結論から先に書いとくとこのコースあんまおすすめじゃぁないなぁ。白岩のバス停から遊歩道と書かれている通りに進むと、さっそく展望台。司会は装飾物でふさがれてて流行今日は拝めません。このあと地図では

 この程度のつづら折りになってますが大ウソです。川に向かって延々と下ります。これがかなりしんどいです。下りも死んどければのぼりもしんどい。これは遊歩道とは言わねぇよ、って感じなので歩きたいんじゃぁ!って人の見にお勧めのチャレンジコース。スニーカーで十分あるけるので一応は遊歩道かな。では気を改めて一応点在するスポットへ。ちなみに途中すれ違ったのは一人だけで、その方もかなり軽装でしたが、川治温泉まであるくきだったのかしら?
 ハイキングというにはかなり険しいというか、細くて平たんではあるが岩がごつごつした道を川沿いに歩くと、それなりにスポットが見れます。

たぶん亀穴
川幅が狭くなってるところでうさぎが跳ねて渡れる、兎はね
五光岩、光の加減で五色に見えることがあった穴。

 ここら辺のスポットやるいて開けてそういうものが見えるとやはりそれなりの感動はありました。うん、まぁ、アリだねと思ってました。柱状節理に挟まれた区間は、実際に柱状節理に触れられて面白かったりなんかもしますしね。

むき出しの柱状節理が目の前にあり触れるのも面白い。
紅葉の季節には柱状節理とのコントラストが素晴らしそう
こんな風に柱状節理が道ぞいに続きます

 しかし、クライマックスは、むささび橋でしたね。むささび橋まで来ると話が違いましたね。周りが整備され敷地として広がって観光度合いが違いました。

 一気に景色が優大になりました。これ面白い!まるで水墨画のような景色が楽しめます。ここまで来るほぼゴールで、龍王峡の駅から片道20分程度のハイキングコース、周遊もできますので、ここがおすすめかな。逆回りで白岩まで向かうとクライマックスから見始めてしりすぼみになるのでお勧めはしません。この周遊コースだけでも十分満足できる感じです。滝とか見れるしね。

 ちなみに崖なんで川に触れられるところはありません。それでもお勧めです。塩原の箒川のあたりも面白かったですが、龍王峡のすごさにはかないません。それもあって、那須塩原からこっち向かってくるほうがおすすめかな。

 ご飯は龍王峡の駅のそばで。いろいろ売店、休憩所みたいなところでソフトクリーム、五平餅、うどん、そばカレー、岩魚とか売ってますが、駅の一番はずれにある「旬彩蔵せんや」がおすすめです。

 お値段は多少するのですが、田舎湯葉全を注文したのですが、これがうまいのなんの。

田舎湯葉膳1980円

 ご飯味噌汁デザートまでついて湯葉のフルコース。揚げた湯葉も生湯葉も最高だし巻き卵の中にも湯葉が!湯葉ってこんなにおいしいものだったの?って思うくらいのおいしさ。平日なので空いていたので、すぐ物も来たし1980円はお値打ちだと思う、旅行きてるんだし、これくらいの贅沢しなきゃね!岩魚の塩焼きとか注文しようと思ったけれども、結構おなかいっぱい。これだけで十分!龍王峡1時間ハイキングした後の体にビールもしみいる、しみいる!ただしビールは700円するので頼みすぎるとお会計に響くよ!

鬼怒川で廃墟見学

 龍王峡を十分満喫した後は鬼怒川公園駅へ。細かく刻んでます。鬼怒川公園駅で降りたの句敵は鬼怒川の廃墟見学。趣味悪いですかね?とはいえライトに見学するだけですけれども。鬼怒川公園から少し歩いたところに滝見橋という観光用の歩道の吊り橋があります。そこから見渡すといい感じに廃墟が見えるとか。ちなみに滝見橋という名前でしたが滝は見つかりませんでした。バブル時に団体客を見込んで巨大なホテルを立て、それがバブルはじけて、という話なら、熱海とかいろんなところでよく聞くのですが、500組とかが停まれる巨大ホテルをおったてて、そうなったため、解体も何もうまくいかずに放置という話らしい鬼怒川第一ホテルというのがあるというのでそれを見にね。で、実物がこちら!

 でけぇ!ホテルの正面より後ろからのほうが風情があると聞いてはいましたがこれはすごい。中とかも見れなくはないらしいが、法律の観点とかでどうなのか詳しくわからないので、それはやめておきました。鬼怒川温泉駅と、一駅はなれた鬼怒川公園駅で、鬼怒川公園駅のほうが廃墟が多いという話らしいのでね。
 滝見橋の渡った先に滝見公園というものがあり、そこには鬼怒川のマスコットたる鬼怒太の像があるのだが、

 廃墟をバックに

 なんか皮肉めいてますね。

 このように廃墟を鬼怒川沿いに見学しながら歩いたのですが、確かに簡単に廃墟が拝めてそれなりにでかい背教があって、廃墟初心者でもすげぇと思えるものがありましたが、鬼怒川自体もう復活の兆しも見えており、街がゴーストタウンと化してるわけでなく、見どころもあり確かにいろいろと楽しめるスポットでしたね。立ち寄り湯も楽しめましたし。

立ち寄り湯鬼怒川パークホテルズ

 せっかく鬼怒川温泉までやってきたのだから、旅の終わりに立ち寄り湯にもよりました。観光地の立岩橋にもほど近い鬼怒川パークホテルズさんによる。、ぶっちゃげどこでもよかったのではあるが、わかりやすい立地と立ち寄りとしてそこそこ評判が良かったので。一応自家源泉もちだしね。

 実際には入れたのは貸し切り用の露天と古代檜風呂と、巨大樽風呂。弱アルカリ性の単純温泉。循環式。非常におしゃれなホテルで、貸し切り温泉でも設備は充実しておりおしゃれでした。タオル等は持ち込めばだいぶ安くなり880円で入れます。そりゃぁ、塩原と比べれば泉質はだいぶ劣るものの、帰りに立ち寄る分には満足でした。

新型スペーシア

 最後の最後の帰りは鬼怒川温泉駅からスペーシアの新型!予約を入念に予約して、駅前のレンタカー屋へ!

新型スペーシア

 嘘です、すみません、東武の特急の方の話です。鬼怒川温泉の益回りで十分なおつまみとお土産を買いこみ、駅の売店で缶ビール14本を買い込みいざスペーシアへ。温泉つかってあったまって、ビールかっ食らって、トイレに行こうとしたら、鬼怒川温泉の駅のトイレ詰まってあふれててドン引きしたので早く電車のトイレに駆け込みたい。列車の清掃してるのでその間写真を撮って電車の開放を待つ。

スペーシアX正面
これは途中のいわゆるグリーン席
先頭車両のスイート個室

であちしらが乗り込んだのがこちらの個室。

 四人用個室で追加料金は7000円。ななか広々としたコの字型のソファーで居心地は抜群でしたね。欲言えば荷物置き場がないので、網棚ではないけれども部屋の上の方にそういう荷物置き場は欲しかったかな?旅行の荷物があると4人までの個室だけれども、4人でと手狭かもしれないです。
 ンで、おっぱじめます。

栃木きたのでいわしたの新ショウガは欠かせない
ビール足りない分はスペーシアの喫茶室で購入

 ここ大当たり、これだけやらかしたら、ふつう確実に隣に怒られます。ところが苦情なしで北千住まで宴会でした、これはいい特急です。2時間しっかり買い出ししていけば楽しく暮らせます。
 普通の人はまぁそんなことしないでしょうからほかの席の見た感じのレビューですが、当然課金すれば課金するほどいい感じではありますが、グリーン車にあたるところはむしろ割安グランクラスみたいな感じですし、指定席の方も普通に座席間隔広くて快適そうでした。今までは最近の特急の中では西武のラビューが座り心地居心地一番だと思ってましたが、スペーシアX侮れず。あっちは一般指定席しかないからっ比べようもないし、高々70分程度の旅にグリーン車とか個室は必要ないと思うので比較の使用は一般指定席しかないのですが、多分スペーシアX乗るときは一般指定席つかわねぇわ。

 というわけで塩原元湯温泉と鬼怒川龍王峡をめぐりスペーシアXに乗ってくるたびでした。なかなかに面白かったですね。特に大出館はリーズナブルでいい温泉でおすすめできます。ただし、冬場は雪の風情があるかもしれ兄けれども、温度が低いので夏場がおすすめです。

車掌が来て写真撮ってくれた

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