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車と風景の撮影スポット紹介① 青森編

主に本州・四国で車と写真を撮るスポット紹介(兼プチ観光案内)シリーズ第1弾、青森編です。

東京から大阪への移住が決まり、自走で観光できてないけどめちゃくちゃ良さそうな青森県に最後に行っておきたい…

そんな思いから、転居直前に行った旅でした(隙あらば自分語り)

東京都の秋葉原(以前の居住地)から青森市内まで、約700km程度…移動だけで1日を使います。下北半島と津軽半島で1日ずつ、計4日間の旅程でした。大阪から行ってたとするとさすがにキツい。冗談抜きで1000kmあります。

最初の目的地は、十和田湖でした。撮影に選んだ場所は子ノ口港というところです。最初の目的地なので感慨深いものがありましたが、まぁよくある湖畔の風景ですね。

子ノ口港からすぐ近くにある林道に小さな滝が多く、見所になっているようです。一応すれ違いはできる狭い道路で、ちょっとした待避所や路肩的なところに駐車して徒歩で散策するような場所です。車と滝で撮影するスポットを探すのは少し難しそうです。一応、筆者は白糸の滝という滝の前で撮影しました。

天気悪いですね。気象兵器による攻撃でしょうか?


次は、八甲田の麓付近ある城ヶ倉大橋です。気象兵器によって観光を阻まれたので、なーーーんも見えません(笑)
ちなみに「気象兵器」というのは、陰謀論を嘲笑する皮肉としての表現です。インターネットのしょうもないネタなので、「たまたま運悪く天候不良だったんだな」という意味としてご理解ください。

なお、最終日にリベンジをして大勝利しました。撮影場所は下の地図の通りです。マジで霧が発生しやすい場所なので、撮影の可否は運に左右されます。見晴らしが良く人気の場所なので、写真の駐車位置に他人の車が停められていることもありえます。歩いて橋を散策する人もいるので、その人が戻ってきて出ていくまでこの場所に停められない可能性もあります。その時間も想定した旅程を組むことをオススメします。

ちなみに車と写真撮る事はできませんが、八甲田山からの景色もよいですよ。ロープウェイがあるので簡単に登れます。



なお、八甲田付近には有名な酸ヶ湯温泉もあります。「さんがゆ」ではなくて「すかゆ」と読みます。最初、さんがゆって読んでました(照)
うろ覚えなんですが、この温泉確か混浴になってます。男女の湯のそれぞれ手前側は異性側と隔離されてて、奥の方で互いの湯が合流する混浴ゾーンになってた気がします。湯あみも売ってますし冬行ったときはめちゃくちゃ湯気が出ていて視認性めちゃくちゃ悪かったので、混浴に不安がある人も安心かなと思います。ただ、夫婦・カップルで行って混浴ゾーンで落ち合うのは少し手間取るかもしれません。

ちなみに酸ヶ湯温泉、冬に行くと最高に風情がありますが、当然クソ寒いですし道中はこんなんです。決死の覚悟で行きましょう。


観光の道中ですぐ食えそうなご当地B級グルメを探し、昼飯にしたのが「黒石やきそば」です。焼きそばに出汁を入れて食べるという珍しい料理です。



腹を満たした後はまた湖。ホントに自然風景が好きな奴だな。
十三湖にある今泉PAという場所(有料道路ではないです)からはこんな写真が取れます。ベンチ直上の構造物と奥に見える山影が同じように見るようにできていて、ユニークな写真が撮れます。それ以外は身も蓋もないんですが、やっぱりただの湖の景色です。良い景色なんですけどね。

1日目の最後に行ったのは、津軽半島北部の龍飛埼灯台。駐車場手前のこの景色からは、「このセカイに存在してるのは自分だけなのでは?」みたいな気分になれます。ポスト・アポカリプス系作品の主人公ぶりたい人にオススメです。



ちなみに龍飛埼灯台から海沿いに東に走ると、偶然綺麗な夜景を見つけました。ありふれた小さな停泊所の夜景かもしれませんが、こういうのを見慣れていない乾いた心を持っている東京人はこれくらいの海の夜景で感動してしまうのです。

さて、1日目の観光が終わったところで宿の紹介です。

着いたのが夜で付近が真っ暗だったので駐車場所が舗装されている事に気が付かず、芝生の上に停めてしまっていました

翌日に下北半島にフェリーで向かうために、港の近くにあった「おだいばオートビレッジ」というオートキャンプ場です。コテージもあります。

このコテージ、本州の真ん中あたりでは見たことないくらいの破格の料金で充実した設備を提供してくれています。1階の居間は何人でも入れるくらい広く、2階も落ち着いて眠れる綺麗な部屋とベッド。実家のような安心感(死語)でコテージ泊キャンプができますよ。なんか最近キャンプをする美少女を描いた萌えアニメ?が人気みたいですし、感化されたオタクくんにもオススメ。


2日目、蟹田港からフェリーで下北半島に向かいます。人生で初めてフェリーに車を格納させたので、少しワクワクしました。フェリーに車を載せて観光することからでしか摂取できない栄養素ってあると思うんですよ。



下北半島に上陸後、陰湿な気象兵器で土砂降りに見舞われて白い車体がティラミスのように汚れましたが、大間に着く頃には快晴に。
誰もが知るマグロの聖地は本州最北端。最北端の碑の目の前はカーブで道が狭く交通量も多いので、他人の迷惑を考えられる人間にとっては車との撮影が難しいです。バイクなら停められます。マグロ食べた店の名前は忘れてしまいました…君だけのお気に入りの店を探そう!(丸投げ)

画像の左奥に立っている柱のようなものが本州最北端碑です



その後は恐山とむつ湾展望台に行きましたが、車との写真という基準では可もなく不可もなくといった写真しか取れません。恐山は車の写真関係なく行って楽しい場所ですけどね。三途の川もありますし、橋を反復横跳びして彼岸と此岸を行ったり来たりできます。

恐山の駐車場です
恐山です
三途の川です。すみません、うそをつきました。侵入できないので反復横跳びできません。
この展望台、景色はいいですが車と一緒に取る角度は取れません



下北半島、いいとこいっぱいあるんですけど、車と景色で撮るにしてはなんか1日目に比べてちょっと物足りないなと思った人、いるでしょう。筆者もそう思っていました。

ただですね…




実はですね…





なんと…



もったいぶるだけの景色が、"此処(ここ)"に在った…

場所は、尻屋埼灯台。


この景色がどのように素晴らしいかを語る言葉は必要ない。
一番行くのが面倒な場所にして、青森一番のお気に入りの場所です。というか今まで行った日本の場所の中でもかなり上位を争うくらい好き。
ちなみにこの灯台に行くためには門を通る必要があって、夕方以降は閉鎖されます。
灯台のすぐ目の前の車道には駐車禁止と大きく標示があります。入場門が閉鎖されて(入場門と退場門の閉鎖時間は15~30分ほど差がありました)ほぼ誰もいない時間帯になったら停めて車と写真撮っても咎める人はいないでしょうが、駐車禁止標示の上に堂々と置かれた車を撮ることになります。それ以上は何も言いません。


青森の景色と車の撮影は、ここまでです。いつか東京に戻って住むことがあれば、もう一度尻屋崎灯台に行きたいです。



以下、おまけです

陸奥横浜駅。なんか、人生?とか言われてるアニメの聖地となってる菜の花畑があるらしいです。
大間のマグロを使った鮨です。このマグロづくしは5000円程度で食べられます
鮨の店、外観です。おいしいですよ
青森では朝ラーメンという文化があるらしいので、地元民ヅラして朝に食べました
「朝にラーメン食べるのは青森では常識」と、地元民&食通ぶれるようになれました。やったね


青森市内にあるお土産やさん、アスパム物産の駐車場です
青森の土産おいしすぎて欲張ると数万円は飛んでいきますよ、覚悟しましょう
三内丸山遺跡もあります。古代人ぶりましょう

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