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車と風景の撮影スポット紹介⑲ 石川編

主に本州・四国で車と写真を撮るスポット紹介(兼プチ観光案内)シリーズ第19弾、石川編です。


正直、石川県に行くまで石川のコトなめてました。


「魚と米と酒がめちゃうまそう。え、でもそれ以外になんかあんの?」


富山の時と同様に、それが初めて北陸に行くまでの印象でした。


そんな誤認識を抱き続けていた贖罪として、石川の魅力、語ろ~~!(中学生のお泊り会)




しょっぱなから衝撃的なやつ、きますよ。
もしあなたが石川に行ったこと無ければ、以下の写真は見ないでください。絶対に石川に行きたくなってしまいます(クソ広告)



金沢市内から北に車で約30分程度のところにある「千里浜なぎさドライブウェイ」です。なんと車で砂浜を走れるという夢のような場所です。撮影場所は明示しません。6km程度ある砂浜の全てが撮影場所です(控えめに言って最高か?)


「え~、でも車体底面や足回りに砂が付着して~、ほっといたら車が錆びちゃうし、なんか洗うのめんどくな~い?」という現代っ子のみなさん。

つか現代っ子とか言うけどね、いまや中年層の仲間入りしてる平成初期生まれの人たちだって現代っ子呼ばわりされて育ったんですよ。現代っていつからいつまでなんですか?(唐突な発作)



ハァハァ…(発作、鎮静)


…という現代っ子のみなさんに朗報です。

ぬかりはありません。近くの「道の駅 のと千里浜」に、無料で車体下部の洗浄ができる装置があります。


でも、だからって車汚しまくったら汚れは完璧に落ちないかもしれませんので、ゆっくり走りましょう。下手くそなアクセルワークでホイールスピンとかさせたらあかんですよ。筆者はずっと徐行して汚れを最小限にしました。




次は…ジークフリートラインに行きましょう。


…え?


世界一長いベンチです


「オタクくん、ジークフリートラインって、なに?????ワーグナー?」


ややっ!!だだだってェ!!!!!広大な草原に竜の歯(戦車などの車輛兵器の侵攻を妨害する目的で地面に埋め込まれる障害物です)、こりはどう見てもジークフリート線でェ!!!!!!!
(※参考画像)


こういうこと言ってると、一生モテません。気を付けましょう。


なんか地面に沢山置いてある撒菱(まきびし)みたいなやつは、透明なカバーのついたちっちゃな電灯です。夜は小さな明かりが沢山点灯し、綺麗な海岸線になるんでしょう。


ちなみにこの長いベンチと車との撮影ですが…「やろうと思えばできるのかもしれない」です。詳しくは現地に行って自分で確認してみましょう。バイクなら撮れそうです。筆者は撮っていません。
下の写真は長いベンチ手前の駐車場です。google mapにはのっていないので、下で示した交差点を西に曲がってください。細い道ですがスカイラインの図体でも行ける程度です。めんどかったらすぐ近くの道の駅に停めましょう。


ちなみにそこの道の駅では醤油ソフトクリームとかいうのが売っています。
ソフトクリームに醤油かけただけで絶対マズいと思ってヒヨった筆者は友人から一口貰ったところ、普通にみたらしのタレでした。確かに醤油だけどさぁ…なんかそれズルない?



次はトトロでも見に行きましょうよ。

トトロに見える岩です。撮影場所は岩の少し南から。眼球の部分はトトロに模して人為的に付けられたのだろうと鋭い分析(当たり前)。
子供を連れて行くと、きっと大はしゃぎして学校で自慢してくれるのではないでしょうか。てかZ世代ってジブリとか観るんですか?



昼食には輪島で食べたおすし。どこで食べるか決まってなかったので、友人が持ってきてくれたガイドブックに載ってた店に行って「情報」を食べてみました。情報の味がしました。




次は世界農業遺産(そんなんあるんだ)の白米千枚田。海のすぐ側に田んぼというあまり見ない光景。俺バカだからよぉ…地理とか農学のコトよくわかんねぇけど、難しいんだろ?海のすぐ側で米作るのって。

車との撮影はこんな感じ。休日はそこそこ賑わっていて、渋滞とまではいかなくても満車に近い状態が続くので、この位置で両隣空いている時に撮りたいなら平日か休日早朝狙いがいいでしょう。頑張って棒を使って高い位置から撮影しても田の一部しか写りませんけどね。


なんかココ、進次郎が名誉会員?とかになってるっぽいです。

おぼろげながらにプリンを食べろという天啓が浮かんできたので、お米プリンをセクシーに食べました。



筆者が行った車と撮れるスポットは以上です。能登半島広いので、他にも寄れるところたくさんあると思います。




以下、その他の観光情報です。


見附島です。一目見て軍艦みたいだな~って思って友達に言ったら、軍艦島という名前もついているみたいでした。軍艦島と言えば長崎じゃろがい!

読者氏~!軍艦島の排水量は何トンだと思うでござるか?


茨城編で紹介した偕楽園に続き、日本三大庭園とか言われる兼六園。



石川のグルメ情報です。

ちなみになんの変哲もない金沢カレーは東京でも食えるんで、カレー以外のご当地モンを食べ尽くして何も食うものが無くなったら食べましょう。

まず、金沢といえば海鮮、鮨。日本海側に比べて栄えている太平洋側が日本海側にどうあがいても勝てないものの一つが海鮮。「乙女寿司」という人気店に予約しようとしたら1か月半前でも間に合わなかったので、「八や」という鮨屋を予約。酒とコース合わせて1万円後半くらいとお手頃価格で全米が泣くおいしさ。握りもつまみも100点満点で1億点!カウンター6席のみでしたが、一応テーブル席もあるらしいです。会合とかでテーブル席使いたい場合にはお店側に伝えるといいかもしれません。

普通の民家のような住居だけど、隣に駐車場があるので車との記念撮影は可能。


12時の位置の鯖から時計回りに、下のネタ表の右から同順
行った当日の仕入れネタ


皆さん、「ハントンライス」って知っていますか。知りませんよね。
なんか金沢のご当地B級グルメらしいです。オムライスになんか揚げ物のっけましたみたいなやつです。なんか店内には「芸能人が来た!」みたいなサインとかテレビ番組のスクショとか沢山ありましたけど、芸能人って仕事ならどんなものでもおいしいと言うのであんまアテにしない方がいいです(ネットで真実くん)。

食う前から味の予想がついて、実際に食すと予想通りの味です。大盛にしたのですが、満腹ではなく単調な味に飽きて食べきるのがややしんどかったです。
店によってはケチャップではなくミートソースがかかっているところもあるらしいです。ケチャップよりは食べやすそうですね。


最後に「ホワイト餃子」の紹介です。ホワイト餃子って何がホワイトやねんって思うじゃないですか。調べてみると、この餃子の作り方を教えてくれた中国人の姓?名?が「白」だったかららしいですよ。そりゃわからんて。

「第7ギョーザの店」という店が金沢にあります。これがうまくて…ドライブ旅行だったのでビールの誘惑に耐えるのが大変でした。通常の焼き餃子の大きさをイメージして、一人15個とライス大盛で楽勝だろとか思ってた注文したら普通の餃子の倍以上の大きさで、一同凍り付きました。おいしいので無事たいらげました。ちなみにめちゃくちゃ人気で並びます。おいしけど観光客が困るからたかが餃子にそんなに並ばないでほしい(ポジショントーク)。




米・酒・海鮮という北陸の揺るぎない美食だけでなくご当地B級グルメも備え、雄大な自然に日本三名園の一つも擁し、車で入れる貴重な砂浜まである石川県。訪れてみると普通に日本でトップレベルの観光的魅力がある都道府県だということに気づくので、田舎だとナメてかかってると思い知らされますよ。

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