「色を着る」を作品にしてみたお話 #5 Lime
こんばんは、グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
シリーズ第5回は「黄緑」の作品です。
黄緑のキーワード&コンセプト
黄緑を考えるにあたってのキーワードは、
「爽やかさ」「フレッシュさ」。
草原のような爽やかさ、果実のようなフレッシュさをコンセプトにしました。
こんな作品になりました
アイテム選びと考え方
元々私物で持っていた黄緑のブルゾンから、考えていきました。
(ちょうどセールでサイズ違いが手に入ったので、それを軸にしています)
シルエットが柔らかめだったので、直線的なラインが出やすい細めのストールを取り入れました。
使ったアイテム
・黄緑のブルゾン
・オフホワイトのカットソー
・茶色のパンツ
・黄緑のストール(私物)
色彩的には、土と草原のような自然かつフレッシュな感じでまとめました。
明るいホワイト、ダークトーンの茶色、ソフトとブライトの中間のようなライムグリーンで、明度グラデーションにしています。
アナザーカット(別案)
黄緑のアイテムは数が少なく、ポージングや表情の違いのみとなりました。
裏話
黄緑は背景そのままにフレッシュなライムをペイントで使いました。
スカッシュっぽいイメージになって、色相のイメージがより強調できたかなと思っています。
黄緑をYellow Greenではなく、Limeとしたのは、文字が長くなって1行に収まらなかったためです。
時期的な問題か、黄緑のアイテムがあまり見当たらず、
バリエーションが作れなかったがちょっと残念でした。
自分で着る時は
黄緑はリフレッシュしたい時によく選びます。
明るい色合いなので、黄色と同じく楽しい気分になります。
そのまま明度を落としていくと、オリーブやカーキの色彩になるので、秋口のキーカラーにもなってくれます。
明日は「緑」のアートワークです。お楽しみに。
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