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#20  「ノベライズ」という手法が新鮮:「文芸II-4(小説の技法)」オンデマンド講義

「文芸II-4(小説の技法)」は、Webスクーリングの前に、オンデマンド講義動画を視聴するスタイル。
講義中にいきなり課題を出された場合、時間も気になって、課題に集中できないこともあるけれど、動画を視聴して、その中で課題を出してくれれば、腰を据えて課題に取り組むことができるし、その後のWebスクーリングで講評いただければ、理解を深めることができるわけです。
これまで、対面での講義にせよ、オンライン講義にせよ、2日間での集中講義ばかりだったので、このスタイルは初めてで、新鮮さがありました。
 ※ なお、ウェブスクーリング(WS)科目という科目があり、「テキスト読んで講義動画を見る→レポートを書く→講評動画を見る」というスタイルになっていますが、文芸コースのカリキュラムマップを中心に履修していたところ、今のところ、ウェブスクーリング(WS)科目がなかっただけです。教養を広げるための科目があるので、今後、履修していこうと考えています。

 
さて、講義のやり方は、さておき、講義の内容です。
この講義では、小説を執筆していく上で必要な要素、書く前に決めることを小説の技法として学びます。
語りの視点や文体、書き出しと書き終わり、ストーリー、シーン、時間の管理、キャラクターなどなどです。
一部は、過去の講義でも聞いたことがある事柄だったりもしたわけですが、とりわけ面白いと感じたのは、シーンのノベライズでした。講義では、漫画から1シーンを引用してきて、そのシーンを小説のように書いていくという課題に取り組みました。「小説を書く」といった行為を、文字・言語の中でしか考えられていなかったのですが、漫画みたいな視覚的なイメージから「小説を書く」といった手法は考えたこともありませんでした。シーンを想像して、キャラクターの動きを想像して、言葉を紡いでいくことを試したいと思います。

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